ビーガンかマクロビか!? | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

今日のお話は「ビーガン・ベジタリアン」
ビーガン・ベジタリアンの人にはNGだけど、健康のためには少しのショコラはむしろ⭕️
精油をチョコレートに配合して、香りでこころを美しくするコンセプトです!

 

先日、お友達と近所のカフェに行ったところ

その日はメニューがすべて「ビーガン」「ベジタリアン」でした。

 

ビーガンはお肉・お魚などはもちろん、乳製品もナシですね。

ベジタリアンは乳製品はOK。

 

そのカフェは平日に行った時はお肉、お魚もあったので

週末だけそうなのかもしれません。

私たちは特にビーガンでもベジタリアンでもないので

少し、面食らったかも??

でも、わざわざビーガンカフェ、ベジタリアン料理を食べない2人なので

「逆にこういう機会でもないと、食べないかもね」

なんていいながら、美味しくいただきました♡

 

その友人が、つい最近、お友達の家でディナーしたそうなのです。

奥様が日本人、旦那様がフランス人で、お子様もいるそうです。

で、その旦那様がビーガンで、奥様が「やんなっちゃう・・・」

ということでした。

もちろん旦那様は自分用にビーガン料理を作って食べていて

でも、お子さんたちは旦那さんの作ったお料理は食べないとか。

 

私自身、昔マクロビにはまったこともあり

雑食→マクロビ→ベジタリアン→雑食

という変遷で、なんかいろいろ共感ポイントがありました。

 

多分ね、旦那様がビーガンじゃなくてマクロビだったら

日本人の奥様も少しは楽なんじゃないかなと思うんですよね。

マクロビは結局、日本発祥なので、食材が日本のものが多いし

わたしたち日本人にもなじみがあるんですよ。

奥様も、同じお料理の「お肉抜き」みたいな感じで作れるので

あんまり負担もなく、ほぼ同じ料理を食べることができると思う。

 

フランスは最近すっごくビーガンが流行っていて

そういえば、それに伴ってマクロビって聞かなくなったなーと。

ビーガンもマクロビも動物性食品を一切たべない主義です。

乳製品もとりません。

 

では、何が違うのか?

私が思うに、西洋のお料理から動物性食品を排除したのがビーガン。

日本のお料理から動物性食品を排除したのがマクロビ。

ざっくり言うとこんな感じかなーと。

 

だから、ビーガンの人は

「ケーキ」「チーズ」「ハンバーガー」「ステーキ」

などを「植物性食品」で代用するんですよね。

カシューナッツやお豆腐を使ったホイップクリーム

大豆ミート、大豆チーズなんかを使って

「ケーキ」「チーズ」「ハンバーガー」「ステーキ」

を再現します。

フランス人にとっては、ハードルは低い。

 

対して、マクロビの人は

「ケーキ」「チーズ」「ハンバーガー」「ステーキ」

を「植物性食品」で再現するんじゃなくて

肉じゃがの肉抜き、野菜の煮物、お漬物

と言う感じで、日本の料理から動物性食品を抜いているんですね。

フランス人にとっては

そもそもあまり知られていない日本食から

さらに動物性食品を排除しているので、ハードルが高いわけです。

 

だから、マクロビよりビーガンの方が支持されているんではないかと。

私も、ビーガン料理よりもマクロビの方が続けられると思います。

ケーキを食べたかったら

やっぱりバターや牛乳で作ったケーキ食べたいもん♡

普段は極力動物性食品を取らないと決めていても

「ハレの日だから特別♡」なんて言い訳しながら食べちゃいそう。

(だからよっぽどの「ビーガンである理由」がないとできない。。。)

 

マクロビだったら、日本版ベジタリアンみたいな感じで

結構気軽にできそうですし、甘いものが食べたければ

「白玉団子!」「ぜんざい」「あんみつ」「ようかん」など

動物性食品をそもそも使っていない甘味がたくさんあるので

「ハレの日♡」なんて言い訳しなくても、毎日だって食べてOKですよね。

 

ま、これは日本人の考えなので、フランス人にとっては

あんこなんて不味いという人も多いし

お餅ってゴムみたいで気持ち悪いという人も多いし

難しいですよね。

 

今の私は、マクロビ時代に

それまで知らなかった食材や調味料を知って

お料理の幅が広がり、たまに取り入れています。

ビーガンの料理本なども持っているので

豆乳マヨネーズとか、タヒニソースとかも使いますし

気分によって、お肉ナシにしたり、牛乳→植物ミルクにしたり

バター→植物性油脂にしたり、ゆるゆると変化させて楽しんでいます。

 

この日のカフェでは

「お肉なしのロールキャベツ」と「ミートなしミートローフ」でした。

でも、穀物を代用して、スパイスを多用して

ロールキャベツやミートローフとは別のお料理として

とっても美味しくいただきましたよ。

 

食べ物の主義って、ひとそれぞれに理由があるから

他人がどうこう言うものではありませんが

どんなふうに工夫しているのかは参考になりますね。

私は、たまに食べるベジタリアンやビーガン料理から

いろいろとアイデアをもらっています!

 

パリのビーガン料理のお店、ちょっとリサーチしてみようかな♡



デザートかと思いきや、ビーツとチーズの前菜🧀

チーズなので、これはベジタリアンメニュー❣️