どうもこんばんは、一狐です
今回はフロントブレーキをアレコレ色々やったのでその話でも
VTRを購入後、思ったよりフロントのブレーキが良く効くと喜んだものの、90Km/h以上で異常振動を起こす
・多分違うだろうと思いつつも、前のZCOOパッドが残っていたので試しに装着、
振動治らず
・パッド交換したらブレーキが引きずる様になってしまったため、キャリパー交換
・CB400SFキャリパー+ゲイルマスター装着、振動治ったのでキャリパーが原因と判断
・その後ゆっくり停まろうとすると、ブレーキレバーを押し戻す手応えがあり、
ディスクの歪みが発覚
前オーナーがディスク歪んだまま使い続けたせいでキャリパも駄目になった事が判明
・ブレンボセリエオロのディスク、パッド新品交換
という流れ
ZCOO無印のパッド

初期制動がまぁまぁ強めで握っていってもコントロール性良好と、鋳鉄ディスクを使った時の良さに近い印象を受けます
以前のVTRでこのパッドを入れても良い印象が無かったのは、ディスクがガタガタになっていたせいなんだなと
純正マスターとキャリパーのオーバーホール、ディスクを新品に交換、シンタード系パッド装着でほとんどの人がこれ以上はいいかなと思えるのではないでしょうか
バイク屋に頼むとフロントだけで10万コースのため気軽にできる金額では無いですが…
純正キャリパーが引きずりを起こしたので、CB400SFのキャリパーへ交換します


きったねーキャリパーも超音波洗浄機にかけてシール変えてオーバーホール
ゲイルマスター×CB400SFキャリパ×メタリカパッド×純正ディスク

φ17.5マスター×キャリパピストン径φ30+φ32でゲイルの言うトータルレシオで100の状態
握ってもすっごい滑る感じで効きが悪い
力いっぱい握れば使えない事はないけれど、純正マスター&キャリパの方がよっぽどマシだった
レシオを中間位辺りまで持っていけばマシになるけど、レバーをかなり奥まで握る必要があるのでなんかラグい
とにかく握って握って握りまくれ!な頭の悪いブレーキに
異常振動は消えたけれど、ディスク歪んでてダメと分かったのでディスクとパッドも交換
ゲイルマスター×CB400SFキャリパ×メタリカ Spec03×ブレンボセリエオロ


今回の仕様です
ディスク新品にしたので合わせてパッドも新品
当たりも付いていない状態から強烈な効き具合
山道100Kmほど走ってある程度慣らしたら、もっと強烈になった
強烈すぎて公道では無理
初期制動が超強力で、レバーを握った瞬間にカックンブレーキ
濡れたマンホールやトンネル内で急ブレーキ掛けた瞬間ロックするのが容易に想像できる
レシオを一番固めにしてもダメだった
握って握りまくりの頭の悪いブレーキから、超ソフトタッチじゃないとロックしそうな頭の悪いブレーキへと変貌しました
マスターシリンダー,ディスク,キャリパー,パッド,車両重量,全ての要因で効き方が違ってくるのでブレーキカスタムは難しい
ちなみに効き具合の印象としては
メタリカ03>ジクー>ゴールデンパッドχ>ハイパーシンタード>メタリカ
個人の感想です
残念ながら今回の仕様は失敗です
ここから1つ変えて改善しようとすると案としては3つ
・パッドをゴールデンパッドχかジクーに変更
・マスターシリンダーをゲイルVRC φ19×18-16に(トータルレシオ83-93)
・キャリパーをCB1300等のφ30×φ30に変更(トータルレシオ103-91)
マスターのゲイルVRCはブレンボと比べ初期の遊びが少ないので、ABS無しの車両ではパッドは初期制動が弱めの方が相性が良い気がします
なのでトータルレシオを下げて対応できるかは不明
ピストン径φ30+φ30はレシオ的に下がっていますが、いい方向に行くかはこれも不明
採用されている車種が重量級のため、VTRに合うか分かりません
車両重量260Kg越えのCB1300、342KgのGoldWingワルキューレF6C
そんなCB1300も2019移行はマスターそのままφ30+φ32に変更されていたりもします
一番良い組み合わせを選んだはずが、扱い辛い結果となってしまいました
なのでゲイルマスターはここで一旦諦めて、以前VTRで使用していたブレンボ再登板としましょう