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2021年の今日の記事
ニューヨークから始まった
シティカクテルの旅
時々、
ウィスキーの旅
を
織り交ぜて
あちこち移動します
旅をしているような気分と
飲めなくても飲んだような気分を
感じていただけると嬉しいな
初めましての方は、
気分は5番街 からも
ご覧になってみてくださいね
こんにちは
今日は、ハイランド
”静寂の谷”を意味する蒸留所へGO
グレンモーレンジィ蒸留所
元はビール工場だったのですが、
1843年、
ウイスキー蒸留所としてスタートしました。
果実を焼き上げたような軽やかな風味
が
グレンモーレンジィの持ち味だとか。
それを可能にしているのが、
スチルと呼ばれる銅でつくられた蒸留器。
蒸留器ならどこでも使っているじゃないかと
思うでしょ？
それは、そうなんですが…
グレンモーレンジィの蒸留器は、
他とちょっと違うのです。
▼よく見かける蒸留器
比べてみてください。
▼グレンモーレンジィの蒸留器
グレンモーレンジィの蒸留器は、
ジンの蒸留器を再利用しているため、
5.14メートルの高さがあるのです。
その高さは、
大人のキリンの背丈と
同じくらいなんですよ。
このスチルは
創業当時の資金難から
新調できず、
仕方なく再利用したもの。
ですが…
このスチルからうまれた
ウイスキーは予想外の好評を得ました。
スチルネックと呼ばれる部分には
ピュアな気体しか集まらないとか。
ピュアでない気体は先端まで届かず、
ポットに戻り再蒸留されるのです。
この背の高いスチルが
グレンモーレンジィの
エレガントな味わい
雑味のない口当たりを
可能にしているんです。
そして、
グレンモーレンジィ は、
こんな風に呼ばれるようになります…
完璧すぎるウイスキー
ですが、
蒸留器だけで
グレンモーレンジィ の味わいが
決定するわけではありませんよ。
あなたもご存知でしょうが、
グレンモーレンジィ は、
熟成樽にこだわっている蒸留所。
”樽のパイオニア”とも
呼ばれているんですから。
グレンモーレンジィ蒸留所では
ファーストフィルと
セカンドフィルの樽しか使用しないといいます。
ウイスキーに豊かな樽のフレーバーを与えるには、
何度も繰り返し樽を使用するのは
ご法度なのだとか。
どこの蒸留所にも、
それぞれにこだわりがあって、
奥が深い
そんな中に、
気になるウイスキーが…
高級甘口白ワインの樽を使用したという
ネクタードール
とても口当たりが良く、
ウイスキー初心者におススメだとか
お気に入りを紹介しています。
立ち寄ってみてくださいね
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