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最高神ゼウスの妻ヘラは、
ゼウスの浮気により
嫉妬の感情を募らせ、
ゼウスの愛人たちを、
女神がするとは思えない
ひどい方法で
いじめているのを
何度かお伝えしましたね。
ゼウスと愛人にまつわる
お話の展開って、
ゼウスが美女を見つける
↓
美女を誘惑して関係を持つ
↓
ヘラにばれる
↓
ヘラが嫉妬する
↓
ヘラによる愛人たちへの虐待
↓
ゼウスがヘラに謝罪
↓
めでたし、めでたし
というのが一連の流れ。
別の女性に目を向けては
ヘラに怒られまくっているのに
ゼウスもヘラも
お別れという選択はしていません。
それだけ強い絆で
結ばれているってことなのか…
なんだかんだ言っても、
愛しているってことなのか…
それは、
確かにその通りなんですが、
これを知ったら
あなたは少しだけ
がっかりするかも…
実はヘラは、
年に一回、
カナトスという泉で
沐浴をするのです。
年に一回、
というところがみそです…
カナトスの泉は、若返りの泉
この泉で
結婚前の若く美しい
処女の姿に戻っているんだとか
ヘラが初めて
この泉で沐浴をしたとき、
しっかり若返って、
いつもオバサン扱いするゼウスを、
びっくりさせようと
泉で沐浴しながら
源泉を飲んでいたんですよ。
勘の鋭いあなたには
もうお分かりですよね…
えぇ、そうなんです。
若返りすぎました
普段から自他ともに厳格で、
引き締まった筋肉質な女剣士の妻が
可愛らしい幼女になって
夫の胸に飛び込んで甘えてくる…
そんな妻にゼウス
ベタ惚れになったとか。
えっ
幼女のヘラにぞっこんって…
それって…
ゼウスの趣味嗜好はさておき、
ゼウスとヘラが
お別れしないのは
この泉の力が
大いに関係しているようです。
その後、
いつも美しくありたいヘラは
この泉を安全なものに改良して、
いい感じに若返り、
ゼウスの浮気を
封じ込めているんだとか。
ただ、
ここで終わればいいのですが、
封じ込めは少しの間だけです
またゼウスが
同じことを繰り返すから
エンドレス…
でも、
美しくありたいと思うのは、
女神だけじゃないですよね。
そんな時は、このカクテル
ピンク・レディ
Pink Lady
Wikipediaより
1912年、ロンドン生まれのカクテルです。
その年に上映されたミュージカル
”ピンク・レディ”が名前の由来です。
つくり方は、
ドライ・ジン45ml、
グレナデンシロップ20ml、
卵白1個分をシェイクして、
グラスに注いで完成です。
もしかしたらあなたは、
レモンジュースが
入っていないよって
思っているかもしれませんね。
実は、
レモンジュースが入ると
それは、ピンクレディではなく
クローバー・クラブ
になるのです。
https://iwamoto-hiroyoshi.com
見た目ではどっちがどっちか
分からないですね
レモンジュースが入ると、
グレナデンの甘さと
卵白の生臭さが抑えられて、
スッキリと
飲み易くなりますよ。
ちなみに
クローバー・クラブの
カクテル言葉は、
約束
ピンク・レディのカクテル言葉は、
いつも美しく
いつも美しくあるために
ヘラがカナトスの泉で沐浴したように
あなたも、
ピンク・レディを
いつも美しい自分でいるための
きっかけにしてみませんか？
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