947-サンフランシスコの夜昼裏表① | ikoma-gun(フリムン徳さん)のブログ

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(1)バスの旅、サンフランシスコ
  アメリカ人が一番行きたい

アメリカの街はどこか?
ある新聞で統計を見たことがある。

それは異国情緒豊かな街

サンフランシスコと書いてあった。

 

隣と壁が引っ付いた積み木のような

小さな家が、坂道に沿って、

丘の上にずらりと並ぶ、

色とりどりの家並み。

昔、金鉱山で働いた労働者の

の安普請の家であるが

ずらりと並ぶとサンフランシスコの家という絵になる。

 

摩天楼の高いビルの裾を

ぐるぐる巻きにして並んで、

ケーブルカーに乗るのを

待っている人間たち。

芋の子を洗うような

マーケットストリートの

沢山の人間達。

 

東洋人、ヨーロッパ人、

アメリカ人、顔かたちの

変わった世界中の人間たちが、

何かを求めて、うようよと

歩いている街、サンフランシスコ。
行列の出来ている有名なピザ屋で、

英語を話すはずと思っている白人が、

何語かわからん言葉で、

ピザを注文して、店員が

首をかしげて難儀している。

 

白人は英語ばかりを話さない。

ほかの国の言葉も話す白人を

目の前にして、めずらしがる。

でもここは英語を国語とする

アメリカのサンフランシスコ

なのである。

 

ここでは誰もの顔が平等に見える。

金持ちでもない、貧乏人でもない、

社長さんでもない中間層の

顔をしている。

 

旅行スタイルの服装が

そうさせるのか。続く