タランティーノが『キル・ビル』より先に企画していたそうですね。
ならず者部隊が活躍する『特攻大作戦』リー・マーヴィン主演、ロバート・オルドリッチ監督(1967年作品)のリメイクだと映画雑誌で読んだことがありました。
それは、それで楽しみでした。
実は『特攻大作戦』ではなくエンツォ・G・カステラッリの『地獄のバスターズ』のリメイクで“The Inglorious Bastards”という映画であることが・・・・。
日本では、当時東京12チャンネルのお昼の映画の枠か、深夜の映画の枠で、『V-2ロケット強奪大作戦』とか、『地獄のバスターズ』のタイトルで何度かテレビ放映を観ました。(1978年作品)
こんなB級映画をわざわざリメイクするなんて、さすがタランティーノですね。
![いこかもどろかのラビリンスde・・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/05/ikokamodoroka/b0/c8/j/t02200220_0500050010302077205.jpg?caw=800)
![いこかもどろかのラビリンスde・・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/05/ikokamodoroka/23/bf/j/t02200124_0800045210302077207.jpg?caw=800)
コマーシャルでは・・・・・
「面白くなかったら全額返金キャンペーン」?
このキャンペーンで思い出すのが・・・・
「カプリコン1」。(1977年作品)
当時、面白くないと、名乗りを上げたお客さんが2,3人いて、「嘘発見器」を使って調べて・・・・。
というのが当時、話題になりました。
確か、配給は、同じ東宝東和。
![いこかもどろかのラビリンスde・・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20091110/07/ikokamodoroka/70/40/j/t02200307_0500069810302110246.jpg?caw=800)
予告編では・・・・・
「一人の少女が、復讐を誓った」?
戦争映画で、復讐、恨みを晴らす映画って・・・・
私が思い出したのが、「追想」。
第二次世界大戦末期、ナチ親衛隊に最愛の妻と娘を虐殺された医師の凄まじい復讐劇で・・・
ロミー・シュナイダーとフィリップ・ノワレが主演のフランス映画。(1975年作品)
![いこかもどろかのラビリンスde・・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20091113/10/ikokamodoroka/29/25/j/t02200311_0429060610305407605.jpg?caw=800)
![いこかもどろかのラビリンスde・・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20091113/10/ikokamodoroka/c0/53/j/t02200235_0559059710305407607.jpg?caw=800)
解説では・・・・・
「ブラピが演じるアルド・レイン中尉率いる連合軍の極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」が、ヒトラー暗殺を企て映画館に潜入……。」
ナチス高官暗殺で、思い出したのが・・・・
第二次世界大戦中の1942年、連合軍がチェコスロヴァキアで実際に実行した、ナチス高官であり、ボヘミア・モラヴィア副総督であったラインハルト・ハイドリヒを暗殺した「エンスラポイド作戦」を、ほぼ史実に基づき映画化した「暁の七人」。(1975年作品)
![いこかもどろかのラビリンスde・・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20091113/10/ikokamodoroka/79/09/j/t02200311_0429060610305407598.jpg?caw=800)
![いこかもどろかのラビリンスde・・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20091113/10/ikokamodoroka/e8/a2/j/t02200311_0600084710305407602.jpg?caw=800)
タランティーノ、世代が近いのか、1970年代中旬、子供(中学生位)の頃の観た映画の断片のモザイクを楽しめそうですね。タランティーノが、なぜ第二次世界大戦の映画をと思いましたが・・・・70年代の戦争映画、ベースにあるのでしょうね。(*⌒∇⌒*)
「お母さん、来週映画館に一緒に行く?」
「私は、先に 『THIS IS IT』 観たいわ」
「・・・・・・・・・・・・」
いこかもどろか、究極の選択です。