707-長生きしたくないが? | ikoma-gun(フリムン徳さん)のブログ

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「フリムン徳さんは長生きし過ぎたくないが??

「あんなにまでして、長生きしたくない」と、介護ホームの寝たきりの老人を日本語テレビで見るたびに思う。ベッドの上に寝かされた枯れ木のようにやせ衰えた身体。骸骨の体が寝かされているみたいである。血の気のない皮膚の色、目元がゴボンと凹んでいる、目は寝たままである。頬もゴボンとやせ細って凹んでいる。口にはチューブが入れられている、鼻にもチューブを入れられている人がいる。

 

これでも生きている人間である。「こんな状態で何年も何十年も生きている」と、テレビから声が流れてくる。思わず私は、こんなになってまで長生きしたくはないと、気持ち悪くなりテレのスイッチを切ってしまいそうになったり、実際にきった事もある。NHKはこんな番組流さんでもいいのにと、想ったりした。

 なぜこんなにまで長生きする人間が増えたのか?

 

人間の寿命が延びたからであろう。病気を治すいい薬が出来たからであろう。病院というものが出来たからであろう。医学が向上したからであろう。私は自分で、自分の下の世話が出来なくなってまで長生きしたくない。下の世話ができなくなるまでには、ほとんどの人間が「人間としての使命を終わっている」ようにも思う。だから、周りの人も、本人も、自分で自分の下の世話が出来なくなったら、あまり欲張らないで、「もうここらで、綺麗なお花畑のある天国へ旅に行こう」と、天国行きの切符を買ってもええやないですか。続く