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ニューヨークから始まった
シティカクテルの旅
時々、
ウィスキーの旅
を
織り交ぜて
あちこち移動します
旅をしているような気分と
飲めなくても飲んだような気分を
感じていただけると嬉しいな
初めましての方は、
気分は5番街 からも
ご覧になってみてくださいね
こんにちは
今日は、スペイサイドの東のはずれにある
蒸留所へ行ってみましょう
その蒸留所の名は、
ベンロマック蒸留所
スペイサイドで最も小さな蒸留所です。
創業は1898年。
生産開始直前に共同出資者の一人が
手を引くという最悪のスタートから始まりました。
何とか稼働を続けるも、
すぐに閉鎖へと追い込まれてしまいます。
1909年に再稼働しますが、またすぐに閉鎖
その後も再開と休業を繰り返し、
ようやく落ち着いたかと思われた1983年、
蒸留所の規模が小さく
生産能力の低さからまたまた閉鎖
この時、
蒸留器は廃棄され、
熟成庫も取り壊されて
二度とウイスキーがつくれない
状態になってしまいました。
この年の3月24日に
535個の最後の樽に
スピリッツを詰めて、
蒸留所長とチーム一同が
壁にサインを書き残したとか。
この時には再開されることはないと
判断したんでしょうね…
ですが、ですが…
ベンロマック蒸留所は復活したのです
G&M社が全精力をかけて、
5年で立て直したのです
1998年10月15日、
チャールズ皇太子の公式な立合いのもと、
再び生産が再開されました
えっ
チャールズ皇太子
サラっと皇太子を呼べるなんてすごい
https://www.barrel365.com/benromach/
蒸留所の復活を宣言した
チャールズ皇太子と
G&M社社長の
イアン・アーカート氏は、
スコットランド有数の
名門寄宿学校の
先輩後輩の関係なんだとか。
10年はハイボールで
15年はストレートで
と聞きました。
気になっちゃいますね
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