二月に入り今日はポカポカ暖かな陽気。
しかしながら、明日からまたしばらく最高気温10℃下回る日もチラホラあるそうですし、、
ここ数年本当読めない気候が続くだけに
何かとアウターが手放せないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ただそろそろ秋冬の色合いや素材感にも飽きてきて、
気分的にも 重い(重さ・色合い・素材感) 洋服から軽やかな洋服へとシフトしつつある。
店頭でもそうしたお客様も増えてきたように感じます。
そんな春の気配を感じ始める今時期にオススメなのが
"Ventile Fabric" をあしらったジャケットたち。
オススメな新商品ご用意致しましたので、
順を追ってご紹介して行きたいと思います。
ヴェンタイルと言えば 100% コットンの超長綿を、
(Wikipediaより引用)
織り機の密度を限界以上に上げて織り上げることで
生地の密度を高密度にして防水性や撥水性を高めた英国発祥の生地。
水を弾く機能以外にも "通気性/透湿性" にも優れた高機能ファブリック。
50's Vintage RAF Air Crew Ventile Parka Extreme Cold Weather Coat
元来は英国空軍 (RAF) のパイロットに向けて
快適&安全性 を求めて開発された高機能ファブリック。
↑のコールドウェザーパーカーも言わずと知れた名品ですね。
不時着による海への着水時にはパイロットの生存率が10倍にもなったという逸話もあり、
救命具としても活躍したり多方面においての機能を発揮ベンタイル。
その歴史はミリタリーに止まらず、
探検家で最も偉大な人物としてギネス認定されている
冒険家 サー・ラヌルフ・ファインズ も愛用していたそう。
過酷な環境下でも確な機能性を発揮し、
ヘビーデューティーさが魅力のベンタイルを使った、
90's~ Old Country Innovation Double Layer Ventile
"Rover Jacket" Made in Scotland
Color : Olive , Size : XL
Price : ¥128,000 (Tax in ¥140,800)
オススメなヴェンタイルジャケットたち。
襟高なフードにハンドウォーム x フラップポケットが配された
英国フィールドジャケットならではなデザインが魅力のこちらは
現存する英国アウトドアーウェアブランド Country Innovation のオールドモノ。
国内流通数は少ないためまだまだマイナーだと思いますが、
その歴史は 1966年 と創業50年近く続いている老舗。
フードを開くとハイネックな襟元がお目見え。
実はこのフード、デタッチャブル仕様なので
外せばスタンドカラーのようなデザインにもなる
一度に二度美味しいナイスデザイン。
フロントジップを開けるとなんとなんと、
表も裏も英国製ヴェンタイルがあしらわれたダブルレイヤーベンタイル。
100% コットンならではな滑らかな肌触りが楽しめて、何より暖か。
パデット仕様(中綿入り)じゃないので
(174cm , 63kg)
ウェイトも重くなく、サラリと快適な着心地も魅力の一品。
サイズはXLとそこそこ大きめですが、
今の気分で言えばこのくらい余裕あるサイズ感もアリですね。
変わり種の好きな方は、
90's ~ Vitnage Hilltrek Ventile Jacket Made in Scotland
Colour : Olive , Size : 38
Price : ¥78,000 (Tax in ¥85,800)
こちらの一品もオススメです。
英国老舗アウトドアウェアブランド Hilltrek の90'sオールド物。
前述 Country Innovation と同様にヴェンタイルウェアを得意としており
今でもクラシックなアウトドアウェアを作り続けています。
襟高フードは襟なかにグルグルっと収納すれば
スタンドカラーのようにもなる気の利いたナイスデザイン。
年代はさほど古いモノではありませんが、
時を経たヴェンタイルはやっぱり別格な雰囲気。
100%コットンならではなパッカリングや、
ヴェンタイルならではなマットさと
微起毛がかった風合いが最高。
(174cm , 63kg)
ライニングにはドリル生地のような柔らかなツイルがあしらわれており、
サラッと軽い着心地も魅力の一品。
春先の羽織りものとしても使いやすい一品に思います。
サイズ合う方はこの機会にぜひいかがでしょうか。
Vintage Billingham Single Layer Ventile Hooded Jacket
Colour : Faded Navy , SIze : Approx M~L
Price : ¥58,000 (Tax in ¥63,800)
こちらも珍品好きな方に刺さる一品かと。
一見ワークウェア/ファイヤーマンジャケットにも見えるこちら、
なんと BILLINGHAM の一品。
内タグ等見当たらずパッチだけ後付けされたかのようにも思えますが、
ステッチが他箇所と同じ糸使っているのでオリジナルと推定しています。
ビリンガムといえばバッグで有名ですが調べてみると
ヴェンタイルウェア も作っていたみたいですね。
（現在では恐らくディスコン)
ヴィンテージヴェンタイルウェアは過去にも数多く取り扱ってきましたが、
毛羽立ったこのフェード具合、
ここまで雰囲気よく育ったヴェンタイルは個人的に初見。
ヴェンタイルってこんな風合いになるんですね。。最高。
ヨーク淵にはリフレクターテープが貼られていたり、
安全面も考慮されたディテールやブランド背景
(174cm , 63kg)
フォトグラファー向けに作られていたのかもしれないですね。
表記等見当たりませんがおおよそでMくらい、
コンパクトなサイズ感ですので
ミッドレイヤーにも無理なく挟めそうな一品。
珍品好きな方、ぜひいかがでしょうか。
英国アウトドア/カントリーウェアブランドのヴェンタイルといえば、
3 Crest Vintage Barbour "Ventile Jacket" Made in England
Colour : Olive , Size : 46
Price : ¥178,000 (Tax in ¥195,800)
忘れてはいけないのが Barbour社のこちら。
希少な Ventile生地が使用された "Ventile Jacket"。
欠損しがちなフードやチンストラップも付属した
バキバキなデッドストック~ミントなコンディション。
同社ベンタイルモデルといえば Endurance ですが、
スタンダードなポケットだと縦型ハンドウォームですが、
コチラは傾斜のついたフラップ付きハンドウォームポケット。
ポケットの形状が違うだけなんですが、
勇ましさが増すとでも言いますでしょうか。
三角フラップがシンメトリックに4つ並ぶその様は
ヴィンテージミリタリーウェアにも通づるカッコ良さがあると思います。
当時ハイエンドラインとしてリリースされていただけに、
アクションプリーツ入る凝った作りこみや、
ライニングにも別色のヴェンタイルが採用。
ダブルレイヤーになった贅沢仕様。
またこちらは PADDED (中綿入り) になるモデルですが、
薄手なので厚みはさほど気にならないかと。
(174cm , 63kg)
表記サイズ 46 と大きめな響きなんですが、
個人的には迫力ある1着なのでジャストサイズを選ぶより
2サイズアップぐらいでたっぷりと着こなしたい気分。
ただ、胸板あまり無く華奢な自分だと着られている感否めないので、
(173cm , 75kg)
体格の良い高野が着用するとこんな感じ。
大きめサイズですがウエストドローコード絞ったり、
着こなし次第で雰囲気よくお召しいただける1着だと思います。
ご納得いただける方は抑えておいて損無い一品です。
Outer : 90's~ Old Country Innovation Double Layer Ventile "Rover Jacket" Made in Scotland
Shirt : S H made in Japan Trucker Shirt "Brown Check"
Knit : Gicipi Made in Italy "PITONE" Boat Neck Wide fit Milano Rib Knit Tee
Pants : All American Khakis Bedford Cord Pants "Original Fit" Made in USA
Shoes : J.M. WESTON Golf Derby MADE IN FRANCE
濃いめなオリーブカラーはやや重たさもあるので
インナーやパンツには季節感あるコットン生地のアイテム、
かつハイトーンなアイテムを合わせて春らしく。
気になる商品ございましたら是非店頭にてお確かめ下さい！
以上商品紹介でした。
それでは！また明日。
SATO