タランティーノ・モザイク | くいしんぼと映画フリークのラビリンスde・・・・・

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PCに向かって、図面を描いては・・・・
スケッチブックを広げて鉛筆を走らせては、・・・・
映画館のシートに体を埋めては、・・・・日々考えてみる。
「40にして迷わず」どころか迷走しております。はたして50で天明をみつけられるのか?

いよいよ、20日に 「イングロリアス・バスターズ」(*^▽^*)公開

タランティーノが『キル・ビル』より先に企画していたそうですね。
ならず者部隊が活躍する『特攻大作戦』リー・マーヴィン主演、ロバート・オルドリッチ監督(1967年作品)のリメイクだと映画雑誌で読んだことがありました。
それは、それで楽しみでした。
実は『特攻大作戦』ではなくエンツォ・G・カステラッリの『地獄のバスターズ』のリメイクで“The Inglorious Bastards”という映画であることが・・・・。
日本では、当時東京12チャンネルのお昼の映画の枠か、深夜の映画の枠で、『V-2ロケット強奪大作戦』とか、『地獄のバスターズ』のタイトルで何度かテレビ放映を観ました。(1978年作品)
こんなB級映画をわざわざリメイクするなんて、さすがタランティーノですね。

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コマーシャルでは・・・・・
「面白くなかったら全額返金キャンペーン」?
このキャンペーンで思い出すのが・・・・
「カプリコン1」。(1977年作品)
当時、面白くないと、名乗りを上げたお客さんが2,3人いて、「嘘発見器」を使って調べて・・・・。
というのが当時、話題になりました。
確か、配給は、同じ東宝東和。

                  
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予告編では・・・・・
「一人の少女が、復讐を誓った」?
戦争映画で、復讐、恨みを晴らす映画って・・・・
私が思い出したのが、「追想」
第二次世界大戦末期、ナチ親衛隊に最愛の妻と娘を虐殺された医師の凄まじい復讐劇で・・・
ロミー・シュナイダーとフィリップ・ノワレが主演のフランス映画。(1975年作品)

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解説では・・・・・
「ブラピが演じるアルド・レイン中尉率いる連合軍の極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」が、ヒトラー暗殺を企て映画館に潜入……。」
ナチス高官暗殺で、思い出したのが・・・・
第二次世界大戦中の1942年、連合軍がチェコスロヴァキアで実際に実行した、ナチス高官であり、ボヘミア・モラヴィア副総督であったラインハルト・ハイドリヒを暗殺した「エンスラポイド作戦」を、ほぼ史実に基づき映画化した「暁の七人」。(1975年作品)

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  タランティーノ、世代が近いのか、1970年代中旬、子供(中学生位)の頃の観た映画の断片のモザイクを楽しめそうですね。タランティーノが、なぜ第二次世界大戦の映画をと思いましたが・・・・70年代の戦争映画、ベースにあるのでしょうね。(*⌒∇⌒*)

 「お母さん、来週映画館に一緒に行く?」

 「私は、先に 『THIS IS IT』 観たいわ」

 「・・・・・・・・・・・・」

  いこかもどろか、究極の選択です。