●褥瘡。。。? | 水もしたたるIKUYOKINとクマの台所

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今日は、母の介護で初めて知った言葉【褥瘡(じょくそう)】について。

来年90歳になる私の母は、

昨年の2月に大腿骨骨折をし、手術入院。

それから、謎の高熱に見舞われ、

途中生死を彷徨うような状態にまでなり、

4ヶ月の入院〜老健施設への入所〜今年3月の帰宅。


(厳密には、老健施設に入所していた9ヶ月ほどの間に、2回の骨折&入院もしていた)


最初の4ヶ月の入院のうちの2ヶ月近くは、


ほぼベッドに寝ている状態でした。


その間で、背中に床ずれが出来てしまい、


それについては、私も認識していたのですが、


同じ床ずれが、左足のかかとにまで


出来てしまっていたのです。


背中の床ずれは、看護師さんたちの手厚い対処で、


それほど酷くなる事もなく、いつの間にか治っていたのですが、


踵の床ずれは、穴がポッカリ空いた様になって、


表面が真っ黒な状態になっていました。


踵に床ずれ?


看護師さんたちが、『踵のじょくそうが。。。』という話をしてきて


『じょくそう?』何のことやらさっぱり解らず、


それは『褥瘡』『じょくそう』要は床ずれの事でした。


あれから、1年半。


老健施設に入所中も、看護師さんたちが朝晩毎日処置してくれていたのですが、


今年の3月、母が家に帰宅してからは、その朝晩の処置は私の役割。


局部を洗浄して、その度ごとに処方されるスプレーと


軟膏を塗布して、ガーゼをかぶせて、テープで固定。





朝は、ビンチェに出かける前に処置をして、


夜は、ビンチェから帰ってきて夜中の0時半頃にこの処置を行います。



3月の頃には、2週間に一度位のペースで通院していましたが、


今では月一のペースで通院中。


褥瘡の主治医は、当初、


『この場所の褥瘡は、完治は非常に難しい』と言っており、


経過診察中も、処置をしながら、


『治りますよーに。。。』と手を合わせておまじないしてくれたり(笑)


しかし、前回の診察で、


『先生、かなり良くなったでしょ?』と言うと、


『うん、あと1〜2mmかな。。。』という返答。


本当にかなり良くなりました。


あともう少しです。


母が週に2回通うデイサービスの施設のスタッフさんや、


病院の看護師さんたちから、


『娘さんは、医療関係の方ですか?』と言われる始末(笑)


踵に床ずれが出来るなんて、想像すら出来なかった。


床ずれの事をじょくそう=褥瘡ということも知らなかった。


一年半で母の褥瘡もだいぶ良くなり、


またボケの私の脳にもちょっと刺激があった様です。


時は金なり。。。?