サバイバー 宿命の大統領 シーズン2 | 身の丈の幸せ

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趣味の映画、テレビドラマ、ブルースについての雑感を中心に日々思うことをぼちぼち書き綴ります。

シーズン1は、テロリストを探し出すという大きな縦軸があって、それを中心にさまざまな事件が起こるというもので、24もどきの雰囲気があってなかなか楽しめました。
ところがシーズン2ではまともな縦軸がなく、それこそ一話完結のような感じで進んでいきます。はっきり言って面白くありませんでした。
結局裏切りに次ぐ裏切りで、飽きてきます。それに議会をはじめ、周りは全部敵状態で、ホワイトハウス関係者以外はすべて信じられないという状況。そのホワイトハウス内にも裏切者がいるのでは、という疑念が続きます。面白くなってもいいはずなんですが……
何よりも魅力ある登場人物がいないというのが難点。大統領も清廉潔白なので、応援したくなってもいいはずなのに、ずうっと白けた感覚が続きます。
シーズン1は24もどきと書きましたが、シーズン2はザ・ホワイトハウスもどきと言っていいかもしれません。ただ、面白さはザ・ホワイトハウスの足元にも及びません。シーズン3で打ち切られるのも仕方ないかな、と思いました。
そして、エンディング。またかよ、もういい加減にしてくれ、と言いたくなります。
マイケル・J・フォックスがグッド・ワイフとまったく同じ演技で登場してきたのには笑いました。
(全22話 / 2017 / 吹替)★★☆☆☆