息子エビが突如、
「プールに行きたい！僕が潜るのを見てほしい」
というので、先週末はプールに行ってきました。
どこに行こうか悩む私とマグロさん。
エビは短いスライダーすら怖がるタイプなので、ウォーターパークはもったいないです。
エビレベルには市営のプールが一番安く済みそうだと思ったのですが、調べてみたら水着に規制が。
私とマグロさんの水着は該当せず、新しく買う必要があります。
ってことで、相当な混雑を覚悟して、大人気のキッズプールに行ってみることにしました。
ペダゴルテーマパーク(배다골 테마파크)
行ったのは、コヤン市内にあるペダゴルテーマパークというところです。
エビが保育園の時に親子遠足で行ったことがあります。
夏にはプールがあるという情報を昔から知っていましたが、
とにかく混雑すると。
値段も良心的だし、食べ物の持ち込みが可能なため、家族連れに大人気なんだそうです。
事前にネットで情報収集。
10時オープンなのに、8時の時点ですごい人だったとか、朝3時に並んだとか・・
恐ろしい情報がわんさか。
行くのやめたくなったよ・・・
事前にチケットを購入をしようと思ったら、
「サイトにつながらないよー」
とマグロさん。
チケットも購入できず、不安を抱えたまま、とりあえず行ってみることにしました。
我々が到着したのは8：45。
オープンまで1時間15分もあります。
しかーし！！！
駐車場には車がわんさか！
「第3駐車場まで行ってください」
と言われ、ちょっと離れた場所に車を止めました。
野畑が広がる場所にぽつんとあるテーマパークなものですから。
車を降りると、牛のフンの臭いが鼻をつきました。
9時前なのに、入り口には長い行列です。
10時までこの状態！？？？
とおびえていたら、どうやらすでに入場はできる模様。
列がどんどん前に進んでいきました。
シーズン中の料金は一人20000ウォン(約2千円)です。
家族3人で60000ウォンだと思っていたら。
列の後ろの人が、
「カカオチャンネルの画面をすぐに見せられるように準備しておこう～」
と話しているのが聞こえました。
すぐさまマグロさんがスマホで検索！
そしたら、なんと！
カカオチャンネルに登録すれば一人15000ウォン！！
ありがとう！！
後ろの人！！！
すぐさまマグロさんが登録。
おかげで、家族3人で15000ウォンも節約できました～。
韓国のプールサイド
無事にチケットを買ったら、プールのほうへ。
アルパカに挨拶をし、
鯉だらけの橋を渡って行きました。
不思議なテーマパークであります。
みんなが早くから並ぶのは、席取りのためです。
我々はもういい席が取れないかもと思いきや、
テーブルゲットー！！
人気があるのは、エビの後ろにある평상(ピョンサン)と呼ばれるもの。
寝転んだり、赤ちゃんがいる人にはいいんですが、うちはマグロさんの腰が痛くなるので、最初からテーブル狙いでした。
ちなみに、シーズン中はすべてが有料です。
テーブル 15000ウォン
평상(小) 20000ウォン
평상(大) 40000ウォン
無事に席を確保した我々は、10時までゆっくり待ちました。
その間、すでにお腹が空いたというマグロさんとエビ。
家から持ってきたお稲荷さんとウィンナーを食べて腹ごしらえ。
その後、10時になってプールに入れるようになり、私とマグロさんが交代でエビと遊びました。
水遊びをしては、
お菓子を食う。
このプールが家族連れに人気である理由の一つが、
飲食の持ち込み可能というだけでなく、火を使ってもいいということです。
そのため、皆さんカセットコンロを持参。
我が家もカセットコンロ、鍋、水を持って行き、カップラーメンを食べました。
昼ご飯↓
そんな我々の周りでは・・・・・・
一斉にサムギョプサル大会。
韓国では、旅行に行ってもキャンプに行っても、
プールに行ってもサムギョプサルを焼いてますね。
肉とサンチュとご飯とキムチを持参し、皆さん、すごい荷物です。
陰キャ家族認定
周りでサムギョプサル大会を繰り広げている家族を見ていたら。
私はあることに気づきました。
子供が二人以上いるところは家族だけのグループが多かったのですが。
そのほかは、複数の家族が一緒に来ていました。
子供たちはプールで遊び、親はサムギョプサルを食べながらビールを飲んでいます。
我々のように、小学生の一人っ子と両親の3人だけというのはなかなかレア。
私はふと思い出しました。
ちょっと前にネットで、「陽キャの定義」というのを見たのです。
陽キャとは・・・・
家族ぐるみが大好き♡
家族ぐるみで遊ぶことがすきで、家族ぐるみのパーティーを主催。
それが「陽キャ」なのだそうです。
なるほど・・・・・
周りの友達を見ても分かる気がする。
今回プールに行こうという話になりましたが。
我が家の3人の誰からも、
「誰か誘おうか？」
という声はありませんでした。
というか、プールだけじゃなく常にそうです。
その話をマグロさんにしたら、
「誰かを誘うなんて思いつきもしなかった」
と言っていました。
そもそも、家族ぐるみでお誘いを受けてもあまり参加しない我が家。
家族みんなで一緒に遊ぶのは、ワカメちゃん家族かマグロさんの幼馴染家族ぐらいです。
夫婦そろって陰キャ確定！！！
しかしながら、小学生のエビにとっては、お友達がいた方が絶対楽しいっしょ！！
と思ったんですが・・・・・
とっても楽しそう♡
うちのエビちゃんは、一人でも全然余裕な子なのです。
お友達と一緒にプール行っても、一人で幼児用プールで遊んでいるような子なのです。
この日、15時には帰ろうと言っていたのに。
あまりにも楽しいからとエビにせがまれ、16時近くまでいました。
ちなみに、この日のプールはイモ洗い状態。
私のエビちゃんはここで一体何をしていたと思います？？
ひたすら潜ってた。
イモ洗い状態でも関係なし！
常にプールの一角にいましたから。
韓国の学校では基本的に水泳の授業がありません。
3年生から「生存水泳」と言って、その名の通り生きるための練習が数日だけあるんです。
そこで、ちょっとだけ潜れるようになったのが嬉しかったよう。
10時～15時半過ぎまでひたすら潜っていました。
プールを取り囲んでいる流れるプールも、私とマグロさんが誘って2回行っただけ。
あとは、ずーっと、
プールの隅っこ。
「僕が潜るのを見てほしい」
と言われプールに来ましたが。
まさか、本当にひたすら潜るのを見ることになるとはね！！
エビには、大き目の浴槽があれば十分だったかもしれません。
