「私」が生まれてから
「今の私」になるまでを振り返る
『私が「私」になるまでの話』
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《第94話》3才の息子に暴言を吐いていた私。息子とどう接していいかわからない…
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もう1つの魂が目覚める
セカンドソウル心理学
セカンドソウルカウンセラーの
こんのなおみです。
我を忘れるほど
息子に暴言を浴びせ、
ふと我に返ると襲われる自己嫌悪に
涙があふれては止まらず、
もう1人では
どうにも抱えきれなくなった私は、
たまらず
夫に電話をしたんです。
その日はちょうど農繁期で、
忙しい夫に迷惑をかけたくない気持ちが
あったし、
子どもに暴言を吐く私を知られたくない
気持ちもあったのだけど、
夫を気遣ったり
知られたくない私を隠したりするよりも
はるかに大きい
爆発するような苦しい気持ちに
背中を押しされるかのように、
電話を通して繋がる夫に、
必死で助けを求めていました。
私はこの時、
初めての妊娠の時も、
出産直後も、
ずっと言えなかった「助けて」が、
ようやく言えたのですよね…
つまりそれは、
私が「助けて」を言うためには、
ここまで追い詰められる必要があった、
と言うことで、
それこそが、
私にとってこの「問題」が起こる必要が
あった理由です。
もっと言うと、
そこまで追い詰められないと
「助けて」を言えないほど私は、
頼ってはいけない、
甘えてはいけない、
「手伝って」と言ってはいけない、
「助けて」も言ってはいけない、等と
私自身に禁じていた、
と言うことでもあるんですよね
とは言え、
そんなことを知ったのは、
ここからまた
随分後になってからのことなのだけど…
私が電話で泣きながら話す様子に
ただならぬ様子を感じてか、
「今から帰るよ!」と、
夫はすぐに帰ってきてくれました。
仕事中にも関わらず
すぐに帰ってきてくれるなんて、
農家と言う自営業だからこそ
できたことなのかもしれませんが、
本当に、
ありがたいですよね…
そんな夫に
ありがたい気持ちを感じつつも、
夫が帰ってきたらきたで、
今度はまた別のモヤモヤした気持ちが
私の中に生まれていました…