「散り際」 戦乱の世を生きた史実の女性を訪ねる巡禮 | 【うずめカフェ】ikukoのブログ。身口意そろえて味わう人生を。

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【散り際】

ただひとは
肉が滅びて散りゆく跡も
確かにひとの想いの中に
生き続け、ひとの中で
忘れ去られるまでは
一欠片でも生きている。

護り許し
寄り添い続けるものの
供養の心の中で生きれば、
悔やみにはならず

散り際にしがみつくものの中で
生き続ければ
悔みを生んで弔いできぬ。

散り際を忘れること
この苦心、、、
一番の弔いになるゆえに
大きな仏にこの想い苦しみ
明け渡すこと
ゆだね祈ることが道。

人に言えぬことも
仏には言えよう。


賢い女を生きて
賢く潔くあることで
男の美を立て
男の世を立て
男の柱を支えて

女が賢くあれば
その葛藤もまた同じく
影のようにつきまとう。

ならばせめて
自分の心に正直であれと願う。

葛藤もまた
美しさを添えるものと
なるよう、御仏に
苦心預けよ。

耐えるのではなく
預け祈って
流せばよい。


そして、
散り際を供養しながら
常に生きる道を選び
まったく新たな
1日ごとを生きるが美し。




この方は、
人の執着
というものと終生
向き合われたのかも
しれません。

権力、愛憎、身の上、
名が遺して語るものと史実の狭間で

ひとの想いの粘着力を
どのように扱うか、
この細やかな葛藤と納得を飲み込み
自問自答しながらも
ものごとを決めていく一人の女として。



だから
明日のお詣りでは
この執着という、人の
粘着力に苦しみ悩む女性に、
よき智慧を下さるのではないかな
と思います。


お詣りにはそのこと
踏まえたうえで

ご自身の祈りの姿勢を、きちんと
みせてくださいね。

ここぞという時に
自分の心に正直であるという
誓いができるひとを
応援くださいます。


巡禮記  北条政子さまを訪ねる
鶴岡八幡宮へのお参りのまえに。