(写真:フォトAC)
今日は母の一周忌の法要です。
もう一年かという気もしますし、まだ一年かという気もします。
富山の製薬会社キョクトウに一時業務停止命令が出ました。
キョクトウの正露丸と言えば、本家大幸製薬(ラッパのマーク)に
10年ほど前にパッケージデザインが酷似していると訴えられた会社。
あのときは、大幸製薬が敗訴していました。
2022年に成分が申請内容と異なることが判明して、
製品回収があったわけですが、
その後に虚偽の試験検査記録を作って出荷していたとか。
試験検査の虚偽記載ってあとを絶たないです。
「このくらい問題ないよ」
「今までも問題なかったから」
という雰囲気が担当部署に生まれてしまうのかな。
試験が通らないときの損害の大きさを考えると甘くなるのか。
知り合いの出版社経験者が言ってました。
万が一製本後にミスが見つかったら全部廃棄。
再印刷の費用は全部出版社が持つわけです。
だから必死で製本前にミスをチェックする。
(「舟を編む」みたい!)
出版物と違って、車や薬の精度を消費者は完成品から知ることができないです。
大丈夫だと言われればそれを信じるしかない。
試験検査が重要であるのはもちろん、
製品にする前に完璧を目指していただかないと困ります。