ロカビリー青春白書 -115ページ目

★タイトルが薔薇&ROSEのうた - 邦楽80's編 - PART 6

1989 - ROSÉCOLOR - 中山美穂 ※アイドル歌謡曲
「ROSÉCOLOR」(ロゼカラー)は、中山美穂の15枚目のシングル。

1989年2月21日リリース。(作詞:康珍化、作曲:CINDY、編曲:鳥山雄司)

 

 

今作品は、化粧品会社資生堂 '89春のキャンペーンソング。CMには中山自身も出演。
売上枚数:27.7万枚。オリコンランキング週間1位、年間27位。

 

 

作曲をした“CINDY”が、91年発売のアルバム 『Don't be afraid』、及び97年発売のアルバム 『Surprise』 でセルフカバーをしている。

 

 

CINDY、シンディ(本名:山本真裕美)、(1958年5月5日生 - 2001年12月没)。

神奈川県出身、日本のシンガーソングライター、作曲家、作詞家。

1984年にTVアニメ 『うる星やつら』 4代目OP曲「Chance On Love」でデビュー。


 

作曲家としては、中山美穂へ 

88年7月、13thシングル「人魚姫 mermaid」

88年11月、14thシングル「Witches」(第15回 決定!FNS歌謡祭グランプリ受賞)

89年2月、15thシングル「ROSÉCOLOR」

90年3月、18thシングル「セミスウィートの魔法」

などの楽曲提供。中山に提供した楽曲は、好セールスでオリコン1位を記録している。

 

そして、様々なアーティストに1990年代後半まで多くの曲を提供した。

アイドル歌謡を邁進していた中山美穂を、“角松敏生”に次いでアーティスティックな音楽性へと導いた立役者である。
 

この他、1986年から1989年まで“山下達郎”のコンサートツアー及びレコーディングにコーラスとして参加しており、80年代という早い段階から多重録音によるコンテンポラリーかつ高度なコーラス・ワークを行っていた。
また、1980年代後半に放映されていたブルボン「Bit」のCMソングも歌っている。


 

2001年12月に、移住したアメリカのロサンゼルスで“癌”で死去。

その後鬼籍に入ったことについては、中山美穂が自身のファンクラブ会報誌にて明かした。
 

中山美穂、1970年3月1日生まれ、東京都小金井市出身、女優、歌手。

愛称は“ミポリン”。実妹は女優の中山忍。
作詞をする時は、「北山瑞穂」と「一咲」(Issaque)というペンネームを使用していた時期もあった。
 

 

85年1月、TBS系ドラマ 『毎度おさわがせします』 のツッパリ少女・のどか役で女優デビュー。

 

 

同年6月、1stシングル「C」でアイドル歌手としてもデビュー。

 『第27回日本レコード大賞・最優秀新人賞』 受賞。また『第23回ゴールデン・アロー賞・最優秀新人賞』も受賞。

 

 

続いて10月、2ndシングル「生意気」リリース。オリコン週間シングルチャートで8位を記録。


 

12月、ヒロイン(今日子)役で初出演した映画 『ビー・バップ・ハイスクール』 が劇場公開されて大ヒット。主題歌は自身出演の、3rdシングル「BE-BOP-HIGHSCHOOL」。

 

 

第1作となる本作品のヒットを機にシリーズ化され、1988年まで全6作品が制作され"不良映画"の金字塔的作品となった。また、日本映画史上最も成功した漫画原作映画の一つといわれる。

 


86年には前年以上の活躍を見せ、ヒット曲を連発。トップアイドル歌手として多くの歌番組に出演。そして、この頃から日立製作所や資生堂など大手企業のCM出演も多くなるなど、名前も全国区となる。



この年の2月発売、4thシングル「色・ホワイトブレンド」は、自身が出演したCM、“資生堂 '86春のキャンペーンソング”。CMのキャッチコピーも曲タイトル同様「色・ホワイトブレンド」。

 

シンガーソングライター・竹内まりやが楽曲を提供し、中山のシングルでは初めて売上20万枚を超えた。

 

 

5月発売、5thシングル「クローズ・アップ」は、初めて財津和夫が起用された。(作詞:松本隆、作曲:財津和夫、編曲:大村雅朗)

 

 

そして、7月、6thシングル「JINGI・愛してもらいます」リリース。

8月、自身出演第2弾の東映映画 『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌』 が公開。本曲が、主題歌に起用。


さらに8月発売7thシングル「ツイてるねノッてるね」が大ヒット。

 

 

“資生堂 '86秋のキャンペーンソング”に起用され、CMには中山本人も出演した。

『第28回日本レコード大賞・金賞』 受賞。各音楽ランキングで初めてトップ3入りを果たした。



10月には、フジテレビ系ドラマ 『な・ま・い・き盛り』(木曜8時枠の連続ドラマ)に主演。

 

ドラマの主題歌「WAKU WAKUさせて」(11月発売8thシングル)が、86年12月度月間1位を記録、中山自身にとって週間・月間を通して初の首位獲得曲となった。

 

この年の 『FNS歌謡祭・優秀歌謡音楽賞』 を受賞する。

 

 

 

同時期に、日本TV系ドラマ 『セーラー服反逆同盟』 に出演。

しかし 『な・ま・い・き盛り』 との収録の絡みのため終盤戦(全23話中19話から)から出演。フジテレビ系ドラマ 『スケバン刑事』 シリーズに対抗する形で制作された。

役名、山縣ミホ (赤いバラを武器に戦う。)

 

 

★内容

腐敗した、黒鳥学園高校にのさばる校長一派を倒すため、暗い過去と秘密を持った少女達が“セーラー服反逆同盟”を結成、白いセーラー服にド派手なメークで素顔を隠し学園を救うために、悪に立ち向かう青春アクションドラマ

最高視聴率15.3%

 

 

翌87年4月に放送され高視聴率を獲得した本人主演TBS系ドラマ 『ママはアイドル』 の役柄・中山美穂の愛称“ミポリン”が、実際の中山の愛称としても定着した。

主題歌に3月発売9thシングル「派手!!!」を起用。


 

 

7月、10thシングル「50/50」リリース。作曲は、小室哲哉。

音楽ランキング番組 『歌のトップテン』 で初の首位を獲得、翌週も首位を守り2週連続首位獲得となった。当時、首位の報せを聞いた中山は泣いてしまったという。

 

 

10月、11thシングル「CATCH ME」リリース。自身主演のフジテレビ系ドラマ 『おヒマなら来てよネ!』 (10月~12月放送)の主題歌に使用。

中山にとって初のオリコン週間首位獲得曲。

 

 

 

 

シンガーソングライター角松敏生をプロデュースに迎え、この曲を収録した翌年2月発売の6thアルバム 『CATCH THE NITE』 も1位を獲得した。




88年2月、12thシングル「You're My Only Shinin' Star」リリース。

前年10月発売の前作「CATCH ME」に続きシンガーソングライター角松敏生をプロデューサーに迎え、2作連続でオリコン1位を獲得した。

 

1988年2月29日付オリコンチャートで、当シングル及びアルバム 『CATCH THE NITE』 のLP、カセット、CD各部門で1位を獲得した。この年の第30回日本レコード大賞金賞受賞。



7月、13thシングル「人魚姫 mermaid」発売。本人主演TBS系ドラマ 『若奥さまは腕まくり!』 の主題歌。

 

『ザ・ベストテン』では2回返り咲き1位を記録。ここから、連続シンガーソングライターCINDYが、てがける。

 

 

88年11月、14thシングル「Witches」リリース。前シングル「人魚姫 mermaid」に続くフェアリーコンセプトに基づく作品。『第17回FNS歌謡祭・グランプリ受賞』。

 

この曲で 『第39回NHK紅白歌合戦』 に初出場し、以後7年連続で出場した。

 

89年1月、フジテレビ月9枠のドラマ 『君の瞳に恋してる!』 に主演。

男性だけではなく女性からも憧れを誘う存在となって、以後、その月9枠の常連となり、主演が7作品と、女性では最多を記録している(男性を含めると木村拓哉に次ぐ第2位)。

また、主演と主題歌を担当した作品も4作で、最多である。以来、女優と歌手を両立。

 



 

同年2月、15thシングル「ROSÉCOLOR」リリース。“資生堂'89春のキャンペーンソング”。CMには中山自身も出演した。

 

87年の11thシングル「CATCH ME」から本曲まで5曲連続オリコン週間シングルチャート第1位を記録する。

 

7月、16thシングル「Virgin Eyes」リリース。中山が昔から好きだった杏里チームによる作品。表題作は本人主演の東宝系映画 『どっちにするの。』 の主題歌。

 

年末の 『第40回NHK紅白歌合戦』 にはこの曲で出場し、作曲を担当した杏里が曲紹介をした。

 

 

90年代に入り、80年代にデビューした多くのアイドルが女優もしくはバラエティーアイドルへと転向を図る中、年1本の連続ドラマ、映画、CM、アルバム発売、コンサートツアーと、歌手業と女優業の両立を維持する




90年1月、17thシングル「Midnight Taxi」から92年4月、24thシングル「Mellow」まで8作品が高セールス、上位ランキング。




そのなかで、90年10月発売の20thシングル「愛してるっていわない!」が、本人主演のフジテレビ月9枠のドラマ 『すてきな片想い』 主題歌に起用。

 

 

 


また、翌91年11月発売の23thシングル「遠い街のどこかで…」も、本人主演のフジテレビ系テレビドラマ 『逢いたい時にあなたはいない…』 の主題歌に起用される。

 

この曲はクリスマスソングであり、歌詞の内容は主題歌に使用されたテレビドラマの内容とリンクされ、遠距離恋愛のカップルを歌ったものである。

また女優としても92年1月、NHK大河ドラマ 『信長 KING OF ZIPANGU』 (主演:緒形直人)に、ねね(木下藤吉郎の妻)の役で出演。木下藤吉郎役は、仲村トオル。



92年10月、WANDSとの25thシングル「世界中の誰よりきっと」が、180万枚を超える売り上げ、オリコン最高位1位を記録。

 

そして、自身主演のドラマ、水曜劇場 『誰かが彼女を愛してる』(フジテレビ系列)とのタイアップとなった。

 


誰かが彼女を愛してる - OP

https://www.bilibili.com/video/BV1RW411e7EV/

94年2月、28thシングル「ただ泣きたくなるの」が、100万枚を超える売り上げ、オリコン最高位1位を記録。自身単独名義での初ミリオンヒットとなる。

 

この曲も本人主演ドラマ 『もしも願いが叶うなら』(TBS系列)とタイアップ。浜田雅功との息のあった掛け合いの良さが評判となり平均視聴率17.8%を記録した。

 


そして、前出の「世界中の誰よりきっと」と合わせると2曲目のミリオンヒットとなり、80年代デビューの女性歌手でミリオンヒット2曲は初の快挙で。

 

現在までにこの快挙達成は中山美穂と今井美樹の2人だけである。そして、88年より7年連続で紅白に出場。



95年には、主演映画 『Love Letter』 で 『ブルーリボン賞』 ほか各 『主演女優賞』。


96年11月、シンガーソングライターの岡本真夜とのコラボレーションによる「未来へのプレゼント - 中山美穂 with MAYO」リリース。

「世界中の誰よりきっと」以来4年ぶりとなる他アーティストとのコラボレーション名義である。

 

本人主演のフジテレビ系ドラマ 『おいしい関係』 主題歌に起用。

 


97年の 『東京日和』 で、『日本アカデミー賞・優秀主演女優賞』 を受賞。


98年10月、連続ドラマ 『眠れる森』(フジテレビ系)に主演。木村拓哉と共演し、最高視聴率30.8%を記録。



99年9月にリリースした39thシングル「Adore」が、現時点での最後のシングル発表曲である。以後、歌手活動を休止。


 

 

2001年4月、主演ドラマ 『Love Story』 の平均視聴率が20%越えを達成。

これにより1980年代、1990年代、2000年代の三世代で主演ドラマ平均視聴率20%越えを達成した唯一の女優となる。

 


 

その後も 2010 『サヨナライツカ』 2017 『貴族探偵』 2018 『黄昏流星群』 などの映画やドラマに出演。

 

 


 


 

 


2019年12月、歌手活動を再開し22ndアルバム 『Neuf Neuf』 を発表。

 

 

2020年12月にデビュー35周年記念盤 『All Time Best』 をリリース。