「私」が生まれてから
「今の私」になるまでを振り返る
『私が「私」になるまでの話』
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もう1つの魂が目覚める
セカンドソウル心理学
セカンドソウルカウンセラーの
こんのなおみです。
セカンドソウル心理学とは…
→全13話、一気読み!【セカンドソウル心理学とは】まとめ
これまでの大反対の様子から、
彼が実家に挨拶に来てくれても、
もしかしたら
お父さんは会ってくれないかもしれない…
そんな不安がよぎる中、
初めて2人で行った実家では、
意外にもお父さんはにこやかに
対応してくれ、
彼にたくさん話しかけていました。
これまた「尋問か?」と思うほど
たくさんの質問を投げかけてきたお父さん
そしてそれに
1つ1つしっかりと答えてくれた彼
そんな2人のやり取りをそばで見ていると、
それはもう
苦しくなるほど1人で悩んでいないで、
もっと早く彼に頼れば良かった…
と思うほどで、
早くも、
これで第一関門突破かと、
ホッとしてしまうほどでした。
だけど、
事態はそんなに甘くありません
私が1人で実家に行った時などには、
お父さんは私の顔を見ると
そそくさと
自分の部屋に行ってしまうような感じで、
あからさまに私を避けるお父さんの様子に、
「お父さんのあの穏やかな対応は、
ただ彼の前で
大人の対応をしてくれただけ…」
そう思わざるを得なくて、
彼に対するそんな対応をありがたいと思いつつも、
これから先ずっと、
お父さんに避けられるような関係になることを
覚悟しないといけないんだと思うと、
自分で選んだことだからこそ、
その辛さも痛みも
自分で負わなければいけない、と言う重みを
ズッシリと感じてもいました
更に追い打ちをかけるように、
もう一度あらためて
2人で「結婚の報告」をしに
実家に行った時のお父さんの反応は、
「賛成でも反対でもない。」
「式をしないカップルもいるし、
様々な形があっていいんじゃないか…」
と言うような、
なんとも曖昧なもの…
私にはそれが、
「いくら歩み寄られても俺に関わる気はない」
「結婚式なんて
しなくていい。俺も出るつもりはないし」
お父さんが遠回しに
そう言っているように感じては
変わる様子のないこの事態に、
不安と絶望にまみれた気持ちで何も言えないまま…
そんな私の隣で、
全く臆する様子もなく
結婚に対する想いや農家への想いを話す彼を
ものすごく頼もしく感じ、
「どこに行ってもカワイイ娘だから…」と
フォローしてくれるお母さんの優しさも嬉しくて、
私はただただ涙だけが溢れては、
自分の無力さ、情けなさを感じるばかりでした
彼の訪問の後、
1ヶ月ほどすると、
今度は彼のご両親が挨拶に来てくれる、
と言うことになりました。
その事を伝えても、
「俺は干渉しない!」と頑なだったお父さんは…