「私」が生まれてから
「今の私」になるまでを振り返る
『私が「私」になるまでの話』
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《第78話》分娩台の上でのあれやこれや!私の初めての出産は…
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「いい子にならなければ…!」
のまま大人になったあなたへ、、、
もう1つの魂が目覚める
セカンドソウル心理学
セカンドソウルカウンセラーの
こんのなおみです。
セカンドソウル心理学とは…
→全13話、一気読み!【セカンドソウル心理学とは】まとめ
初めての出産を終えた夜は、
興奮と分娩後に縫合した傷の痛みとで
なかなか眠れず、
朝方になって
ようやく眠れたのは3時間ほど…
それでも
当時作業療法士として関わっていた
患者様と同様に、
「産後だって早期離床よね!」と思っていたのと、
*早期離床=早いうちから動くことで寝たきりを予防すること。
早速始まる
赤ちゃんのお世話が楽しみだったのとで
朝から気合いも十分
朝から1人で室内のトイレに行ったりしては、
看護師さんにビックリされるほどでした
え?出産の翌日って動けないものなの?
あなたはどんな風に過ごしていましたか?
そしてお昼頃、
早速母子同室となり、
看護師さんに教えてもらいながら、
抱っこしてみたり
オムツを交換したり
おっぱいをあげたり…
まだふにゃふにゃの赤ちゃんを
抱っこするのは
壊れ物を扱うようで怖かったけど、
初めて胸に抱く我が子を
とてもとても愛おしく感じては、
無事に生まれてきた
喜びと幸せを味わっていました
だけど、
産後3日目には新生児黄疸の診断で、
赤ちゃんは光線療法を始めることに…
加えて、
ホルモン量の急激な落差による
マタニティーブルーも絶頂期
おっぱいはちゃんと吸えているのかな?
ずっと寝ていておとなしいけど大丈夫かな?
黄疸なんて大丈夫なの?
一緒に退院できるのかな?
私の中は不安で埋め尽くされ、
しまいには
看護婦さんの前で号泣してしまうほど
「教科書通りのマタニティーブルーね」と
言われながらも、
その不安な気持ちと
どう付き合っていいかわからなかった私は、
ただただ不安の渦にのまれるばかりでした。
結局、
退院の日になっても
赤ちゃんの黄疸は落ち着かず、
産院に入院のまま
光線療法を継続することに…
赤ちゃんのことが心配だったのと
一緒に退院できなかったことが悲しかったのとで
迎えに来てくれた夫の前でまた号泣しての
退院となりました。
そんな入院中のエピソードのもう1つは、
自分が使った下着やバスタオルを、
産院のコインランドリーで自分で洗濯していたこと。
その時の感覚としては、
「自分でできるしな…」と言う感じで
とっても自然な流れでの行動だったのだけど、
夫や私のお母さんが
毎日のように産院に来てくれていたにも関わらず
そうしていた背景にあったのは、
「頼る」「甘える」と言う
選択肢を持っていなかったこと。
夫やお母さんに
お願いするなんて、考えもしなかったんですよね…
自分でするのが当たり前。
甘えてはいけない。
そんな思い込みの
仕業だったのですが、
この頃はまだ、
そんな自分に気づきもしないでいました…
私が退院して3日後、
ようやく退院の許可が下りた赤ちゃん
産院に迎えに行った私は、
運転も久しぶりながら
赤ちゃんの様子も気になって、
片道40分の道のりは終始緊張しっぱなし
赤ちゃんを車に乗せてからは特に、
コンビニの度に
駐車場に立ち寄って、
何度もチャイルドシートの中の
赤ちゃんの様子を確認しながら
帰宅してきました
さて。
いよいよ育児生活の始まりです!
私の育児が
どんなものだったかと言うと…