EV論議を傍から見ていて(私は積極的ではないアンチ側) | 身の丈の幸せ

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趣味の映画、テレビドラマ、ブルースについての雑感を中心に日々思うことをぼちぼち書き綴ります。

竹田恒泰の切り抜きチャンネルをよく見ているからか、YouTubeのトップページにEV関連の動画がたくさん表示されます。
竹田恒泰チャンネルをよく見ていることもあり、私はどちらかというと懐疑派です。


今日の朝、ABEMAのロンブー淳や竹中平蔵が出ていた動画を見てみました。淳はテスラ乗ってるんですね。EV乗ってても特に問題ないという意見でした。


いろいろな論点があって、どちらとも言えないとは思うのですが、なぜか一番気になることが抜け落ちているのうな気がします。
EVって不便じゃね?ということ。


私は一度リーフの助手席に乗ったことがあります。真夏の暑い日に。しばらく走っていたら「充電減ってきたのでエアコン切ります」と言われました。初EVの私は「ウソっ」と思いましたが、運転手はいつものことなのか平然としていました。
それと、このあいだ観たノルウェードラマで、刑事か記者か忘れたけど、夜行きたいところがあって駐車場行ったら、充電が残り18%しかなくて行くのを取りやめたというシーンがありました。それはそれで終わったのですが、「え、明日にしていいの?」と思った私はおかしくないですよね。


そこで思ったのは、EVに乗っている人はそういう状況を不便とは感じていないんだな、ということ。洗脳とまでは言わないけど、いつの間にか慣れちゃってるんだろうね。あるEVでドライブしました動画を見ていたら「結局SAで充電に1時間かかりました」とあっさりと片付けてそれ以上それには触れませんでした。そのことを不便とは思ってないんだな、とびっくり。


ロンブー淳もそのような普通は不便と思うようなことを不便だ思ってないのかもしれないな。


高齢者の免許返納が問題になってるけど、最初から免許を持ってない人は免許がないことを不便とは感じていないんだよね。似たような感覚なのかな。


私はEVの不便さも気になるけど、それよりも運転中ずうっと充電の残りを気にしなければならないのが無理。私の性格だとドライブを楽しめないと思う。


ABEMAの動画で、誰から強制もされないのにガラケーがスマホに変わったように、自然にEVに変わっていくという結論で終わったけど、ちょっと違うと思った。スマホは機械オンチには難しいという点を除けばデメリットないもの。


そういえば、その動画でもそうだったけど、最近EVを語るときにエコという観点から見なくなっているような気がします。


で、EV乗っている人が良く口にするのが加速がいいということ。この日本で加速がいいってそれほどのメリットかなぁ。たとえば、時速300キロ出るんだぜと言っているようなもので、「だから何?」と思うのは私だけかな。

このあいだまで観ていたドラマ『シリコンバレー』でテスラを買うエピソードがあったんだけど、テスラが超高級車扱いでやはり加速がすごいと言っていました。そのテスラをすぐに全損させてしまうのはさすがアメリカ。(『VIVANT』のカークラッシュでは10年落ちのトヨタのセダンしか壊していなかったことを思い出した。ほんと日本のドラマは西部警察から進歩してない。すいません、関係ないですね)


私はまだしばらく10万キロ超えたグレイスハイブリッドに乗り続けます。