ご訪問いただきありがとうございます。
ニューヨークから始まった
シティカクテルの旅
時々、
ウィスキーの旅を
織り交ぜて
あちこち移動します
旅をしているような気分と
飲めなくても飲んだような気分を
感じていただけると嬉しいな
初めましての方は、
気分は5番街 からも
ご覧になってみてくださいね
こんにちは
今日のウイスキーの旅は、
お久しぶりのハイランド
ヴィクトリア女王もお気に入りだった
ウイスキーがつくられる蒸留所へ
ロイヤルロッホナガー蒸留所
画像お借りしました
創業は1845年とされていますが、
実は、
前身となる蒸留所が存在しました。
ロイヤルロッホナガー
蒸留所周辺は、
18世紀の終わりから
ウイスキー密造が盛んで、
多くの密造業者が
活動していました。
ここに初めてできた
公認の蒸留所が
グレン・フィアダン蒸留所
これが
ロイヤルロッホナガーの
前身となる蒸留所です。
グレン・フィアダン蒸留所は、
1823年に元違法蒸留業者
ジェームス・ロバートソンによって
ディー川の北岸に建てられました。
しかし建設からわずか3年後、
不審火により
蒸留所が焼失してしまいます
実は、
周辺の密造酒業者達の
反感を買い、
放火されたようなのです。
それでも彼はめげることなく、
ロッホナガー山の近くへ場所を移し、
新たにロッホナガー蒸留所を
設立しました
しかし1841年に
このロッホナガーにも火をつけられ
廃業に追い込まれてしまうのです
毎回放火され、
ウイスキー製造から撤退
悔しいですね…
しかし、
ジェームスの意思は受け継がれました
ジョン・ベッグ氏が1845年に、
新ロッホナガー蒸留所を
設立したのです
でも…不審火心配ですよね
不安と隣り合わせだった
蒸留所でしたが、
ロッホナガー蒸留所の隣にあった
バルモラル城を
ヴィクトリア女王が
別荘として購入したことで、
Wikipediaより
ある戦略を閃きました
そう考えたら行動は早かったんですよ。
すぐに女王一家は
蒸留所を訪れてくださり、
蒸留所内をくまなく
見学していったんですよ。
女王の夫、
アルバート公も
興味津々だったとか。
密造酒業者達による
度重なる嫌がらせも
ロイヤル・ワラントを
授かるまでの
布石だったのかもしれませんね。
それでは、また
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