各種テラピー(アロマ・フィト・ジェモ・ナチュロ・ホメオ) | フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

フランスの自然療法で美しいからだとこころを手に入れる Île des fleurs Paris イル・デ・フルール・パリ

パリ在住19年のTomomiが、フランス本場アロマテラピーや自然療法のお話、日常生活をお届けします

こんにちは。アロマトローグのTomomiです。

 

今年は植物学のオンラインレッスンを受けています。

最近やっと落ち着いた時間があるので、数ヶ月のお休みを経て

少しずつカリキュラムを進めていっております。

基本的にはビデオを見るレッスンなのですが

たまにテキストだけのレッスンがあります。

フランス語読むのしんどいー!!!

 

でも、この回は「エルボリスト(≒ハーバリスト)って何?」というテーマで

エルボリストの歴史とか、自然療法のそれぞれのテラピーの解説とか

ビデオにはできないよね、という内容なので仕方がない。

それに、この内容に関しては、さんざんやってきているので

一応知っていますし。

 

でもこの「知っていますし」に注意が必要です。

ここを「知っているから」とすっ飛ばしてしまうこともできますが

色々な人が伝える「***とは」をひとつひとつ見ていくと

みなさん視点が違うので、書いてあることが違います。

フォーカスしている点が違うんですよね。

 

アロマテラピーのレッスンだと、アロマ以外の自然療法の話はまず出てこないし

フィトテラピーだとナチュロパシーの話もないでしょう。

今回はエルボリストっていう切り口なので、ほぼ「ハーブ」ではあるのですが

その植物をどのようにレメディにするのか、というところもクローズアップしています。

すると、レメディの形状や考え方の違いによって

アロマテラピー、フィトテラピー、ジェモテラピー、ホメオパシー、西洋医学、ナチュロパシー

といろいろと派生するのですよね。

こういう見方もありますよねー。

 

私が学んだ学校だと、すでに市販されているレメディから何を選ぶかだったのですが

(オプションで製剤の仕方もありましたが、薬剤師的視点でした)

このレッスンでは、レメディのそれぞれの作り方なんかもやります。

具体的にはチンキの作り方、ハーブの乾燥の仕方など。

確かに、チンキが作れれば

誰でもジェモチンキ、バッチフラワー、ホメオパシーが作れるはずです。

 

今は分業が進んでいるので、乾燥ハーブを作って売ってくれる人がいます。

チンキにして売ってくれる人、カプセルにして売ってくれる人がいます。

自然療法士はそれらを、クライアントの症状にあわせて、アドバイスするわけです。

できているものからのチョイスですね。

 

でもこのレッスンはレメディすら作るのです。

植物を同定し、どの部位をいつ摘むのか

摘んだらこの薬理効果を得るためにはどの形にしたらいいのか、などなど。

楽しいなー。

 

こういう風に考えると、各種テラピーを超えて

その人のその症状に合ったものを、どれでもいいから選べる知恵、あるといいですよね。

(医師免許がないので、お薬は選べませんが)

私はアロマの人、あなたはフィトの人、あの人はホメオパシーの人

あの人は医者だから薬の人と分けて考えるのではなく

人を健康にするためのレメディをたくさん提示できたらいいなと思います。

 


こちら、リヨンで私用に作ってもらったハーブティ🌿