外は大雪警報発令中!
難解なトラブル発生
ス〇ージア NM35 15年6月 4WD 走行約75000Km
T/M RE5R05A 5速AT
時々、始動不良(セル回らず)
<問診の結果>
症状が出たのは昨年の9月末。
高速のPで数時間休憩後、突然発生。
時々から、寒いと毎日発生するようになる。
暖気時は発生しにくい。
頻度としては放置すると発生する。
特には朝と晩、2~3時間放置でも時々発生。
一旦始動すれば放置しない限り症状は発生しない。
・正常時・・・IG/ONでAT警告灯が2秒間点灯後、消灯。
・不具合時・・・IG/ONでAT警告灯が2秒間点灯後一瞬消灯し点灯“。
ここからが難解?
IG/ONからスタート×、始動しない時はIG/OFF→ONで復帰、始動可能。
(2~3回ON,OFF必要な場合あり)
さらに昨年10月から11月中旬までニッ〇ンDRで1ヶ月間入庫で点検。
ATC/U不良との事で修理はしていない、ナゼ?
お客様曰く車両の入替えを強くすすめられるよになったから嫌”との事。
そんなこんなで昨年の暮に当社営業君の知り合いで入庫。
うちのベテラン君「ATC/Uに間違いなし!」ってDRから言われた先入観では?
インヒビの可能性はないのかと、おらも点検してみた。
インヒビはAT内部の油中タイプで交換の場合はAT ASSYで交換必要(汗)
インヒビ交換=ATミッション交換=きっと治さないだろうとの事。
結果、おらもATC/Uに決定 !(^^)! えっ、もう注文済“こらまた失礼(笑)
部品欠品で待つこと1ヶ月、ようやく入荷でベテラン君が交換した。
・・・実はDRさんも注文済みだったりして?
結果、、、、、完治せず!!一休もAT C/Uって言てたじゃん(W汗)
おらの責任かぁ~。(^_^;)
「キャリブレーション必要なんだよ、きっと!」 ← ECU交換は不要
「ダイアグ消去後、1回バッテリ外してみ、たぶん?」 ← 変化なし
が~~~ん !!
ここでいつもなら燃えるはずのテンションが、夜の工場は氷点下、
暴風雪でシャッターが暴れ雪が横に降っている。
帰ってからの除雪、雪堀を考えると単なる悪夢でしかなかった。
現在の状況からニッ〇ンDRが言うように入替えを進めればよかった(笑)
しょうがなく夜な夜な点検開始・・・。
セル回らない原因はこれ↓
※AT C/Uの48番端子に不始動時、電源電圧が発生しない。
※セルモーターリレー作動しない
AT C/U48番端子
・正常時
IG/ON P/Nレンジで10.8V その他レンジで0V
・不始動時
0V IPDM側の短絡か?でもそれもなさそうだ。
切分けてAT C/U 側7.6V約 下流で110Ωリレーコイル抵抗あり。
48番端子の7.6V 0A?何かの回り込みと思われる。
ダイアグ結果はこれ↓
さらに不始動時
スタート信号 良好(不始動時のデーターモニターから)
P/Nセレクト位置 良好(不始動字のデーターモニターから)
CANライン、オートアクティブテスト 良好
インヒビ出力(SW3)が 7.6V?原因はこれか?(整備書は電源電圧)
始動時はP/N(SW1)しか見てないのでは?そんな単純ではないのか?
そして38番端子(SW3)を切り分けてみた、インヒビ側11.8V ガ~~ン?
インヒビは正常・・・、
インヒビ38,47番端子のSW3とECUの48番端子が同じなのが気になる?
フェイルセーフモードでも作動しているのか??
ここでタイムアップ!お客様も早く車を使いたいらしく
IG/OFFで復帰するため一旦納車することになった。
こんなことでは、へこたれないぜ!^_^;
誰かぁ~~、助けてぇ~~!!
つづけたくない・・・。