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ぺんぎんの散歩道-flat

絵本や小説のこと、ぺんぎんの日々の想いや撮った写真など、
ぺんぎんの散歩道ブログです。



植物図鑑
有川 浩(角川書店)



有川浩さんに、またしてもやられました~(^-^)



『植物図鑑』というタイトルはいかがなものかと思い、

ストーリーも想像がつかず読み始めたのですが、

きっちりハピーエンドで読了。

なかなか良かったです(*'-^*)



散歩をしながら見つけた野草などで美味しい料理をつくるところが

二人の恋を自然なものにしてくれているし、

素直に展開していくストーリーも単調のようで、

なぜか微笑ましく思えるところが有川さんらしさなのかも。



あり得ないようで、すぐそこにありそうなお話です。

現実から少し逃避して胸キュンな読書タイムになりました。





約束
村山 由佳 /作 はまの ゆか/絵



子どもたちが、今よりもっとイキイキと目を輝かせていた頃のこと。



少年が友達と約束したことを大人になって果たそうとする

ちょっとせつないストーリ-。



本気で『タイムマシンがあれば…』と思うようなつらい出来事が

容赦なく子どもたちにも降りそそぐことってあります。



『タイムマシンを持たない僕らに許されるのは、

過去の上に今を、今の上に未来を積み重ねていくという

地道な方法だけだ。後戻りはできない。

でも、過去をくり返し見つめ直すことで、

未来を変えていくことならたぶん、できる』



という言葉を忘れないでいたい…



はまのゆかさんのイラスト、いいですね。

心にグッときました・・・




夜をゆく飛行機
角田光代(中央公論新社)



商店街でちょっと古ぼけた酒屋を営む谷島家。

四姉妹の末っ子『里々子』が語り手で、家族の日常と想い出を描く。



家族って、一緒に暮らしていても、それぞれに感じ方も想いも違う。

18歳の里々子自身が、自分を受け止められないでいるけれど、

でも、自分なりの精一杯さで毎日を送っている。



何気ない日常が、実はとっても大切で、

家族でもお互いの個性を認め合うことが必要なんじゃないかなぁ。

ゆったりとした空気感を感じられる作品でした。



バタバタして落ち着かない時間を過ごしている人に

少し時間をとって読んでみてほしい・・・




はっぱのおうち
林明子(福音館書店)


子どもの心模様を等身大で感じられる絵本です。

主人公「さち」の表情がいいんですよね。

林明子さんの絵にはいつも癒されます。



遊んでいると雨が降ってきて、

木の茂みにかくれて雨やどりをします。

そこには、カマキリや蝶、アリなどがやってきて

みんなと一緒に雨がやむのを待ちます。




ストーリーはどこにでもありそうですが、

大人は、きっと自分の小さい頃を思い出し、

子どもたちは、はっぱのおうちに想像をめぐらす

そんなほのぼのとした一冊です。



梅雨の季節のこの時季に子どもと一緒に読みたい絵本♪


  「めぐりあい」 

                
  人と人がつながると
  小さなしあわせが
  大きな感動にかわる


  めぐりあいの不思議


  縁が縁をひきよせると
  小さなねがいが
  大きな夢にかわる


  めぐりあいの恩恵


  そういう経験を
  つめばつむほど


  “めぐりあえて
  ほんとうによかった”

  そういわれる自分にならなければ
  とつくづく思う



◎出典:『こころの贅沢、みつけよう』
宇佐美百合子(幻冬舎)

宇佐美さんの言葉はとても優しい。

 

気持ちがとってもほっこりする本です。