マトリックスの世界まであと何年? | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

お待たせいたしました、私が立ち上げたブランドAroma Pearlの商品が

日本で購入できるようになりました♡

数量限定となっておりますので、ご興味のある方はお早めに♪

 

 

 

年末年始はフランスはCovid-19陽性者が10万人を超え
(その後も勢いが止まらず、結局1日に46万人を記録しましたね😵)

私の周りでも結構な人がかかっていました。

我が家も自分で検査できるキットを買って

みんな陰性だったので、ノエルの家族とのパーティだけは参加。

でも、本当に多いので、その後はほぼ引きこもり生活に。

 

引きこもって何をしていたかと言いますと

映画を観ています。

マトリックス4が劇場公開になったので

最初から観てみようか、と。

 

みなさま、1999年の最初のマトリックス、ご覧になりました?

私は美大で青春を謳歌中だったので

多分、映画館で観たんじゃないかなあ。。。

覚えていないんですよね。

でも、いろいろなシーンは知ってる。

そのシーンをTVの紹介番組で見たからなのか、実際に観ているのか。

どちらにしても、それくらい「よくわからなかった」映画でした。

SFというのは、設定がよくわからないので

いくら日本語バージョンでも、そもそも私の頭では理解が難しい。

 

でも。20年以上前の話なので、その当時のSFも

時代がやっと追いついて

私でも理解できるんじゃないかなーと思ったんです。

ま、フランス語だったので、やっぱり???は多かったものの

結構理解できました!

そして、2003年公開のマトリックス2、3も続けて観ました。

2003年は私はパリに来ているので、映画は観ていません。

きっと1999年の時点で、興味が持てなかったのでしょう(笑)。

 

その数ヶ月前にスピルバーグ監督の

『レディ・プレイヤー』という映画を観たんです。

ご存知でしょうか?

それも、私にとってはわけわからんSFなのですが

ちょっとリアルでした。

もう少ししたら、こういう世の中になるよなーって思ったんです。

 

どういう話かというと、現実世界では冴えない主人公が

仮想空間ではヒーロー、という感じ。

本当の現実世界は、もう希望もなくて惨めな感じなのですが

仮想空間はすっごくキラキラしてリアリティがあるんです。

 

今、ゴーグル(というの?)を装着すれば

その場でゲームの仮想世界に入れる時代ですよね。

遠隔で世界中の人とゲームができる。

この映画の話は、もうあと10年後くらいには

現実になるんじゃないのー?と思いました。

 

マトリックスに戻りますと、やっぱりコレなんですよね。

現実世界でサラリーマンをやっていたキアヌ・リーブスは

そのリアルな現実世界が実は、仮想空間だったと気づかされます。

で、本当の現実世界はコンピューターの暴走により

人間がコンピューターのために奴隷となっている世の中。

その支配主であるコンピューターから人間を解放しよう!という話ですよね。

(私の理解が正しいかどうか、ちょっと自信がありませんが)

 

ここ数年、SF大好きな旦那につきあって

SF映画をいろいろと観てきましたが

「コンピューターの暴走によって人間と立場が逆転!」

「現実世界より、仮想空間の方がリアル!」

っていう設定が多いんですね。

 

そして、2022年の今、まだ人間が奴隷の時代は訪れていませんが

私たちの生活が仮想空間で繰り広げられる日はもうすでに来ていますよね。

 

確かに、Covid-19で2年も自由が制限されていて

旅行もできない、お洒落して出かけることもないからお洋服もいらない

家にいるならPCを見てよう、オンラインで友達と話そうという感じで

自分のリアリティが「ここ」ではなくて「PCの中」にあることが多い。

 

さらに、Covid-19で2年も「物流」も制限されていて

だんだん物価が上がっていますよね。

移動できないのは私たちだけでなく、「モノ」もそうなんですよね。

物価高で、どんどん貧富の差が広がっているとも言えます。

 

ストレス発散に踊りに行ったり、お酒を飲んだりもできない若者。

物価が高くて、家賃が払えない、生活費を工面するのが大変!

なんて話は、毎日のようにニュースから流れています。

彼らがしている楽しみは???ゲームでしょうか?

 

偶然なのかわかりませんが

SFの世界観がここ数年ぐーっと近づいてきました。

だから、20年前に???だらけだったマトリックスも

!!!が多くなっていて、楽しめました(楽しむというのも違うかな)。

単に歳をとって、経験値が上がりわかるようになったというのもありますが

現実社会でちらほらと「このまま行ったらそうなるかも」と思える実感があるんですよね。

 

もちろん「コンピューターの暴走で、人間が奴隷化」というのは

さすがに私が死んだ後の世界であるだろうとは思いますが

私たちの「リアル」を感じる場所が

「ここ」から「PCの中」になっていくのは、時間の問題。

早い人はもうその中に生活基盤を作っていますよね!

 

実際に、仮想空間に家を建てたり、絵を飾ったり

洋服をコレクションしたりできます。

仮想空間の土地やデジタルアートが売買されていますし

大手ファッションメーカーもデジタルな「靴」や「洋服」を売ってたり!

 

そんなことは『どうぶつの森』の中では

もう10年以上前から行われていましたが

あくまで『どうぶつの森』にコネクトしているときだけでした。

 

今は、『どうぶつの森』『**の森』と別々のソフトがあるのではなくて

1つの仮想の街に、みんなが集まっています。

ちょうど、Facebookやインスタをみんなが使っているように

全世界の人がコネクトする大きな舞台があるんですね。

そして私がそこにアクセスしていなくても

仮想の「街」ではふつーに生活をしている人がいて

本当にもうひとつの現実世界となってきているんですよね。

 

先日ニュースで、どこかの会社の面接が

仮想空間で行われているという話をしていました。

その会社に入りたければ

すでに仮想の街に住んでいないといけないわけです!

(もちろんそういう事業をしている会社だと思いますが)

はー、すごいなーと思いましたよ。ここまできているのか、と。

 

さて。これからみなさんはどこで生きていきますか?

キビシイ現実世界?

キラキラした仮想空間?

すぐには切り替わらないと思いますが

こんな世界もあるんだなーと思っていないと

これからの世の中で起きることが

「さっぱりわからん」と置いてけぼりになっちゃうかもしれません。

 

私は様子を見ながら、きっと流れに任せて

いつかは仮想空間にも足を踏み入れるのでは?と思っています。

まだリサーチ段階ですが、せっかくだから

どちらの世界でも楽しみながら生きていけたらいいなと思います♡

現実世界はキビシイときもあるけれど

楽しいこともたくさんまだまだありますものね。

慣れ親しんだ楽しみを謳歌しつつ

まだ知らない、見たこともない楽しみも探求したいな。

 

なんて、年末年始の映画三昧でふと思ったことでした。

 

 

 

仮想空間でも、香りだけは伝わらない⁈