プロペシアの副作用と後遺症についてアメリカ国立衛生研究所(NIH)が通達を発表 | 育毛・発毛情報ブログ 国内外の最先端の育毛法で薄毛を解決する方法を紹介

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2015年06月01日
テーマ:ブログ
2015年5月、NIH(National Institutes of Health アメリカ国立衛生研究所) がプロペシアおよびフィナステリド製剤の副作用や後遺症(ポストフィナステリドシンドローム)について通達を発表しました。
 NIH はアメリカの保健福祉省公衆衛生局の傘下にありもっとも古い医学研究の拠点機関です。

これまでにもFDA(米国食品医薬局)がPFSの問題には公式発表をしていましたが医学研究を行う、世界でもっとも権威のあるNIHでも同様の発表をしました。

副作用や後遺症はすべての方に起こるものではありません。

ですが日本でプロペシアを処方する医療機関や一部の医師が副作用や後遺症は一切ない薬であるという見解は全く誤っています。

一部ではプロペシアやフィナステリド利用者の20%近くになんらかの副作用が発生しているとケーススタディも発表されています。

http://mobile.medicalindependent.ie/page.aspx?contentid=58263 

また改めてご紹介をしますがプロペシアが育毛薬として認可された治験結果を再検証したアメリカ人研究者が実際に行われた治験内容について、治験対象者に対し副作用や後遺症などの聞き取りが十分に行われていなかったようだと発表しました。

けして、副作用や後遺症がすべての方に起こる問題だとはいいません。

ですが未だに医師が処方している薬であるからプロペシアは安全であろうと考えている方がこの薬の服用を検討している患者だけではなく、プロペシアを処方している日本の医師もそのような説明をしている方が多くいらっしゃいます。

特に2015年5月よりプロペシアのジェネリック薬が日本でも入手できるようになったことでより手軽に入手できる環境になってしまいました。

皆様や医師がプロペシアの育毛効果を期待されるのはCMだけではなく、医師や医療機関がこの薬を育毛薬として紹介しているからだと思います。

その医師が一般的な薬や治療方法を含め、効果や安全性、それにリスクを知るために参考にするのが今回のNIH(アメリカ国立衛生研究所)のような研究機関が継続的に発表している最新の情報をチェックするのですが残念ながらプロペシアのような保険適用外の生活改善薬に対しては十分な配慮がなされていない傾向があります。