ＡＧＡ型脱毛へのプロペシアの副作用の発表について １

アメリカでは、プロペシアの副作用や
後遺症に悩む方達の為の専用サイトがあります。

http://www.propeciahelp.com/

その中で昨年５月に２２歳の男性が、
プロペシアの副作用に耐え切れず、
残念な選択をされたニュースが流れました。

http://philadelphia.cbslocal.com/2011/05/03/health-watch-popular-drug-warning/

サイト内でご覧いただくビデオ内で、
メリク社の担当者は、副作用などについて、
否定をしておりますが、一ヶ月も立たない２０１１年６月に、
アメリカＦＤＡに、プロペシアの副作用として、
勃起障害と精力減退が追加報告がされました。

アメリカでは２０１１年の１１月にも、
プロペシアの副作用について、
ＭＥＮ　ＨＥＡＬＴＨという、
男性向けの健康専門誌で紹介されました。

http://www.menshealth.com/health/hair-raising-effect#axzz1lr4Rh9a

２０１２年２月３日には、アメリカ、メリーランド州で、
プロペシアを製造する米メリク社に対しての裁判の中で、
大変ショッキングな内容が報告されました。
ＡＧＡ型脱毛を心配されている方や、
長期に渡り、プロペシアを服用されている方はぜひお読みください。

http://www.examiner.com/courts-in-baltimore/doctors-link-hair-growth-drug-to-sexual-dysfunction-depression-and-cancer

被害者団の主な訴えとしては、
プロペシアを服用したことによって起きた生殖器の勃起不全が、
服用を中止しても回復せず、後遺症が残ったとの薬害訴訟です。
米メリク社もそれまでに報告をしていた副作用に加えて。
昨年２回、ＦＤＡに、副作用や後遺症の恐れをプロペシアに追加しました。

具体的な原因は解明されておりませんが、
以前よりプロペシアの副作用に注目をし、
数年前より治験者を募り、研究を行っていた、
ジョージワシントン大学のアーウィング医師が、
昨年３月より新たに開始をした、
ＷＨＯ（世界保健機構）の基準を元に行った、
プロペシア服用者の後遺症患者の継続的な血液、
及び精子検査の結果が、
メリーランド州で裁判の証拠の一つとして発表されました。

その中でアーウィング医師は、
直接的な血液や男性ホルモンの数値の減少によって、
勃起不全や精力減退などの症状が引き起こされるのではなく、
人体の脳内物質の一つでもあるＤＨＴや５Ａリタクターゼが減少する事により、
勃起障害や精力減退が誘発されている可能性がある、
との研究データを発表しました。

脳内物質のＤＨＴや５Ａリタクラーゼまでも、
プロペシアが抑えてしまうとは、これまで考えられておらず、
薬の服用を中止しても症状が改善しない説明もこれでつくと発表しました。

ＡＧＡ型脱毛によりプロペシアを服用して、
すぐにこれらの副作用や後遺症が表れる訳ではありません。
今回の実験の治験者の中の多くに、
５年間服用をしていた後に、後遺症を発症した方も多数おられます。

一番の問題は、プロペシアによって減少してしまった
脳内の男性ホルモンを補う治療方法はないことです。
男性ホルモンの直接的な充填を行ったとしても、
脳内物質を現在の技術では補えないからです。

米メリク社が発売当初から発表していた、
２％の副作用は、本来は、
薬の使用の中止と共に改善すると言われていました。

ところが、アーウィング医師が行った研究は、
プロペシアによる副作用や後遺症に苦しまれている方が、
遥かに多いことを証明しただけではなく
、改善策が今の医学ではない可能性がでてきたと発表されたことです。

上記の副作用や後遺症についてご存じない方は、
次号のブログをお読みください。