哀しいほどに重たい映画でした。
でも、青年の澄んだ瞳、明日への希望を持つ勇気、
そして、恋人の愛、と観る者に救いを与えるような、
そんなやさしい映画でもありました。

このところのイギリス映画には素晴らしいものがあるように思えます。

日本でいえば「少年A」
主人公ジャックを演じるアンドリュー・ガーフィールド、
なんと素晴らしいかったことでしょう。

なんで? なんで? 

だんだんと謎は解けていき、そして、衝撃のラスト、

なんと過酷な世間なのでしょう。

始めから終わりまで、其処彼処で涙ウルウルでした。

Monody-BOY A  
Monody-BOY A 2
  
公式サイトhttp://www.boy-a.jp/home.html

監督: ジョン・クローリー  
原作: ジョナサン・トリゲル
2007年 イギリス 上映時間: 1時間47分 配給: シネカノン

久しぶりのフランス映画、それもコメディ、そして
それもディスコムービー、ディスコミュージックオンパレードの・・・

DVDラベルがラベルだけに躊躇はしたものの、「う~~んニオう」
この直感頼りにレンタルしているのですが、BINGO!
Monody-DISCO  
Monody-DISCO
 初代ディスコを遊んだ世代なのでその後の変遷も「遠巻き」に「参加観覧」
トラボルタの「サタディーナイト・フィーバー」から30年。
当時のディスコボーイは40歳代というから・・・・アララ


仏ノルマンディーの港町、ル・アーヴル。四十男の主人公は負け犬人生”を送るディティエ。
自称ニックネームは“ディティエ・トラボルタ”ファッションは70年代そのもの、
ピチピチのLeeに「スタン・スミス」、全編通して流れる音楽は
懐かしいEW&F、ドナ・サマー、ビージーズなど70年代ディスコナンバー。

Monody-DISCO
スパンコールのジャケットやジャンプスーツに身を包み、
ステージ狭しと「当時」を踊りまくる「ビー・キング」の3人。
生き生きとした表情で華麗に踊る3人とその立役者たち。

これは一見の価値あるDVD、
決して郷愁からではないですよ。
  http://www.disco-movie.jp/

「DISCO ディスコ」(2008年、仏)
監督:ファビエン・オンテニエンテ
出演:フランク・デュボスク、エマニュエル・ベアール、
   ジェラール・ドパルデュー、ジェロム・レ・バンナ


またしても「地球が静止する日」をレンタル、見ました。

すでに二作の「地球が・・・・」を見たのですが。
これはキアヌ・リーブスがクラトゥの本チャン作品です。

なかなかよかったです。が、
最近の映画特有の「お終い」の仕方。
たたみ込むようにすんなりと終わってエンドロール。

でも、この作品では許せました。
ストーリーの中で結構「フムフム」と納得できる物があったので。

Monody-地球が静止する日


キアヌ・リーブス、「スピード」の頃に比べると雲泥の差でよくなりました。Monody-クラトゥ



「地球を人類から救う・・・」まさにその通り・・


リドリー・スコット監督の作品なのでみたかった。
そして、ラッセル・クロウが出てる、でも、ディカプリオ、
だけど、CIA物・・・・・やっぱり見なくては、やっとレンタルして見ました。
Monody-ワールド・オブ・ライズ 

おもしろかったぁ・・・・なのですが、
後半の後半まではあまり詳細まではわからないながらも
手に汗にぎる、状態で見入っていて、「これはいける」と思っていたのですが、
「なんでそうなるのよ。」
という展開に・・・・・

どうして彼女を守るかねぇ? 世界を救うんだろう? なんで? なんで?

と言う具合にやっぱりアメリカ娯楽映画、そんなに緊迫しているのに彼女出現?

ここでちょっとダウンしてしまいました。

監視システムも、もう目新しいものでもなくワクワクしないし、

いいテンポで面白く展開してくれて、このまま終わればよかったのに・・・

でも、ディカプリオ、だんだんとよくなっていくではありませんか!?
個人的評価ではディカプリオとキアヌ・リーブスは低かったのですが、
両者ともに意外や意外、いいではありませんか。



終わってしまった「インベイジョン」
あんなに期待をして見ていたのに・・

それってないよ、え!?それで終了?!
オイオイ、で一体何だったの「水中の光る物体」は?
え?!ラーキンは死んだ?
Monody
それとも、また水中から生き返る?・・・

と言う具合に裏切られてしまいました。

何だったの、このドラマは・・・
Monody-ディヴ

彼(ディヴ)だけが終始「まとも」だったような・・・
見ていてイライラしなかったのは彼だけでしたね。

GyaOの火金配信も終わってしまって当分TVドラマは見ないぞ!
と心に決めた最終回でした。
Monody-インベイジョン

ヒョんなことからこのTVシリーズを見てみました。

アメリカに限らずTVドラマリーズというのは
極力レンタルしないようにしているのですが・・・

何故って、一度見始めたら全てのドラマシリーズは「24」になってしまいます。
「24」時間眠れない状態になる勢いで見てしまうのです。

だから、よほど出演者の好みが合う、
ストーリー性と好みが合う、見ていてイヤになる俳優陣ではない・・・etc.
という条件がそろえば「ER」「24」「インベイジョン」そして
ずいぶんと遅れてみた「冬のソナタ」などがあるのですが・・

Monody-クローザー

スィーツがやめれないブレンダを見て確認したいこどが持ち上がったので、
あまり好きではないような気もしましたが、見ました。

何で? これです。 これを食べているかどうか確認したかったのです。

Monody-ding dongs
食べていましたね、たしかに。
スィーツ依存症だとか・・・確かにそうですね。
このDing Dongsのクリームを指につけてなめるぐらいですから、かなりです。
Monody-Ding Dongs

アメリカのお菓子はとにかく甘い。とはいっても、
どこの家庭にでも「代々のレシピ」がある、と言っても過言ではない「ブラウニー」
これは、とてもおいしい!
このブラウニーを甘いミルクチョコでコーティングして、
ブラウニーの上にチョコッとのせる生クリームをぎっしりと詰めて・・・
ロッテのチョコパイと森永エンゼルパイを足して割って甘くしたような・・・
そんなお菓子がこの「Ding Dongs」

アレって何を食べているの?あのお菓子が食べたい!
という大人の生徒に聞かれて見た「クローザー」
スィーツ腹になったみたいに、もう満腹です。

ジェイソン・ステイサムを見たさにレンタル。
この手のカーアクション系はどうも苦手なのですが、
ジェイソン・ステイサムがカーレースとなると「見なくては!」
http://www.deathrace.jp/

Monody-ジェイソン・ステイサム

ですが、レビューとか口コミとかの評判に反して、
どうもダメでした。「ジェイソン、カッコいい~」にはならず、
カーアクションなのに「手に汗にぎる」にもならず、
淡々と見て終わってしまいました。


たしかに「アメリカ映画万歳」的な一大娯楽映画なのですが、
「ノリ」で見てしまえ! 的なところが「ノレ」ないときにはのれないもので、

きっと、違う気分の違う日に見ると「やっぱ、ジェイソン、カッコいい~」になるかも。

その昔にみた「マッドマックス(1979)」や「ローラーボール(1975)」、
70年代のこの二作はド派手だけどストーリーに「芯」があって面白かった。

同じ近未来アクションなのに今一ノレなかったのは年のせい、かな

あ~~、私の中でジェイソン・ステイサムが終わってゆく・・・・

Monody-ローラーボール これもリメイクされましたね。そして、「Ⅱ」が出たマッドマックス
Monody-マッドマックス

「史実に基づいた映画」というのは好きなジャンルなので、
ついつい手にとってレンタルしてしまうのです。

「ヒトラー」作品はその中でも数多く観てきました。
今回の「わが教え子、ヒトラー」http://www.cinemacafe.net/official/waga-oshiego/#

Monodyこういう事実があった、ということ。
それをフィクションたっぷりで描いた史実に基づいた作品

第2次世界大戦末期のドイツ、闘志を失って心身を病んだ状態のヒトラー。
そして、彼にスピーチを教えることになったユダヤ人元演劇教授。
5日間でヒトラーを再生させるために、
強制収容所から送られた一人のユダヤ人。
家族を収容所から救い出すか、それとも、ヒトラーを暗殺するか・・・
その苦悩というものが、
ヒトラーを矯正する二人だけの時間に描かれているのですが、
これが、ユーモラスにさえ見えてしまうのです。
芽生えたものは何かしら・・・

一人の人間が一人の人間の内面のある部分に触れたとき、
「許容」できるスペースが生まれるような・・・・


「アドルフの画集」を見て、この作品を見ると、
ヒトラーという人物がある一本の線で繋がれていくように思われます。

どちらも、ヒトラー映画には欠かせない作品

Monody-アドルフの画集 
非情残忍な独裁者になる以前、
画家を志していた若きアドルフ・ヒトラーに焦点を当て、
架空の画商マックス(ジョン・キューザック)との出会いを通して、
トラーが形作られていく過程を描き出したフィクショナル・ドラマ。

マックスのアドバイスに耳を傾け絵画に打ち込むアドルフ。
一方で持ち前の弁舌を買われ、反ユダヤの演説を行うアドルフ。

少し、似通った雰囲気が感じられます

トム・ハンクスの「天使と悪魔」の公開が近いので、
やっぱり出ました、便乗のよく似たタイトルの新作DVD。

スペイン・メキシコ合作の映画らしく、
言語はスペイン語、映画もサントラはそれなりにスペイン映画してました。

Monody-天使VS悪魔
パッケージもそれなり・・・
スペイン映画は「オープン・ユア・アイズ」がお薦めで、
あなどれないスペイン映画なのですが・・・

これはどうも何と言うか・・・
カルト集団を描くには中途半端、謎の解き明かし方は中途半端、
インターポールまで登場、なのに、中途半端に女性が現われるし、
中途半端に警察は主人公を追いかけるし、あっちいったり、こっちいったり・・

オカルト的でもなく、イルミナティ的現実的でもないし、

まあ、ストーリーを追いかけなければ、というか、
スペイン映画、としてだけ見ればそう悪い出来ではないのですが・・・
テーマがテーマだけに、ちょっと見るほうが期待してしまうのですね、
いくら「紛らわしい作品」といえども。

原題は'El Último justo'


クリストファ・ウォーケンの大天使ガブリエルは怪演技です。
「ディア・ハンター」で見て以来、実にいろいろな作品で見かけるのですが、
どの作品ででも、どことなく「怪演の快演技」で存在感はもう十分。

Monody-ディア・ハンター

ロシアン・ルーレットのこのシーンは凄い迫力でした。
サイゴンの病院を退院した後のニック(クリストファ・ウォーケン)は
人が変わったようになって、廃人とも狂人とも言えるような生活ぶり。
きっと、クリストファ・ウォーケン以外ではこの狂気の沙汰はムリでしょうね。


そのクリストファー・ウォーケンの狂気は大天使ガブリエルとなって
天国での戦争に勝利するため、人間の中でも最悪な魂を奪いにくるわけです。

Monody-ゴッド・アーミー
天国での戦争を引き起こしたガブリエル、
天使、悪魔、人間の三つ巴の戦い、という壮大なテーマな割りには
その地は田舎町、というのがいいのです。
そして、車を運転できないから、と臨終間際の人間を物色して、
血だらけのシャツのままダイナーに死人と座るガブリエル。
なんともB級ユーモアたっぷりのシーン、こういう見せ場って好き。

天使たちは「酔いどれ天使」のようにカッコよく、
ヴィゴ・モーテンセンの悪魔ルシファーはアラゴルン(ロード・オブ・ザ・リング)を彷彿させ

Monody-アラゴルン

何だかワケわからないうちに、すっかり天使や悪魔に
魂を吸い取られてしまったように見入ってしまいました。