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osteria il Ciliegio(イル チリエージョ)の日常

文京区小石川の播磨坂にあるイタリア料理屋、イル チリエージョでの出来事を、mitsuこと渡部シェフが綴っていきます。
時にはmitsuの日常も。

皆さん、こんにちは。

渡部です。

日本シリーズはソフトバンク対中日になりましたね。

プロ野球界は、横浜の球団身売り問題や日本ハムのドラフトの話などでも盛り上がってます。

ストーブリーグも含め、まだまだ楽しめそうですね!


さて、

11月6日が過ぎました。

そう、ノヴェッロ解禁です!クラッカー

ノヴェッロ。

イタリア版ボージョレーヌーヴォです。

フランスより南に位置するイタリアでは、新酒の解禁が2週間ほど早いのです!

さあ皆さん!

いち早く今年のワインを飲みませんか?

イタリア料理屋に行きましょう!

ノヴェッロを飲みましょう!

ガブガブ飲みましょう!ワイン


でも、

ウチにはありません。

毎年僕がいる店ではやっていたんですが、残念ながら今年はなし。

ノヴェッロ解禁を皆で祝いたかったし、フレッシュなあの味を味わいたかったのですが。


実は、僕が今月いっぱいで店を辞めるのです。

ノヴェッロは大体2ヶ月前に注文を出すんです。

丁度その頃辞めることが決まって、

いつまでやるか決まってなかったので注文出来なかったんですよね~。

僕がいないのにワインだけあっても面白くないですもんね。

というわけでノヴェッロはありませんが、

あと3週間ほど店にいますので、来られた際にはまたよろしくお願いします。


ちなみに、

このブログは今月で書くのを止めます。

また個人的に始めます。

ココのブログの最後の日に、新しいブログのリンク貼ります。

修業の話や先月のイタリア旅行の続きも書いていきますんで、

興味のある方は覗いてみてくださいね。


ではでは。


















皆さん、こんにちは。

お茶では玄米茶が好きな渡部です。

前回の続き、2日目なんですが、

やたら長く、そして写真載せまくりです。

読み疲れたら一旦休んでください(笑)

てか、タイトル替っとるやんけ。

「ロケみつ」好きなんす。

頑張れ早希ちゃん。ブログ旅~。

それではイタリア旅行2日目の様子をどうぞ!



前日深夜の、ナポリ空港前日本人5人とメキシコ人1人のドタバタ劇場を終え、

僕らが向かったのは、ナポリ中央駅近くの「UNA HOTEL」。

タクシーを呼んでくれなかったことなどすっかり忘れ、深い眠りに就いたのでしたぐぅぐぅ


翌朝晴れ

朝食はホテルの最上階。

テラスがあって、そこからの眺望にやっとイタリアを感じるのでした。

昨日着いたのが深夜で暗かったんでね。

さて、

今日の予定は、

港から船で、映画「イル ポスティーノ」の舞台になったプローチダ島へ行き、

ナポリに戻って買い物をし、ソレントへ向かいミシュラン2つ星の「ドン アルフォンソ」で夕食。


朝食も食べ終わって支度をし、フロントで船の時間を確認すると、もうそれほど時間が無いあせる

トラムのチケットを買って、いざ港へ!バスDASH!


間に合わず…。


あと一歩だったんだけどなぁ。

しかし、トラムに乗る時に、

「コレ、ベヴェレッロ港まで行きます?」

と、乗車口にいた兄ちゃんに聞くと、

「早く乗れ」と無表情でうなずく。

切符が上手く入らないと、また隣の兄ちゃんも手伝ってくれる。

もうすぐ着くかなぁ、と思っていると、隣のおじちゃんが、

「次の次だぞ」

と教えてくれる。

みんな知り合いじゃないだろうに、向かいの人たちと話してる。

いいよね~。

都心にいるとそういうのもう無いですもん。

まあ都心でも、さすがに子供がトラックにひかれたら助けるでしょうが。


船に間に合わず、次の出港まで2時間ほど。

先にナポリで買い物しちゃおうとスパッカナポリへ。


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目的はプルチネッラの人形。


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ナポリの道化師なんですが、小さいのはいっぱい持ってるんで、

ちょっと大きめのを探しに行きました(写真のじゃないよ。でか過ぎ)。

ナターレまで2カ月なので、プレゼーピオもたくさん並んでいましたよ。


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買い物を済ませ、今度は遅れないよう港へ。


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プローチダ島へ出発!船


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40分くらいだったかな。

「IL POSTINO」の撮影地となった島に到着。

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リストランテは20時から予約をとってあるので、

逆算して帰りの船の時間を見てみると、1時間後の船で帰らなきゃダメな感じ。

本数が少ないのね~。

迷ったが、急いでご飯食べることにし、

映画でも使われたタヴェルナへタクシーでGO!車DASH!

小さな島で、海からすぐ坂道が続いてるんです。

上って下った海沿いにありました。


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早速注文。
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団体さんがいるなぁ。

時間無いのに出てくるの遅い。

スタッフのおじさんに船のチケットを見せて、

「この時間に船に乗らなきゃならないから急いでください」

と言うと、

「ああ、心配ない。ここから港までは10分だ。問題ない。」
とのこと。
間もなくパスタが出てきました。

これは「FUSILLI ALLA IL POSTINO」というパスタ。

海老とムール貝、ほうれん草にチーズがかかっています。

いずれ僕のメニューに登場するかも!
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相方は、イカ墨のリングイーネを食べてました。

これだけで終わっておけばいいのに、

海老とイカのフリットを注文してたのよね、オレ。

パスタが来た時に、

「時間無いんで、もうフリットも持って来てください」

と言っておいたんですが、なかなか来ない。

来たところで、さすがに時間がやばい感じだったので、

「タクシーを呼んでください!」

と言うと、

「フリットがまだあるよ」

「急いで食べるから早く呼んで!時間間に合わないよー。そんでお会計も。」


タクシー呼んだよ、との声に席を立つ。

車は海辺まで来れないので、階段で少し高台まで行かなきゃならないのだ。

おじさんは呆れ顔。

ホントはゆっくりしたかったんだよ、おじさんしょぼん


高台まで上がって待つ。

…。

……。

………。来ない。

そんな中、島に来ていた女性2人組に声を掛けられる。

「展望台にはどうやって行けばいいんですか?」

こんなトコで日本の方に会うとは。

「僕らは行ってないので解らないけど、多分あっちの方だと思います」

と曖昧で無難な答え。

無事着けただろうか。


そうこうしてる間にタクシー到着。

港まで行ってもらうが、出港まであと5分!

すべりこみ、


アウト-ーー!!叫び

原因の一端を担ったフリットでございます。
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口に詰め込んで帰りました(涙


船は行ってしまった。

時刻表にある次の出港時間は17:50。

ナポリまで40分。駅まで10分。ソレントまで1時間。

ソレントからリストランテまでの時間は30分くらいの予想。

乗り換えや電車待ちの時間を考えると、

間違いなく20:00の予約に間に合わない。

電話をしようかと思いながら、やや途方に暮れ、

チケットの払い戻しが出来ないかとチケット売り場へ。


「こんにちは。船に乗れなかったよー。チケットどうすればいい?」

「ああ、次の船が16:50にあるからそれで使いな」
「チケット使えるのか。やったー。

 ん?今、何時って言った?」

「16:50だよ。」

「16:50だね!わーい、間に合う!」

てか、時刻表にそんな時間書いてねえじゃねーか!むかっ

まあ、あって良かった。

時間が1時間ちょいあるので、島を徒歩で廻りました。


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海岸沿いを軽き、急な階段を上り、おばさんとすれ違い、挨拶を交わし、

更に進んでいくと、さっきタクシーを待ってた場所に。

そこから更に坂を上って行くと、展望台らしき所へ出ました。

ここからの景色は素晴らしく、結局乗り遅れて良かったと思っちゃいました。


ジオラマかと思う。
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大砲があったので、競馬の騎乗スタイルで。
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ドーーーン!
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ノリノリだな。
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そんなわけで、船に乗り遅れたにも関わらず、

結局楽しいプローチダになりました。

そしてここから、ソレント半島にあるミシュラン2つ星のリストランテ、

「Don Alfonso 1890」へ向かうのであります。


半日の出来事でやたら長くなったので、続きは次回。

お疲れ様でした。

ではでは。

皆さん、こんにちは。

渡部です。

修業を終え帰国以来、5年振りにイタリアへ行ってきました。

今回も南イタリアです。

軽く書くつもりだったんですが、かなりの長文になってしまいました。

写真も無いし、辛かったら飛ばして最後のほうだけ読んでください(笑)

では、初日の様子から覗いてみましょう。


10月15日(金)、前日まで仕事だったため準備はもちろん当日朝!

13:30フライトの予定だったので、ウチから成田までを考えると9時半には出なきゃね。

準備って言っても、パスポートとお金さえあれば何とかなるので楽勝。

でも今回はオペラと2つ星のリストランテに行くのでスーツを持たねば。

あとは着替えにデジカメなんかを入れて準備OK。

早速電車に乗り込んですぐ、

「Yシャツとネクタイ忘れた」

と気付く得意げ

空港で買うことにして、日暮里から京成スカイライナーで成田空港へ。

荷物預けて、お土産やらネクタイやら買ってたら時間が!あせる

初ALITALIAでイタリアへ直行!飛行機

ぐぅぐぅ

12時間後。

ローマに着きました。

ここで飛行機を乗り換えナポリへ。

初日は22:30にナポリ空港へ着いて、そこからバスで市内に向かう予定。

そう。予定。

飛行機が遅れて、ナポリ空港着が23:30頃に。

最終バスが23:30だったので、タクシー乗り場を素通りし、慌ててバスを確認バス


終了…。


じゃあ仕方無いと、タクシー乗り場へ車

前に一人並んでる。

後にわかるが、メキシコから30時間かけて一人でバカンスに来たらしい。
落ち着いて本を読んで待っている。

僕らが並んだ後に、日本人の男女3人組が並んだ。

二十歳そこそこの、男2女1。

どういう関係か勘ぐってしまう。

タクシーが来ない。

みんなナポリまで行って引き返してくるんだろうと思って待っていたが、

一向に来る気配が無い。

見ると、空港に到着する便はもう無い模様。

となると、タクシーもわざわざ来ないのか?

風もあり、深夜のナポリは寒くなってきた。

20分くらいは待っただろうか。

ここでmitsuがアクションを起こす。

ホテルに電話してタクシーを呼んでもらおう。


名案。


後ろの日本人も同じホテルのようで、

「イタリア語話せるならお願いします」

と他人任せ。

「オレも5年振りに話すんだよなぁ」

と、やや不安に駆られるmitsu。

しかし、行動しないと始まらないので、

ホテルに電話してみる。


「もしもし。今晩泊まることになってるWatanabeですが、今空港に居て、バスもタクシーも無いんです」


「タクシーはあるでしょ?」


「無いんです。タクシーを呼んでもらえませんか?」


「出来ません。じゃあ。」


叫び


拙いイタリア語だったせいもあるんでしょう。

完全拒否。

さて、困った。

次の案を考える。

向こうの方にポリスの車が2台いる!クラッカー

警察に助けてもらおう!

ダッシュで駆け寄り、


「こんばんは。日本から旅行に来て、これからナポリ市内へ行きたいんですが、バスもタクシーも無くて行けないんです」


「タクシーはあるでしょ?」


「無いんです。タクシーを2台呼んでもらえませんか?」


「………。んー、じゃあ今僕らがタクシー見つけてくるから、ココで2分待ってな」


「ココで2分ですね。わかりました。ありがとうございます!」


メキシコ人の彼もナポリ市内へ行くようなので、2台お願いしました。

皆を急いで呼び寄せ、待つこと2分。


「…。来ないねぇ。さすがに2分じゃ来ないか。」


5分経過。


10分経過。


15分経過。


「やられたかドクロ


やられました。

こんな深夜に日本人に声掛けられて面倒臭かったんでしょう。

旨い事言って逃げたようです。

しかし待ってる間に、車がチラチラ来るんですよ。

その度に期待を寄せるんですが、やっぱ違うようで。

そしたらバスが。


「ウチらの為にバスが動いたか!?」


そんなワケ無く、セリエAのパルマのバスでした。

ゾロゾロと選手達が降りてくる!!

車が集まってきてたのはコレかー。と、横を見ると、

若い日本人たちがはしゃいで写真を撮りまくり。

終いにゃ肩組んで撮ったりして。

こっちはそれどころじゃ無いっつーのにな!


そんなわけでわたくしもビデオを回すべーっだ!


しかし、ホントそれどころじゃないわけで。

ここにも先導してきたパトカーが2台。

また思い切って聞いたところ、やはりイマイチな反応。

しかし、一人のおじさんが色々と聞きまわってくれてる!

おじさん、頑張れ!


5分くらいでしょうか。

おじさんが色々聞きまわってくれて、

その後僕にこう言いました。


「×××-×××××。タクシー会社だ。この番号に電話してみな。」


してくれないのかよ!


やっぱ面倒臭いんでしょうね。

早速聞いた番号に電話。


「………」


繋がらずロボット


もちろん警察は行っちゃうし、人はいなくなるし、結構途方に暮れる感じでした。

その時あの山が動いた!!


メキシカーン!ロケット

エリックっていうんですが、

彼が空港内にあるレンタカー屋の人に当たってくれました。

まあダメだったんですがね。


もう誰彼構わず声掛けちまえ!

ということで、空港職員的な人たちを選んで声を掛けてみました(安全牌

初めは困った感じでしたが、さすが色んな国の人を相手に商売しているだけあって、

おじさん2人と同じ歳くらいの兄さん1人のうち、

一人のおじさんが電話を掛けてくれました。

そして相手が出た!

おじさん、タクシー2台よろしく!


「かかったよ。話しなさい。」


と、携帯電話を僕に渡す彼。


「えー、タクシーを2台お願いしたいのですが」


「今、どこ?」


「ナポリ空港です」


「の、どこ?」


「到着出口の外です」


「の、どこ?」


「ターミナルです」


「の、どこ?」


パニック!ドンッ


携帯を急いで若いイタリア人に渡すmitsu。

彼が的確に僕らの望みを伝えてくれたようで、

5分後、2台のタクシーが空港前へ。

夢にまで見たこの光景。

なんていい人にめぐり逢えたんだろう。

てか、

警察ちゃんとしろ!


無事タクシーでナポリのホテルまで着き、

疲労困憊ですぐ床についたとさ星空

おしまい。


ちなみに、

メキシコ人エリックは、

思い浮かべた人も多いと思いますが、

メキシカンハットは被ってないし、マラカスも持っていませんでしたとさ。

あしからず。


ではでは。