692- 雪どー、雪どー② | ikoma-gun(フリムン徳さん)のブログ

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②夏はあれだけ暑い山の砂漠に昨日は5年か、

6年ぶりに雪が降ったのです。

懐かしくなりました日本の冬を思い出した。

昔の恋人に会った気分にもなりました。

南の雪を見たことのない喜界島育ちの私には

ただ事ではおまへん。

 

嫁はんのサイレンにつられて、撮影修業中の

カメラを持って、ズボンのチャックを

閉めながら、玄関のドアをあけました。

ズボンのチャックが閉まりにくいのです。

誰も見る人はいない、半チャックに

かまっていられるかいな。

 

雪や、雪の写真をとるのが先や。

靴を履く暇なんかあるかいな。

サンダルで庭に飛び出した。

我が家の庭に積もった真っ白い雪を

見たとたんに、昨夜の悩みも、日頃の悩みも真っ白な雪に吸い込まれた。

 

雪は人間の悩みを吸い取る働きを

すると始めてわかった。

取り捲った写真はインターネットで

日本やアメリカの私の応援団

「フリムン徳さん応援団」の主なメンバーに送った。半チャックで取った割にはよく取れていると

お褒めのメールもいただいた。

 

私は写真をエッセーの書き方と

同じ方法で撮っている。

エッセーの書き方は旅行ガイドさんの案内の

仕方と同じで、見せたいところは

いっぱいあるが、時間が限られている。

だから、2、3のポイントを絞って案内する。

 

エッセーもなんでもかんでもいっぱい書いたら、

何を書いているのか、読む人にはわからん。

「ポイントを絞って書く」とサンフランシスコ大学の南先生が私のエッセーが日米タイムスのエッセーコンクールで入賞した時の選評に書いてあった。。続く