6/22に毎年恒例の防災訓練を実施しました。
育良クリニックが代官山にあった15年前から
災害に備え年二回の防災対策を行っています。
2011年の東日本大震災の折には、外来中だったこともあり
多くの患者様が院内にいらっしゃいましたが、日ごろの訓練の成果で迅速に患者様を誘導させていただくことができました。
訓練が如何に大切かを痛感し、その後も職員一同真剣に取り組んできました。
医療スタッフも事務も参加した防災委員会があり、
訓練のために綿密な打ち合わせをしてきました。
避難訓練(震災バージョン)の様子をご報告します。
皆様も、建物内にいるときの地震の対応策として
確認していただければと思います。
地震発生時には身の安全確保を行います。
(4F地震発生時の外来)
机などの固定された家具の下に頭をいれます。
机などがないときは、落下物の危険がない場所で身を低くします。
(4F全体集合・安否確認)
広い場所に集まり安全確認・点呼をします。
(5F地震発生時の入院棟)
全く意味のなさそうなペラ紙で頭を隠していますが(笑)
心がけは間違っていません。
頭を第一に守ってください。
雑誌や鞄などで頭を覆います。
(外来患者様の誘導)
移動は速やかに。
埃や(火災のときは)煙を吸わないように、マスクやハンカチで
口を覆います。
入院患者も外来患者も、一旦5階のホールに集まります。
タワー内と外の避難場所とどちらが安全かが判断されるまで
待機します。
(安全確認後)
スタッフは、全個室に逃げ遅れの方がいないかを確認し、
確認済みの目印のために個室を開放します。
これは、地震により建築物が歪み、ドアが開かずに逃げられないということを避けるためにも有効です。
お家で役に立つかもしれませんので覚えておいてください。
(火災のときは煙の広がりを防ぐために逆です。)
(タワー外避難時)
外が安全と言う設定で、建物から避難後点呼をします。
(毎回、通行人から「何事か」と注目されます。)
アトラスタワーは耐震に優れている建物なので
震災だけであれば、恐らく、外に出ないことの方が多いかと思います。
診療以外でも、患者様、赤ちゃんをしっかりお守りできるように
これからも防災訓練は続けていきます。
いつ起こるか分からない地震。備えあれば憂いなし。
防災委員会