美しい南太平洋の島国ツバル。
独立国としてはバチカンの次に人口が少ない国家です。
(9,652人・2006年時点)
Peter Bennetts Lonely Planet Photographer
© Copyright Lonely Planet Images 2011
50年以内に人の住めない土地になるかもしれない、
地球温暖化による海面上昇で沈む最初の国
などといわれています。
オーストラリアとニュージーランドに国民全員を
「環境難民」として
国外へ移住させることまで検討されました。
(この要請はオーストラリアからは拒絶された)
国民全員が「環境難民」とは、なんと恐ろしい
そんな小さな貧困国が、2000年に国連加盟を果たしました。
国識別アドレス「.tv」の使用権を、
カリフォルニアのベンチャー企業dotTV社に売却して
国連の年会費を支払うことができるようになったのです。
おめでとう
ドメインとは、国の命運まで変えてしまうんですね
ツバル首相は、ぼやいています。
「先進国は人々がこの先どうなろうかということを気になどしていないのです。
彼らが裕福になればなるほど、その代償として我々やインド洋などの
低い海抜にすむ貧しい人々は苦しめられているのです。
ですから、我々は訴訟を起こすといっているのです。
これには彼らが主権国であるため、綿密な調査が必要となります。
<色:#ff0000>現段階では、そうした国々の企業を訴えることにしています。
多くの二酸化炭素を排出している企業をです。
タバコ会社、石油や石炭会社などは最も悪い企業です。
(石油、石炭、自動車、タバコ、兵器を製造している会社、
工業国で石油を大量に利用して、地球温暖化を引き起こしている企業)」
※参照:ツバル首相インタビュー(南太平洋島嶼プロジェクト)
しかし研究機関SOPACの中心的研究者アーサー・ウェッブ氏の驚きの報告も!
ツバルの面積は、1984年から2003年までの20年間で
17島の面積は、海岸線の移動などにより
ヘクタール近く(2.8%)増えている
※参照:「海面上昇でツバルが沈む!」の誤解――センセーショナルな報道の罪
「私がツバルで見た真実」イースクエア会長木内孝氏、オルタナ18号
奈津代さんの生の声によれば
「沈むツバル」報道は
一番海抜が低い首都の島フナフのみの取材にもとづいていたんだとか。
※参照:「海に沈むより先に」天国に一番近い島ツバルにて - ナツの南の島子連れ滞在記
ツバルについてはまた次の機会に、レポートしてみます。
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