連日いい感じの陽気。
朝晩は冷えますが、日中はお散歩日和ですね。
とのんびり過ごしていると
11月も暮れなことに気づく今日この頃。
パンパンのダウンやヘビーコートを着ている人。
Tシャツ、シャツで軽快に闊歩している人。
寒くなったとは言えど、まちゆく人の恰好も相まって、
なんだか中途半端な気温にも感じます。
ですが店頭のお声をスタッフ伝いで聞くと、
"急に寒くなって何から買い揃えればいいか分からない"
という方が多いとの事。
確かに急に寒くなって、冬支度されていない方が多いのかも。
かく言う僕も日々のスタイリング &
何を最優先に購入するか迷っていますが、
そんな僕と同じお気持ちで取捨選択に迷っている方は
こんな "一石二鳥な洋服" がおすすめです。
ライニング付きの暖かい洋服。
ゴアテックスなどのハイテク素材の温かみとはまた異なる
ライニング付きの ローテクな暖かさ。
包み込むような 暖かさは ローテク素材の方が、
より如実に感じられるのかもしれません。
そんなローテクな暖かいライニング付きアウターは、
グリーンとネイビーのミリタリーウェア。
北欧スウェーデン軍とお馴染み英国軍のミリタリー。
ヘビー級とライト級の凸凹コンビで、
ご紹介していきたいと思います。
Dead Stock 60's~ Vintage Swedish Army M59 Field Coat
with Lining "One Washed"
COLOR : Green , SIZE : C48 (C148) , C50
PRICE : ¥24,800 (Taxin ¥27,280)
英国や米国とはまた異なるオリーブカラーに
迫力ある井出立ちの スウェーデン軍 M59コート。
ボリューミーな面構えはそれなりに重そうに見える
というか重いのですが、
Sweater : 23AW Jamieson's Sweater
Pants : 23AW Berwich "Ardbeg"
裏地を取り外せばライトウェイトコートに。
重さの原因がフカフカボアライニングですが、
実はこれもこれで実用的。
例えば Barbour のライニングを単体で
チョッキ代わりに着てる方もいらっしゃいますが、
スナップのオスが付いているだけなので、
基本的にカスタムでもしない限り、
前を閉じれない 正真正銘のライニング。
ですがこちらの M59 はボタン付き。
更にはボタンホールも付き、前閉じ可能。
袖までライニングで、ジャケットとして着れる
ハイスペックライニング とはこの事ではないでしょうか。
前述バブアーやミリタリーのライナーを
"ハオリとして着るスタイル" はありますが、
こちらはほぼ ジャケット というか コートですね。
一枚でサマになります。
Parka : moc T "Loopwheel Hoodie Pullover"
Trousers : 80's RAF No.2 Dress Trousers
表でも裏返してでも着れるリバーシブル、ではありませんが、
ツイル面を表にすればそこはかとなく感じるモッズパーカー感。
ボアライニングの表面、チェストにはタブが付きますが、
ボタンを留めればかわいらしい雰囲気。
こんな感じで結んで頂いても良さげかと思います。
ちなみにこのタブはシェルとライニングを装着して着用した際に
暑いときはこんな感じで肩掛けできるような仕様になっています。
暑がり & 寒がりな ワガママボディの 僕もこれでラクチン。
60年代当時のヴィンテージウェアですが、
タフな環境にも適応できるように考え抜かれた
当時のサプライヤーの意匠も感じる作り。
さてライニングの話しで熱くなりましたが、
肝心なシェルの話しに戻りましょう。
襟元にはチンストラップも付いていますので、
襟を立たせてチンストも留めて。
ウエストのドローコードをぐっと絞れば、
ストームコートやディスパッチライダーコートを彷彿とする
端正なシルエットにも変化する M59。
シェルは着方が様々、ライニングもコートとして着れて、
いろんな顔を見せてくれるスウェーデン軍 M59。
サテンにもほど近い光沢のあるツイル、
細番手ながらもがっしりと安心感のある生地は、
ミリタリーウェアらしい堅牢な存在感を放つ魅力的な一品。
173cm / 75kg
サイズは C48 (C148) と C50 。
着て改めて分かりましたが、
そこまで大きなサイズグレードの差はないかも。
小柄な方や女性は袖をまくってオーバーサイズで着てもいいし、
ガタイの良い方まで着れるたっぷりなサイズ感。
個体によって発色の微々たる違いはあると思いますが、
そのあたりは是非店頭にて見比べて頂ければと思います。
さて一方こちらは薄いライニング付きジャケット。
- Royal Air Force General Purpose Jacket -
英国空軍の General Purpose Jacket。
恐らく Anytime Anywhere などこでも使えるジャケット、
所謂、作業着的なジャケットという認識の General Purpose Jkt。
Royal Air Force General Purpose Jacket
with Lining
Color : Navy , Size : 107M , 107L , 112M
Price : ¥7,800 (Taxin ¥8,580)
ショート丈、リブ付きブルゾンのシンプルな面構え。
エポーレットが付いているのでミリタリーと分かりますが、
パットみ軍物とは分からないくらいミニマル。
英国のライトウェイトブルゾンといえば
バラクータの G-9 ハリントンジャケットですが、
Knit : WILLIAM LOCKIE Cashmere Sweater
Pants : Vesti Sweat Pants Made in Italy
こちらは冬用のブルゾンで ウール×ポリ混紡生地。
厚手な生地ではありませんが、
+ライニングのおかげで程よい暖かさを感じます。
近年代ミリタリーらしい
良い塩梅のチープな感じが好きです。
気を使わず着れそうな良い雰囲気。
ライニングはベルクロで取り外すタイプで、
薄いワタのようなインサレーションが入っています。
ベルクロ留めのみの簡易的な仕様なので、
前閉じはできませんが、
Coat : 80-90's Vintage Henri Lloyd "Dubble Layer Ventile"
チョッキとして合わせるとカッコいいですね。
度甘なケーブルニットとか合わせると
ベルクロが引っかかりそうで怖いですが、
引っかからないようなスウェットやTシャツ、
アウターの上からご着用頂ければ問題ないかと思います。
着用モデル : 173cm / 75kg
これもあまりサイズ感が変わらないな (笑)
全てややがっちり体系の僕が着て↑の感じですが、
体感 112 R のサイズは横幅にゆとりあり。
前述バラクータ G9 よろしく
裾リブで全体のバランスも良い感じに収まりますので、
ミニマルなシルエットがお好きな方は必見では。
以上商品紹介でした。
そういえば明日は祝日ですね。
いつも通り曜日感覚を忘れていました(笑)
お休みの方も多いと思いますので、
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
皆様のご来店をこころよりお待ちしております。
タカノ