![0353](https://stat.ameba.jp/user_images/20151030/08/ikoma-gun/03/a6/j/t02200220_0480048013468888313.jpg?caw=800)
(弟の道雄撮影)
「金を使わずに人を笑顔にする」
これは誰でもできる、簡単にできる、どこでもできる。
これを受けると、思わずその人がいい人に思えて、
友だちになったような嬉しい気持ちになる。
私は1周間に2回か3回、立野町を通って、大和川に
かかった長い多聞橋を通り、王寺の駅へ行く。
約25分ぐらいの間に会う人は数えるぐらいに少ない。
車社会の日本人はもうアメリカ社会と同じように
歩く人は少ない。
私と目のあった人達には、思い切っり笑顔で、
「こんにちは」と挨拶する。
殆どの人が見ぬふりである。
めんどくそうな顔を擦る人、怒ったような顔をする人、
変な顔をする人達が多い。
ところが私が住んでいたモントレー・ブラッドレーの村では、
ハイウェイを走っていく車の見知らぬ人にまで手を
振って挨拶していた。
どうして日本人は人に挨拶をしたがらないのだろうか。
他人と関わりたくないのだろうか。
挨拶の効果を知らないのだろうか
私は日本の街を歩いていて、
よく目にする看板「空き巣に注意」の看板の横に、
「目が会ったら、挨拶をしよう」という看板も欲しい。