こんにちは。
ブログでは「はじめまして」の助産師の S です。
今回から、育良ブログにお邪魔することになりました。
7月ももう終わろうとしていますが、育良では怒涛の出産ラッシュの日々を迎えております。
元気にうまれてくれる事が一番大事なのですが、本当に満床になってしまうと、お部屋でご不便をかけてしまうことも多く、心の中で「希望部屋が空いてるときに入院して来てねー」と日々祈っています・・・・
そして、7月の育良トピックスと言えば、
お産に携わる助産師のほぼすべてが参加出来たガスケアプローチの研修会です。
5年前にこの研修会が日本で行われた時は、旧職員が2名参加し、その良さを伝えてくれました。
そのプレゼンを通して「これはいい!!」と思ってくれた理事長が、今回は
ど~んと太っ腹に(あっ、外見ってことじゃなく・・・)
育良での2回の研修会を誘致してくれました。
いつものことながら、
「これ」って思った時の、理事長の決断力と実行力は半端ないす・・・・
さて、今回の講師の ベルナテッド・ド・ガスケ医師はフランスの方でした。
(ということで、研修会はもちろんフランス語の通訳付き!)
現在でも無痛分娩の多いフランスですが、
たまたまガスケ医師(その頃は普通の会社員だったそうです)が出産した日は、
病院が忙しかったらしく、
ほぼ一人で過ごすことになり・・・・
それが功を奏し究極に自然に進んだそうです。
(産まれそうになって、「誰か~」と思ってたまたま近くにいた修理のおじさんにスタッフを読んでもらったとか・・・)
そんな体験後、もっと出産にまつわることに積極的に関わりたいと考え、医師免許をとったそうですから・・・、
人生の転機はどこに転がっているかわからないものですね。
そんな、先生が教えてくれたのは、
「お腹の中の臓器を支えてくれるペリネ(骨盤底筋群を含んだ会陰全体)という部分を、
いかにしてダメージ少なく使って、
尿漏れなどのトラブルを起こさず一生を過ごせるようにするか」でした。
「姿勢を正す」・「ペリネをしめる」・「下腹部発の腹式呼吸をする」
のがポイントなんですが、
これを「コトバ」だけで説明するのはほんとに難しい
(・・・ブログ上では、今後ちょっとづつ用語解説していこうと思います)
まずは、実践からということで、お産の時にはこのアプローチをスタッフがさりげなく取り入れております。
これからお産する人たちにも、
担当助産師が経過中いろんな姿勢を提案していくと思いますので、
まずはお試しあれ!!!
ちなみに、全貌を早く知りたい方は、
前回の理事長のブログで紹介された
「メディカ出版 ベルナテッド・ド・ガスケ著 妊娠出産でもっと輝く女性のケアガイド」
を読んでみてくださいね。