ハイエース TRH2## いろいろな怪奇現象! | 一休の整備記録簿

一休の整備記録簿

日々の自動車メンテナンス記録

お疲れ様です。
200系のハイエース、今も人気が衰えずか過走行で修理依頼も多い。

このハイエース、時々だがいろいろな症状が出るとのこと。

弊社に入庫履歴がなくたらい回しの予感!?

時々エンスト、時々始動しない、ATシフトインジケーターが変?

夜中にヘッドライトが点灯している等々。

 

トラブルコードDTCも様々で全く無いときもある。

こんな場合はあそこの点検、案の定ビンゴ!

雪国では定番だがいろいろな症状又は症状の確認ができない等

現象も様々でドツボも多い。

 

 

雨漏れから左足元ジャンクションブロック内水侵入、緑錆も発生、

乾燥すれば異状なく、雨が降った後にいろいろなトラブルが発生

することが多い。

 

 

最悪、単品で部品供給はなくインパネ~エンジン回りのハーネス

ASSY交換となる。

 

まずは雨漏れから点検してゆくが意外と強敵で時間がかかる。

ルーフに水をかけても車内になかなか侵入してこない。

結果、車を左下がりに駐車すると雨の進入することが判明、

雨の侵入部位をシリーングして完了!

 

やっと、これからが本番!

ジャンクションブロック及びカプラーの清掃を行う。

最近の端子は細いので注意が必要。

思っていた以上に目視で綺麗になって自己満。ところが・・、

エンジンが始動しない(汗)

 

 

その時のの故障コードは、B2799 イモビ通信異状。

まさかのトランスポンダキーコンピューター異状か?

取付け場所も雨漏れのところに近い、

ファイネス等にはセキュリティーの関係で記載がないが、

ほぼあそこ(汗)最悪ダッシュ下ろし?

基本に戻り、とりあえずトランスポンダキーコンピューター

の電源回路を点検する。

良かった!電源異状だ。配線図から追ってゆくと清掃した

ジャンクションブロックに行きついた。

綺麗になったカプラーや端子を100金老眼鏡1.5で目を凝らす。

原因判明!まさかの1ピン端子が腐食から無くなっている。

ヤバ、この状態はハーネスASSY交換(大汗)

 

 

考えた結果、端子を同じ太さまで削りカプラーに差し込んで

やったら、おっ 完璧じゃん!

 

次にカプラー抜くとどうなるか?

完全完治といいながら、このジャンクションブロックは二度と

外したくない(笑)