第9部 幻(フレア) 第1章 午前10時の少年 | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー
本田絵里の家でみずほと絵里はテーブル座り、テレビをつけたまま、自分の世界でお絵描きをしていた。みずほは時折、テレビに目を向けては教育番組をみたりしていた。

「はい、今日はこれで番組はおしまいです。全国の小学生の皆さん、よい夏休みをー!」教育テレビのお姉さんは手を振った。番組が終わると川柳の番組に切り替わり、絵里はリモコンでチャンネルを変えた。絵里は適当にチャンネルを変えていくとニュース番組に切り替えた。

「はい、ここからニュースです。3日前、愛媛県松山市で小学校4年生の蔵田悠人くんが家に戻らないまま行方不明になっています。現地から中継です。藤村さーん」

みずほと絵里は思わず顔を見合わせた。

「隣街じゃん!!」絵里はみずほに問いかけた。

「うん」みずほも絵里に首をふった。


<3日前にこの小学校に通う蔵田悠人くんがこの校門を出てから家に戻ることなく行方不明になっているんです>テレビのワイドショーの女性は淡々とニュースを伝えているがみずほも絵里もすぐ近くの隣の街での出来事にいささか驚きを隠せずにいた。

ふたりはテレビに釘付けになってみていた。

「ねぇ、となり街のあの校門ってうちの名門でお金もちが通う学校じゃない?」絵里はみずほにいった。

「たしかに!たしかに!唯一のおぼっちゃま学校じゃん。えー、あそこの子が誘拐されたってことはやっぱり、金目的の誘拐だよね!!」

「うん、それしかないよね。普通男の子って誘拐するかな?女の子ならほら、いろいろ理由がありそうだけれど、小学校4年生っていったらそこそこ大きいし、乱暴目的ではないと思うし、もしそうならかなりの変態だろうし、やはりあそこは県で唯一のおぼっちゃまだから、身代金目的かなぁ?」絵里は空想しながらいった。

「どうだろう?でもなんか怖いねっ!」みずほはしみじみいった。

「ホント、ホント、明日は我が身じゃないけれど、気をつけなきゃね」絵里もうなづいた。

<それでは夏休みになりました。夏休みのお子様たちの為に夏休みといえば、お化け屋敷・・・という訳で今日はお化け屋敷の特集です!!>

「あっ、あっー!!」みずほは突如素っ頓狂な声をあげた。みずほの突然の奇声に絵里は戸惑いを隠せないようにみずほを不思議そうな目で見つめた。

「ど、どーしたの?」

「今、思い出したの!!」

「何を?」

「向かいの家でみた幽霊のことを!」

「みずほちゃん、幽霊をみたの?」

「うんっー!それもラジオ体操から帰ってきたばかりの10時ごろに二回もみたの!!」みずほは思い出すとおぞましそうに両腕をさすった。

「どんな風にみえたの?」

「窓ガラスが数センチ空いていてこちらを覗き込むようにこうやって見ているんだよ」みずほは下から上を見上げるような真似をしてみせた。

「誰か人が来ていたんじゃない?それか、無人家ならば他の子が上がって遊んでいたんじゃない?幽霊は窓ガラスを開けて覗きこんだりしないでしょ。誰かがいて、遊んだりしていたのよ」絵里は冷静に分析するようにいった。

「そうなのかなぁ?それにしても行方不明になった男の子の写真が出ていないね。一刻を争うのにね」

「まだ、出す決心がつかないのかもね」絵里は少し心配そうに呟いた。

「こんな狭い田舎でこんな事件が起きるなんて、世も末だね。東京とかならまだわかるけれど、こんなど田舎だよ。コンビニが駅前にあるだけのこんなちっぽけな街だよ。お墓もたくさんあるしね、隣街だって、たいして大型スーパーがあるくらいで本当に何にもないのにさ」みずほは溜息をついていった。

「本当に何にもないよね。働く場所もないから東京に流れこんでいくんだよね。ここで働けるのはコネのある公務員か議員とか工業地帯の人間とかそんな人間(ひと)しか潤っていないのよ。ほんの一握りの人しか豊かに暮らしていけないのよ」絵里も頷きながらみずほの言葉にうなづいた。

「だからいろいろ不満を持っているものも多いのよ。犯罪とかは都会より田舎の方が多いって前にテレビでみたことがあるよ」絵里は解説するようにいった。

「でもピアノを習わせてくれているんだからみずほちゃんは親に感謝しなきゃね!」

「絵里ちゃんはピアノとバレエを習わせてくれることに感謝しなくちゃね」

「みずほちゃんだって、ピアノを習っているじゃない。感謝しなくちゃねっ」

「あっ、今日は夕方からピアノ教室があるから、行く前に練習したいから今日は早めに帰るね」

「うん、わかった」絵里はニコッと頷いた。


p.s

1月はもう終わります。なんか冴えないなぁって思っていましたが、去年の1月より全然マシなことに気がつき、、去年1月は災難続きでメンタルがやばかったのですが、今月は低空飛行でも微妙にいいこともあったし、去年より全然マシ!ということで、後厄の1月は去年の本厄の1月よりまだ緩い方なので、そこまで落ち込んでないです。また今年を年初めに占ったら、去年よりいいそうです!去年は秋ぐらいから運気がよくなっていきましたが、今年は運気の停滞は2〜3ヶ月くらいかなぁって言われました。今年は特に芸術関係が去年よりよいみたいですカナヘイきらきらカナヘイきらきら去年は12年に一度の大達成の年と言われ(六星占術では)、かたや一方では本厄という年で、どちらかという本厄の方があたっていたと思います。でも2度目の本厄が終わったことで、そのことだけでも気が楽になりましたキラキラでも私は希望を持っているんですよ。1月にある日、私はまだまだ書いていける自信がある、って何故か強く思えたんですよ。ふと、強く思ったというより、自然と思えたんです。あと夢だったシャンプーのリンスの作り方もわかったし、、いやー、シャンプーとリンスを自作のものを作って、それが髪に馴染んだら本当に最高ですよ。敏感肌で普通のシャンプー、リンスが使えなかったんで高いんですよ。普段使っているものが。だから髪に馴染んでくれたらいいなぁって今からすごくワクワクですカナヘイうさぎ敏感肌にキーになるオイルがホホバオイルなんです。あとスクワランもあったら最高ウインク夢は広がりますな。。スクワランとかホホバオイルは高いよー。これで失敗したら高い材料費が。。大泣きうさぎでも成功したら、、これはデカイです。ハイリスク、ハイリターンです。


p.s.2   今日は初めて鍋で石鹸を煮出して作りました。初めてです。鍋で作った理由は鹸化を早くするためで、今までの石鹸は電子レンジでチンをして作ってましたが、本当の意味で鹸化していなかったようなんですアセアセアセアセなので石鹸専用の鍋を買い、今日「黒糖&コーヒー石鹸!」を鍋で煮て作りました気合いピスケ


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じゃーん。これは石けんですよ。鍋で初めて煮る!!

そして型入れに。。

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こんな感じです。1時間後が楽しみです。やる気なしピスケ
                                ↓
これはすごーい!!
鍋で煮て作った石けん。超ー綺麗。今までの石鹸とは比べ物にならないほど綺麗だカナヘイきらきらカナヘイきらきらこれすごーい。鹸化を早く進めるには直火でもいけるとかかれてあったから直火で作ったら、凄いね。炊飯器でふかして作った人のブログではキレーな石鹸で、ただ、炊飯器でやる勇気はなかったので1000円くらいで鍋を買ってきて作って直火で作ったけれど、こんな凄いキレーな石けんができるとはウルトラびっくり。幸せ〜カナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイきらきら

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一晩寝かせて今朝、切り分けてみました。

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黒糖&コーヒー石鹸、、鍋だし石鹸、大成功ですてへぺろうさぎカナヘイうさぎわーい!