ロイを飼い主さんに帰した後、ジャイは一人ぼっちになってしまいました。

寂しくて鳴かないかなと心配していましたが、昼間は高いところに登ってお昼寝したり、窓際で外を眺めたりしておとなしく過ごしてくれていました。

 

 



日中は仕事で留守にするので、寂しくないようにと早起きしてジャイと過ごす時間を作っていっぱい遊んでナデナデした後に仕事に行きました。

 

 

ペットカメラを設置していたので、様子を見るとだいたい寝て過ごしていました。

 

 

 




 

帰宅して部屋に入るとニャンとかわいい声で鳴きながら、私の元に来てくれたジャイ。

こんなにおりこうさんのにゃんこはいないよ~といつも褒めていました。

 

 



 

福ちゃんは、警戒して部屋の前まで行ったりして様子を伺ってはいました。

ごはんの量が減ったり、家に帰ってこなくなったり・・・。

明らかにストレスになっていると感じました。

 

 

時間をかければ仲良く離れたとは思います。

ただ、問題が・・・。

福ちゃんは、外に出かけるのでたまに朝帰ってこないことがあります。

そんな時は、お薬をちゅーるに混ぜてセットして出かけるんです。

 

 

 

ジャイが慣れてくれたとして、家の中を自由に行き来させると、間違って福ちゃんのお薬を飲んでしまうことがあるかもしれません。

それを防ぐためにはジャイに日中別の部屋で過ごしてもらわなければなりません。

 

 

そうなると、ジャイの自由がなくなってかわいそうだと思ったんです。

飼い主さんのところに帰そうと思いましたが、そちらは半外飼いされていました。

戻したらせっかく室内で問題なく暮らしているジャイが、外に出たがるようになり、譲渡会に出ても譲渡が難しくなるのではないかと思いました。

 

 

色々考えて、職場の後輩に相談したら、ジャイを迎えたいと言ってくれたんです。

おりこうさんで人なつっこくてかわいいジャイ。

こんなにうれしいことはありません。

 

 

飼い主さんにも了解を得て、週末にジャイは後輩の家に行くことになりました。

 

 

 

手放すと決めてから、ジャイとお別れするまでは精一杯かわいがって愛情を注ごうとできる限り側で過ごしました。

 

 



いつも近くでゴロンとなって、ナデナデさせてくれたり、頭ごっつんしてくれたり、ジャイの一つ一つの仕草がかわいくてかわいくて。

この子には幸せになって欲しいと思いました。

 

 



 

いよいよジャイとお別れの日。

出かけるまで、ずっとジャイと過ごしました。

おもちゃで遊んで、近くで寝て。

いつも通りのジャイ。

 

 

ホントは家で育ててあげたかったのにごめんね。

こんなに懐いてくれたのに、手放すのが寂しくて辛くて・・・。

 

 

 

ジャイをキャリーに入れて出発。

キャリーに入れても、鳴かずにおとなしくしているジャイ。

どこまでおりこうさんなの。

それが逆に辛くて辛くて・・・。

キャリーを少し開けて、ずっと頭をなでなでしながら向かいました。

 

 

 

 

後輩の家に着くと、子供たちが今か今かと玄関でお出迎えしてくれていました。

先住猫ちゃんが居るのでしばらく隔離するため、奥の部屋へ。

 

 

キャリーから出すと、部屋の中をウロウロ探索し始め、子供たちにも近寄ってくれました。

第一段階クリアー。

 

その後、トイレを用意したらおしっこもしてくれ、第二段階クリアー。

 

 

 

もう大丈夫だね!

ジャイ、ここは家族がたくさんいるから寂しくないよ。

きっと幸せになれるよ。

 

 

 

家族みんなにジャイをお願いしますとお願いして帰りました。

いざ手放すと寂しくて寂しくて。

 

 

私が帰った後、ジャイがソワソワして落ち着かなかったと聞きました。

私の事、わかってくれてたんだね。

それだけで嬉しかったです。

 

 

 

ジャイと過ごした2週間はホントに楽しくて幸せでした。

寂しい思いをさせたのに、あんなに懐いてくれてありがとう。

ジャイ、大好きだよ。

ジャイ、生まれてきてくれてありがとう。

私と過ごしてくれてありがとう。

 

 



 

今まさに、ジャイロスです。

 

 



 

でも、家には福ちゃんがいます。

福ちゃんの体調が一番大切なので、福ちゃんをこれからも大切にしていきます。





書きたいことはたくさんあるのに、日々の忙しさに毎日をこなすのが精一杯でした。

昨日の事ですが、忘れたくないので覚えている内に書こうと久しぶりのブログです。

 

 

 

実は、2週間前に1歳の兄弟猫を迎えました。

福ちゃんにお友達が出来たら、お家で過ごしてくれる時間が増えて、体もゆっくりできるんじゃないかと考えたからです。

 

 

 

譲渡会に参加していたキジ猫兄弟。

本当は、その子たちの兄弟の女の子を希望していたのですが、半外飼いで捕まらなかったということで、2匹だけの参加でした。

 

 

 

 

 

 

とりあえず連れて帰ってみては?と言われて2匹を連れて帰り、母の部屋に隔離。

初日は、隠れてあまり出てきてくれませんでしたが、ご飯を持って行くと揃ってガツガツと食べてくれて一安心。

 

 

 

 

 

翌朝には、2匹ともうんちもしてくれてて、部屋に行くと出てきてスリスリしてくれました。

名前はイチローくんとジャイアンくん。

呼びにくいのでイチローくんはロイ、ジャイアンくんはジャイと呼んでました。

 

 

ロイは元気で走り回り、そして鳴いて外に出たがっていました。

ジャイはちょっと遠慮がちで、ロイが甘えた後に甘えてくるような子でした。

 

 

家の福ちゃんともしばらくして何度か会わせましたが、福ちゃんがものすごく威嚇して怖いくらいでした。

福ちゃんのためにと思って迎えたけど、福ちゃんのストレスになってはいけないなあと感じ、いろいろ考えました。

 

 

そして、出した結論は2匹を元の家に帰すことでした。

ゆっくり時間をかければ慣れてくれたかもしれませんが、心臓が悪い福ちゃんにストレスをかけ続けるのはよくないと思ったからです。

2匹は隔離していましたが、猫がいることはわかっていたと思います。

3日ほど福ちゃんが帰ってこなかったことがありました。

この子たちを迎えたからだろうなと思いました。

 

 

 

すごく人懐っこくて甘えん坊で、こんな猫ちゃんなかなかいない!と思うくらいのかわいさのジャイとロイでした。

 

 

 

一週間が経つ頃、ロイが外に出たくて大暴れするようになりました。

レースのカーテンはズタズタ(笑)

それはもう覚悟していたので大丈夫でしたが、ずっと窓の周りをウロウロして鳴き続けるようになりました。

 

 

これじゃ、福ちゃん気になって仕方ないよねと思い、週末に元の家に帰すことにしました。

 

 

 

そんな中、ジャイはずっとおとなしくおりこうさんにしてくれていました。

本当は2匹返すつもりだったけど、ジャイだけもう少し様子を見てみようと思い、ロイだけを連れて行きました。

 

 

 

連れて行く時、ロイがずっと鳴いてて辛くて辛くて。

『ロイ、ごめんね。私はロイを幸せにしてあげられなくてごめんね。』と何度も声を掛けました。

 

 

 

譲渡会にロイの飼い主さんがロイの母親を連れて行くと話されていたので、ロイを譲渡会の日に連れて行きました。

 

 

母親と同じゲージに入れるとすぐにお互いに毛づくろいしていました。

その姿を見て一安心。

 

 

驚いたことに、ロイはもう1歳なのに母親のおっぱいを吸い始めました。

ずっと一緒にいたから、1歳でもこんなに大きくなってもおっぱい飲むんだってびっくりでした。

 

 

 

 

 

 

返したらロイがかわいそうだなと思いましたが、お母さんにべったりくっついているのを見たら、辛かった気持ちも少し楽になりました。 

ジャイはもう少し預かって様子を見てみますと伝えて帰路に。

家に帰るとジャイはおとなしくおりこうさんにお留守番してくれていました。

 

 

 

長くなるので続きます。

 

前回のブログの続きです。

 

 

病院から帰宅して、いつもならすぐキャリーから出すのですが、今回はまずキャットドアを閉めました。

 

 

すぐお外に出たがる福ちゃんは、きっとキャットドアに一目散に向かうはずなので・・・。

案の定、出したらすぐにお外に行こうとキャットドアへ向かいました。

閉まっていることに気付き、いつも出してあげる他の扉のところを順番に回って探していました。

どこからも出られないことに気付くと、鳴き始めウロウロしていました。

 

 

 

帰宅後、2時間ほど泣き続け、諦めてくれたのかキャットタワーの上で寝てくれました。

深夜も起きてはウロウロして鳴き続けていました。

 

 

 

しばらくってどれくらい外に出さなきゃいいんだろう・・・?

 

 

 

熱は測定できないので、下がったのかははっきりはわかりません。

びっこをひいていた足の状態が良くなるまでは家に居てもらおうかなあと思っていました。

 

 

 

三日間お家にいたからか、足も庇わなくなって、ごはんもたくさん食べてくれるようになりました。

 

 

 

 

 

 

三日三晩泣き続け、もう限界だなぁと思いそろそろ外に出さないと福ちゃんがストレスでおかしくなってしまいそうでした。

心臓にも負担がかかるんじゃないかと心配にもなりました。

 

 

 

 

 

翌日は午後からお天気が良くなるみたいだったので、午後まで待って出そうと決めました。

 

 

 

翌日の正午、さあお外に出そうと思って福ちゃんに声をかけるも爆睡(笑)。

起きるまで待つしかありません。

 

 

15時頃、やっと起きて近くまでやってきました。

玄関を網戸にしていて、お外が見えるようにしていたら、眺めて出たがりました。

 

 

網戸を開けると、「えっ?出ていいの?」みたいな顔をして私を見つめた後、勢いよくお外へ。

 

 

 

出てすぐ喜びのゴロンゴロン。

 

 

 

 

 

こんなに生き生きしている福ちゃんをみると私も幸せな気分になります。

 

それから、いつも遊んでいる田んぼへ一目散。

向かう途中、あちこちにマーキング(笑)

ここは僕の縄張りだ!ってことなんでしょうね。

 

 

田んぼで「うん。いつも通りだ!」と確認しているようでした。

それから遠くへ歩いて行きました。

 

 

 

久しぶりのお外で目いっぱい羽を伸ばし、その日は出たり入ったりを繰り返していました。

 

 

 

出かけてもちゃんと帰って来て、ご飯を食べてくれる。

ほとんど家には居ないし、側で甘えてくれることもないけどそれだけでも福ちゃんが居てくれるだけで幸せだなあと。

 

 

欲を言えば、抱っこしたり一緒に遊んだりしたいけど、家に帰って来てくれるだけで、姿を見れるだけで十分幸せもらえてます。

 

 

 

高かった炎症反応が治まっているのかはわかりませんが、元気に遊びまわっているのでしばらく様子を見ようと思います。

 

 

 

また来月診察に連れて行かなきゃならないのです。

憂鬱な病院受診・・・。

また避けられるかもしれないけど、福ちゃんが頑張ってるから私も頑張ります。

 

 

福ちゃんが元気で過ごせますように。

それが私の一番の願いです。