育毛剤の副作用 頭皮のかゆみ・炎症
育毛剤の副作用で一番多いものは、頭皮のかゆみです。
特にミノキシジル に含まれるプロピレングリコールという溶剤が、
副作用の原因となっています。
また、アレルギーによって炎症を起こす場合もあります。
最近では、天然由来成分を配合する事で、
頭皮への刺激を軽減しているものが多いですが、
頭皮の質は人それぞれなので、リスクが０とは言いきれません。
頭皮のかゆみ・炎症は、直接頭皮に働きかける育毛剤、
あるいは育毛シャンプーに多く見られる症状ですが、
内服薬でも起こりえます。
頭皮の質に合った育毛剤をお探しの方には、
一覧表をまとめてあるので、ご覧下さい。
肌タイプ別オススメ育毛剤
育毛剤の成分
以下に育毛剤の成分の一覧表を掲載します。
ご購入時の参考にして下さい。
リンク先は成分の詳細です。
血行促進タイプ
毛母細胞活性化タイプ
脂質除去タイプ
頭皮の炎症抑制タイプ
栄養補給タイプ
保湿タイプ
育毛剤の効果の現れ方
育毛・発毛が難しいのは、
順調に回復せず、必ず停滞期があるからです。
この停滞期に、育毛剤や育毛法に見切りをつけてしまいがちなんですね。
どんな育毛剤や育毛法でも、全く効果が得られない時期はやってきます。
それを踏まえて、根気良く同じ育毛法を続け、
また来る髪の毛の成長期を向かえましょう。
育毛効果の現れ方
１．毛髪にハリとコシが出る
弱かった髪が強くなるため、
触った感触や、髪の毛の立ち上がり方に変化が起きます。
２．ヘアサイクルの改善
薄毛の原因は、髪の毛が成長する前に抜け落ちてしまう事にあります。
よって、産毛や細い毛が多くなってしまうのです。
頭皮・毛穴が回復すれば、髪の毛の伸びに違いが見られるようになり、
健康な太い毛が生えてくれば、全体的にボリュームアップして見えます。
３．成長の停滞
前述の通り、必ず停滞期はやってきます。
特に生え際は毛穴が元々小さいので、産毛が抜けてしまう事もよくあります。
しかし、生えて抜けてを繰り返す事で、髪の毛は太く強くなっていきます。
育毛・発毛は根気よく行いましょう。
育毛剤が効かない理由
「せっかく高い育毛剤を買ったのに、効果が見られない！」
残念ながら、そんな経験をされる方も中にはいらっしゃるようです。
もちろん、育毛剤の効果は人それぞれ。
しかし、効果が感じられないというのであれば、
育毛剤が悪いのではなく、以下のような原因が考えられます。
１．頭皮の環境
薄毛に悩む方の８０％は、頭皮に炎症や異常が見られるとされています。
育毛剤は程度の差こそあれ、刺激性を持ちますから、
荒れた頭皮に育毛剤を使ってしまうと却って逆効果です。
また、毛穴が詰まっている状態で育毛剤を使用しても、
有効成分が届かず、やはり効果は薄いものになります。
頭皮の環境に問題がある場合は、
まずは頭皮を正常な状態に戻す必要があります。
この場合、頭皮の回復を目的に作られている
アミノ酸配合の育毛シャンプーが有効です。
頭皮が回復してきたら、そこで育毛剤を使ってみましょう。
なお、無添加の育毛剤M-1 発毛・育毛ミスト
２．栄養管理
育毛剤は直接髪の毛を生やす力があるというよりも、
人間が本来持つ育毛機能をサポートする、補助としての役割を担っています。
よって、育毛剤に頼り切って、普段の栄養管理が行き届いていない場合、
いくら良い育毛剤であっても、効果を発揮できなくなってしまいます。
この場合、食事を野菜や果物といった菜食が有効です。
また、栄養素が足りていない場合、
育毛サプリメントを使用するのも良いでしょう。
育毛サプリメントを使用すれば、
普段の食事では補えない育毛の必須栄養素を補給する事が出来ます。
３．育毛剤の使用期間
通常、育毛剤は半年間の継続使用が大前提です。
にも関わらず、早く効果が出て欲しい一心で、
短期間で見切りをつけてしまう方がいらっしゃるのも、また事実です。
最初の数カ月は効果が無いように見えても、
実は頭皮が改善されている期間です。
ジックリと時間をかけて、根気強く育毛・発毛していきましょう。
４．その他の理由
育毛・発毛には、普段の生活習慣も影響があります。
夜更かしをやめ、タバコ・お酒を控える努力も、
育毛剤の効果を上げる要因です。
今あげた４つのように、
育毛・発毛にはさまざまな要素が関連しています。
育毛・発毛に必要な事を、どんどん生活に取り入れながら、
育毛剤と付き合っていきましょう。
育毛剤の正しい使い方
育毛剤の使い方は、タイプによって異なります。
外用薬・添布タイプの場合
薬液を直接頭皮に添布するのが、外用薬・添布タイプです。
外用薬・添布タイプの育毛剤を効果的に使うキーワードは、
「温める」「マッサージする」の二つです。
この二つによって頭皮の血行が良くなり、高い効果を期待できます。
育毛剤は、髪の毛では無く頭皮に添布し、
頭皮にすりこむようにマッサージをします。
育毛剤の作用時間は長くないので、
効果を持続できるように、量より回数を心がけましょう。
また、進行状況や症状、習慣性を考慮し
複数の育毛剤を使用するのも効果的です。
最後に、外用薬・添布タイプの理想的な育毛剤の使用例を書いておきますので、
参考にしてみて下さい。
１．入浴３０分前に育毛剤を使用。軽くマッサージをする。
２．蒸しタオルなどで３分以上温める。
３．シャンプーをし、しっかりとすすぐ。
４．再度育毛剤を使用する。
夜間は髪の成長を促す副交感神経が活発になるので、
就寝前の入浴時は育毛・発毛のチャンスタイムです。
内服薬タイプの場合
内服薬タイプの場合、
決められた用法・用量を正しく守るのが大前提です。
ただしサプリメントの場合は、
目安はあるものの、厳しい規則はありません。
育毛シャンプーの場合
基本的には普通のシャンプーと変わりません。
頭皮を傷つける事の無いように注意しましょう。
ほとんどの場合、シャンプーそのものとして発売されていますが、
普段のシャンプーに薬液を混ぜるタイプもあります。