ボルボ240 時々エンジン吹けない! | 一休の整備記録簿

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日々の自動車メンテナンス記録

ご無沙汰してました。真夏の投稿依頼、既に冬、

バタバタしていてと言うのは言い訳です。

しかしこの期間、様々な体験をさせてもらいました。

 

きっかけがなければ一生行くことがないアメリカ!!

この円安の時代によくもと思われるかもしれないけど、

歳を増すごとに物欲から記憶、物は働いて買えるが経験値と

思い出は買うことができない。

 

行ってきた感想は一言では語れないが、住むのは日本がイイ!

整備士するなら絶対アメリカ!排ガス規制をクリヤすれば自由な仕事ができる。

アメリカ放浪記はフリークさんのブログ覗いてみて下さい。

 

ボルボ240 1993年 E-AB230W 古い個体だが超程度が良い。

暑い時期、しばらく走行すると吹けなくなる。(時々)

購入したばかりでお客様と、販売店からのSOS!

点火系とフューエルポンプは交換済みとのこと。

警告灯点滅でのDTCは異状なし。

なかなか現象確認ができないが試運転を重ねた結果、なるほど

吹けない、アクセルべたで40キロ以上でない。

工場に入れてアイドリング、空ぶかしでは症状の確認は不可、

 

フィーリングとして燃料系のような気がするので燃圧計を取付け

しばらくアイドリングで放置、その結果!

 

 

しかし燃料ポンプは交換済みとのこと。

そうなるとどこかで燃料リークか詰まり、又は駆動電圧の低下か?

このタイプ、燃料タンク内に吸い上げ用と外部吐出用の2個ポンプを

使用している。しかし燃料ポンプは2個とも交換済みとのこと。

簡易的に点検しやすい外部ポンプの電流点検を行う。

 

異状が発生しない時は↓

 

 

異常時↓

 

 

その時の燃料ポンプの温度は、なんと!

 

 

燃料ポンプの温度なんて知りえないがけっこうな熱さ!

確かに新品らしいがこれでは・・・。

冷えれば抵抗値も同じ、新品の吐出用燃料ポンプ1個を交換して

作業は完了した。症状の再現性に時間を費やしてしまったが、

結果オーライでないのでスッキリする。

 

 

追伸、

燃圧の低下から燃料ポンプ2個交換?、1個はインタンクなので

費用はだいぶプラスとなる。保険ということで念のため2個交換する?

カスタマーハラスメントが嫌な気持ちは解るが、そこは結果と説明で、

ググったらトラブル多いので交換してみました説明も今後はありかも

知れないが、プロの末であって、自称なんちゃってプロが多すぎる。

小言・・・。