褒めて育てよう! | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

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今日のお話し、IPAP協会に入会したい方はこちらからどうぞ♡

 

 

私が代表を務めているIPAP協会ですが

2月に勉強会をやります。

勉強会は、日頃の「これってどうなの?」

をみんなで調査して解決していこう!というような趣旨で

今回は「他の協会ってどうなの?」がテーマ。

 

IPAP会員のみなさんは

それぞれいろいろな協会に所属されています。

そもそもIPAP協会は、認定講座がないので

ここに集まる方は、どこかしらでお勉強をされて

その協会員として講師をされたり、セラピストされている方が大半。

 

自分が所属している協会のことはわかるけれど

別の協会のことってよくわからないですよね?

私はどこにも所属していないので(IPAPだけ笑)

AとBの違いは、なんとなく見聞きして知ってるけど

実際どうなの?ってわかりません。

 

知ってどうする?ということなんですが

生徒さんやクライアントさんが

お勉強をしたいと相談したときに

「ここはこういう感じ、あちらはこういう感じ」って

明確にアドバイスできたら頼もしい!

 

例えば自分が、いつかアロマを教えたい!と思ったときに

どこの協会で勉強すると、どれくらい時間がかかっていくらかかるのか?

認定校になるためには条件がどうで、お金はいくらかかるのか?

先に知っていた方がいいと思いませんか?

比較してから、目的や予算、内容に合わせて選べますよね。

 

もう勉強している人でも、こちらでもやってみようかなとか

知って損はない内容を、みなさんの所属協会を調査してもらって

比較表を作ろうかなと思っています。

 

で、私自身はどこの協会にも属しておらず

フランスでしか学んでいないのですが

比較の参考になるかなと思って、過去の学校2校調べました。

 

テキストやCertificat(修了証)を引っ張り出してみました。

何時間学んで、何をどういうふうに学んできたのか

ノートや補足資料見ていると、懐かしさがこみ上げてきました!

特に最初の学校は、アロマのこと全然知らなかったので

(でも、いきなりフランス語ではわからないだろうと

ネットなどで予習はしていたんですけれどもね)

初日から「精油の化学」で大変だったなーと思い出しました。

 

フランスの学校って、教科書がないことが多い。

先生がフリースタイルでお話ししていくんですよね。

この学校も、毎月の授業の最終日が終わると

レジュメをメールで送ってきたので

授業のときはテキストなし。ノートを必死に取りました。

抗炎症作用、抗けいれん作用、抗感染作用って

先生が言っていくのですが、フランス語の単語も長く

書ききれないし、本当に大変でした。

 

多分たっくさん聞き漏らしたと思います。

でも、多岐にわたるテーマを話してくださったので

その時は聞き漏らしていても

「アロマにはこういうテーマが必要なんだ!」とわかり

その後、いろいろな文献や書籍、セミナーで

だんだんと補強できたという感じですかね。

 

次の学校は、フィトテラピーとアロマテラピーの授業で

2年間。時間にして975時間!だったので

本当に本当に大変で、テストもものすごい難しかった。。。

これだけの時間があると

医学部とか薬学部の1年生の1学期くらいの内容も

入っているんだと思います。

(もちろん高校の復習もね)

 

特に薬学は、ハーブと薬との相互作用というのも

知識として必要になってくるので

薬の成分と、どんな薬理効果があって

どういう病気に処方されるのか

そしてその相互作用や副作用について学びました。

ここは薬剤師になるわけじゃないので試験には出さないけど

知らないと自然療法士としてはダメですよ、という感じ。

 

もちろん、法規とか、植物分類とか化学とか栄養学とか

健康理論とかいろいろ学び

やっと器官ごとに解剖生理学と

この症状にこのハーブ、精油、ジェモ

ホメオパシーといったレメディのチョイスを学びました。

週末の2日間でしたが

だいたい1日半くらい解剖生理学だったと思います。

 

振り返ってみると、2つの学校では

精油やハーブについて

あまり時間がさかれていません。

「リンデンはこういうハーブです」とか

「ティトゥリーの精油はこういうもの」というのはやらなかった。

それよりも、からだのことと化学成分が重要で

この症状にはこういう薬理作用が欲しいから

その成分がはいっているものをチョイスする、という知識なんですね。

だから、精油やハーブは条件に合えばなんでもいいわけです。

きっと日本とはアプローチが違うのではないかな、と思います。

他の会員さんの調査結果が楽しみです♡

 

と、懐かしのノートやプリントを見て

いろいろと記憶が蘇ります。

「楽しい」という思いが常にあり

でも「大変」「難しい」「フランス語がわからなくて悔しい」

が行ったり来たり。

でもテストはとっても良い成績で(日本人はきちんと勉強するので笑)

卒業ができました。

頑張った自分、今すっごい褒めています!

 

みなさんも同じだと思うんですよね。

アロマでもハーブでも別のことでも

お勉強をして、何か修了証や資格をいただくには

「試験」がありますよね。

その試験勉強、みなさんきっと頑張ったと思います。

子育てしながら、お仕事しながら、時間を見つけて

暗記したり、何度もテキスト読んだり、他の資料を当たったり。

 

その努力の結果、今のみなさんがあるんだと思います。

でも、その努力、大変だったことって結構忘れていますよね。

ぜひその時のことを思い出して、ねぎらってください!

 

私も懐かしの資料を見ながら、自分に自信がつきましたし

「こんなに頑張ったんだから、大丈夫!」と思いました!

 

もし、自分がやっていることに不安を抱いたり

自信がなくなった時

「あのとき頑張ったんだから、大丈夫!」と思ってくださいね♡



レミ先生にトモミのノートはカラフルだと言われてたなー!

アルファベットだと、精油名も学名も成分名も区別つかないので蛍光ペン大活用🖋