第8部 悲しみの雨 第15章 君の心の中に | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

ただいまの電車が大幅にダイヤが乱れています。

(間に合うか?間に合うか?なんで面倒なお客にひっかかってしまったのだろう?)愛歩は必死に土砂降りの中を走っている。愛歩は腕時計に目をやると、何とか間に合いそうだった。愛歩はあとこのオーディションの為に必死で減量を続けてきたんだもの。愛歩はあと一歩で舞台女優として花が開くかもしれない、あと少しなのに。

愛歩は小走りで駅に着くと駅の中はたくさんの人たちでごった返していた。

(まさか)愛歩は駅の電光掲示板に人身事故による<遅延>の文字が鮮明に刻まれていた。


いつもそう、何かを頑張ろうとするとあだになってしまう。人に親切にしようと思うと裏目に出てしまう。心とは裏腹な現実ばかりだよ。愛歩は訳もなく誰かに語りかけている。

あふれるように希望を抱いていても、現実は泡が一つ一つ消えていくように何も残らないから虚しくなってくる。愛歩は誰かに魂の思いの丈を語りかけている。

ーつまらないよ。ないものねだりなのかもしれないけれど・・・。ほんの束の間の夢だったー

ブルルー、ブルルー、ブルルー、デジタル時計が鳴っている。愛歩は眠たい目で寝ながらデジタル時計の時計を止めた。目を開こうとしても眠たい目は再び閉じてしまう。

(起きなきゃ、起きっ・・)

ー私は今も君の心の中にいるよ・・ー

愛歩はそっと目を開いた。


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p.s
昨日、夕方頃から石鹸が作りたくて、作りたくて、うずうずして、自分じゃないみたいにそわそわ、心あらずで自制心で大変でしたが、、わざわざ器材を帰りに遅いのに、買いにいき、急遽チョコレート石鹸を作り、かなり気持ちが落ち着きましたー!なんかすごく血が騒いだんですよ☆なんか好きなことをするとホッとするぅー!好きなことも出来ずにいると、何の為に生きているんだろう?ってレーゾンディーテルな気持ちになったりしますが、、ほんのささいなことでも自分の好きなことをやるだけで大分、、気持ちが違いますっ。好きなことをできるためなら頑張るしかないって思えるからそれこそが大切なことだと思えてくるんですよ。小さくまとまっていますが、前世、石鹸職人だったことがあるのでしょうか?(笑)愛歩の成し遂げたい夢は石鹸職人でもいいような気がしてきた。だって壮大な夢って難しいよつ!上の月の写真は何年か前のスーパームーンですクローバークローバー
私は今も君の心の中にいるよ!って、、タイトルに無理やりつなげていますが、、何気に好きなフレーズです音譜石鹸づくりの達人たちのHPとかみていると、、本当に美しいものが多すぎです!美しい石鹸をみているだけで運気が上がりそうです。苛性ソーダを使わない美しい石鹸にMPグリセリンソープがあります!少し材料費がかさみますが、、今度、「美しい石鹸」に自然の四つ葉のクローバーなどを🍀使って作ってみようと思いますニコニコ