679—我が家建築の苦労 | ikoma-gun(フリムン徳さん)のブログ

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溝を掘る位置に水で直線を描いて、

その線の上に椅子を置く。

それに腰掛けてホースの先端を持ち、

吹き出す水流を溝の位置に当てる。土が洗
い流されて小さい溝になっていく。

うまくいきそうだ。

嫁はんがニヤニや笑っている。

ワイがオシッコで溝掘りをやって

いるように見えるのや。

体力のない徳さんは、
椅子に座りながら炎天下で溝掘りを

する方法を見つけた。
 家のヒューズボックスから15メートルは平坦で、

屋敷の整地をしたときに削られ
た古い固い地盤。

電力会社のメーターボックスの側の30メートルは、

下りの傾斜地になっており、

整地で削り取った土を盛ってある。

だから、そこの表土は軟らかく水で
すぐ流れるので、「水流式溝掘り工法」

にとっては理想的な地形なのである。
 川の流れが山を削り深い谷が

できていくのと同じです。

少しづつ、少しづつではあるが、

根気強く続けているといつのまにか大きくなります。

体力のない私にできることはこれしかありません。

2週間、これを丹念に続けて、45メートルの溝を
水とスコップで掘りました。

すぐに機械に頼る隣のアメリカ人達は、

徳さんは「水で掘った」というとあきれ顔です。

フリムン徳さんは達成感で一杯です。

こんな時は冷たい生
ビールでカンパイやなあ!!

続く