ブログ小説 トライアングル エピローグ折角の休みなのに午前中も急用で急いでめぐ未は待ち合わせ場所に急いだ。スクランブル交差点の向こうに勇起が微笑んでいる。あの日、病院で見た夢に似ている。 けれどめぐ未の気持ちはそれ以上に弾んでいる。信号が青に変わった。無邪気な子供のようにめぐ未は人波の中を一秒で早く会いたい一心で小走りで歩く。そんなめぐ未に勇起も一歩ずつ彼女だけを見つめながら 近づいていく。 終わり。