突然の飛び込みのお客様 | 一休の整備記録簿

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日々の自動車メンテナンス記録

一見さん?飛込みのお客様を軽視すると・・・、
最近の事例、
 
その1、
H車のJB2エンジンが振れる、力がない、走行12万㌔。
ナンバープレートは地元ではないが嫁にきて地元在住らしい。
突然の不調でDRさんに飛込み点検、結果が?
エンジンがダメと言われ概算20万超えの見積もりを持参。
症状を見ると定番、2番シリンダーがお亡くなりのような感じ、
念のためバルクリ見たら異常なし?iJの作動音も良好!
で、結果は2番IGコイルの不良だった。
DRさんの言うとおりの不具合も将来的には可能性ありとお伝えして、
とりあえず中古のIGコイルで完治、日帰りで帰宅。
数週間後、車検入庫から新車が決定 <(_ _)>
 
その2、
/C入れると異音がするとのことで、被災地から引越してきたお客様、
N社のセ〇ナ、ナンバーも他県ナンバー。ベルトの滑り音??
DR入庫でA/Cコンプレッサー交換必要とのこと、見積もり8万円也、
ほぼ間違いないでしょうねと、TELで言ったものの来社いただき点検、
なるほどA/Cスイッチ入れるとキュルキュキュー“
ベルトの鳴きかオートテテンショナーのヘタリと思いきや?違うみたい?
電気負荷かけると音が大きくなる。高回転では気にならない?
そして原因は・・・オルタネーター。
今年末の車検のご予約いただき <(_ _)>
 
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その3、
エアコンきかないB〇WのE39、週末は地元マンションにこられる。
普段はお江戸に在住、ナンバーは地元の田舎ナンバー。
お江戸の正規DRにて見てもらおうとしたが、過去の整備歴が解らないので
点検のしようがありません?と、言われたらしい?つまり拒否られたか?
お客様も面倒くさくなったと、厚い中A/Cなしで田舎まで来ていただいた。
早速点検、結果ブロアモーターが回らない。
定番のファイナルステージ(ブロアーレジスター)かと思いながらも、
これが原因ならDRは即答では?しかしいつもの悪い癖で先入観はイカン!
で、点検開始。
 
A/CECUからのブロアー信号はOK、そして、 
ブロアーモーターのアース側がファイナルステージに落ちない。ほぼ確定!
念のためカプラーを 外し端子NO5・NO1に電圧を加えるとブロアは回る。
外車のわりに取付けヶ所も点検方法も簡単、やはりこのDRさんも一元さんはお断りなのか?
E39もだいぶ乗ったので、お客様も車検切れと共に入替えを考えているとのこと。
今度は雪国専用の車にしたいがFJク〇ーザーか,BM〇のX、どちらがいいかと尋ねられたので、即答”FJクルーザーですかねと。
来週カタログ用意してと言われ、早速FJ・・・の勉強中(笑)
 
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今回は技術的なスキルの問題ではなく、飛込みi一見客ということで軽視し適当に
あしらった結末からお零れが頂戴できた案件のような気がする。、
大手囲み込みの作戦の中、お客様に接するのは企業ではなく個々の人間であり
この人間の対応しだいでザルからこぼれ落ちるのも無数にある。
たしかに、忙しく暑いさなか突然の来社“、適当にあしらいたくなる気持ちもわかる。
 
おらのポリシーとして「来るもの拒まず去るもの追わず」全てのお客様に対し、
等しいサービスを等しい価格でと、常に思う今日この頃なのだが?
実際にお客様がどう感じているかは・・・? である(汗)