東京ワンダーレストラン    -8ページ目

銀座 『まつじん 銀座店 (松尾ジンギスカン)』

【料理】★★★★  雰囲気】★★★☆ 【料金】★★★☆  サービス★★★




〝ジンギスカン〝と言えば、有名な北海道の郷土料理ですよね。

ジビエ好きの自分は、札幌に旅行に行った際、本場のジンギスカン料理を

何軒か食べましたが、元祖でありながら未だ訪れた事の無かった本命中の本命

『松尾ジンギスカン』が東京進出を果たしたとの事で、早速食べに行きました。

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東京初進出の地は、なんと〝日本一の美食の街〝銀座!!


銀座チアーズビル2階にもともと入っていたのは、あのChanko ダイニング・若〝。

消費者の思考が変わりやすい飲食業界では栄枯盛衰が激しく、特に銀座で長く

営業していくのは結構大変でしょう。


ジンギスカン料理で銀座に進出するとは、結構チャレンジングだとは思いますが、

そこはジンギスカン料理の本命として、北海道でも長い歴史のある同店の魅力を

多くの人に知ってもらうためには、絶好の場所と言ってもいいのでは。。

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11/3にオープンしたばかりの店内は、とても綺麗で、ここがジンギスカン料理の

お店とは思えない程、とてもスタイリッシュな内装となっていました。

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松尾ジンギスカンが特許をとっているという、南部鉄の老舗「岩鋳」製の特製鉄鍋。

中央にさりげなく〝松〝のロゴマーク入りです。

さりげない主張がチョッと可愛いですね!!


kの鉄鍋、火の通りを巧みに調整しながら、お好みの焼き加減を楽しめる事から、

より一層美味しいジンギスカンを味わう事が出来ます。

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『ラムリブロース ランチセット』

この日はランチで訪れましたが、ラムリブロースと特上ラムジンギスカンをセットで

楽しめる事ができる〝ラムリブロース スペシャルセット〝をオーダー。

〝ラムリブソース〝は羊一頭から僅か700g相当しかとることが出来ないという、

ラム肩ロースを秘伝のタレに漬け込んでつくられる特選品。

特選鉄鍋で焼くと、余分な油分が落ち、秘伝のタレと肉の旨みが、もやし等の

各種野菜とうまく混じり合って、最高の味へと変化します。

セットに付いている生卵と絡めると、すき焼き風にして食する事ができ、濃厚な卵の

風味も加わって、味の変化を楽しむ事が出来ますよ!!

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『特上ラムジンギスカン丼セット』

限定15食の特上ラムジンギスカン丼セット。

人参やピーマン、玉葱等を炒めた物に、特上ラムを焼きあげたものを加えた一品。

この味付けが実にいい!!

特製ソースで味付けされた特上ラムは、程良い食感があり、噛む進める毎に、

ラムの濃厚な旨みが口中に広がっていきます。

これ、ラムの苦手な方にもお勧めですよ!!



〝低カロリー高タンパクで鉄分が豊富〝な羊肉は、健康食として有名ですが、



--shop data--



店名:『まつじん 銀座店 (松尾ジンギスカン)』

所在:東京都中央区銀座5丁目9-5 チアーズ銀座2F

電話: 03-3572-2989

営業時間:11:00~15:00(ランチ)、17:00~23:30 

定休日:年中無休(年末年始は除く)


松尾ジンギスカン まつじん 銀座店ジンギスカン / 東銀座駅銀座駅銀座一丁目駅
昼総合点★★★★ 4.0



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≪最後に≫


独特の香りがある為に、苦手な方も多いのでは・・・

通常はその匂いを抑える為に多くのニンニクを使ってソースを作りますが、

松尾ジンギスカンは全くニンニクを使わず、多くの果汁と数十種類の調味料で

秘伝のタレを作り上げているとのことで、奥深い風味を楽しむ事ができました。


北海道まで行かないと楽しむ事が出来なかった『松尾ジンギスカン』。

ジンギスカン料理と言えば、東京では中目黒にある『くろひつじ』が有名ですが、

元祖ジンギスカンと言っても過言ではない『まつじん(松尾ジンギスカン)』に

是非一度訪れてみては如何ですか!!


恵比寿 『えびすの安兵衛』

味        ★★★

雰囲気    ★★☆

料金      ★★☆

サービス   ★☆



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とうとうこの日が来ました。

数年前仕事で訪れていた〝土佐・高知〝で、ほぼ毎日食べ、2,000個は食べた

大好物!!『安兵衛』の餃子。

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その『安兵衛』が、その美味しさを引っ提げて東京に進出してきました!!

場所は、若者の街で数々の有名飲食店がしのぎを削る、恵比寿。


高知時代、〝安兵衛〝餃子を食べ続けた後輩が、この日高知からわざわざ

やって来た為、早速訪れました。

(開店日は日でしたが、アップが遅くなっちゃいました・・・・・・)

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店内の雰囲気は高知にあるお店に似ています。

この昭和の雰囲気が、毎日訪れても飽きないんですよねぇ~!!

久々に〝土佐・高知モード〝でお酒が楽しむ事が出来ました。

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取り敢えず、焼き餃子を6人前オーダー!!

もりろん自分用にシッカリ2人前オーダーしました。


定番の名物飯〝かつお飯〝や〝チャーシュー飯〝、そして高知郷土料理の珍味

〝酒等〝もメニューにありました。

高知店には無い〝おでん〝何てのもメニューにありました。

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『かつお飯』

茹であげたシラスと、薄く削った鰹節をのせた、とっても大胆な一品。

土佐・高知は鰹の消費量が日本一。

鰹の一本釣り漁が盛んで、良質な鰹から作った鰹節は最高の味。


適量の醤油をかけて、箸でかき混ぜながら口の中に掻き込むと、とにかく旨い!!



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『酒盗』

鰹の内臓を塩辛にした、土佐・高知の名物郷土料理であり、私の大好物!!

〝盗まれるように酒がなくなっていく〝と言われ、とにかく日本酒と良く合います。

東京でも食べれるお店は他にもありますが、『安兵衛』の酒盗は本場の味に近く、

噛みしめる毎に鰹の香りと、丁度いい塩の辛みが、どんな日本酒とも良く合います。

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『チャーシュー飯』

柔らかく煮られた豚バラ肉を適量の厚さにスライスしたものを、熱々のご飯にのせ、

白髪ねぎと共にいただく一品。

この肉がまた柔らかくて、甘辛い味が食欲をそそって、どんどん食べれちゃいます。

名物の餃子との相性も抜群です。

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『焼き餃子』

これが久々の再会となった『安兵衛』の焼き餃子。

〝焼く〝というよりは〝揚げる〝感じで、皮は薄く、カリッカリに仕上がっています。

一口食べた時の〝パリッ〝っていう食感が、とにかく癖になります。

餡は野菜中心で作られていて、程良くニンニクが効いて、日本酒やビール等の

アルコール類との相性が抜群!!

最近、皮がもちもちした、餡の量も多い餃子が人気がありますが、お酒と楽しむには

一口サイズの餃子がヤッパリ合います。


一応テーブルには餃子のタレが置いてありますが、何も付けずにそのまま食べる

のがお勧めですよ!!




--shop data--


店名:『えびすの安兵衛』

所在:東京都渋谷区恵比寿4-9-15

電話: 03-3445-3008

営業時間:17:30~27:00 

定休日:不定休



≪最後に≫

無類の餃子好きの私ですが、これまで食べた餃子の中でもBEST3に入る餃子。

あの餃子の皮のパリパリ感と餡の絶妙な味が癖になります。

高知まで行かないと食べれなかった『安兵衛』の餃子ですが、東京で食べれる

ようになったのは、とにかく喜ばしい事!!

これでまた通い詰めそうです・・・・・。。


〝ニンニクあり〝と〝ニンニクなし〝が選択できてTPOに合わせて楽しめます。

高知のお店らしく、朝3:00まで営業しているので、チョッと餃子が食べたい時に

是非訪れてみては如何ですか。。

八王子 『蕎麦 坐望』

味        ★★☆

雰囲気    ★★

料金      ★☆

サービス   ★☆



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蕎麦の名店が多い東京・多摩地区。

その中でも蕎麦通から支持が高いのが、八王子にある『坐望』です。
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八王子駅から少し歩いた、静かな住宅地の一角にお店はあります。

外観は、太い欅で作られ、漆黒の色調でまとめられていて、とっても趣がありました。

入口の扉が障子なとろこがとっても面白いですね。

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『坐望』とは仏の言葉で〝
静座して現前の世界を忘れ、雑念を除く〝こと。

店主の〝坐望〝の思いの基に作られたこだわりの内装は、どこか落ち着きがあり、

蕎麦の〝本質〝を楽しむのに、良い空間に仕上がっていました。

白木のテーブルもとっても趣があります。

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そんな〝丹精〝込めて作られる蕎麦を楽しむ為に、『かけ蕎麦』をオーダー。

そして、お店お勧めと言う『けし切り二色蕎麦』も一緒にオーダーしました。

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『かけ蕎麦』

シンプルですが、ダシが良く効いた、濃いめの汁が軽いインパクトを与えています。

蕎麦の香りが仄かに残った、細キリの蕎麦との相性が抜群!!

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『半けし』

とにかく見た目に美しい半透明の蕎麦で、芥子の実がハッキリと判る仕上がり。

シッカリとした味わいのタレをつけて食べると、口の中に広がる芥子の香りと、

絶妙に調和して、最後まで至福の余韻を漂わせてくれました。

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『半せいろ』

次に運ばれてきたのが、せいろ蕎麦。

そば粉と水だけで打たれた十割蕎麦との事ですが、9割蕎麦の様な食感と香り。

タレの味わいに負けない蕎麦の香りは印象深く、コシがシッカリとしていて、

最後まで満足いく味わいでした。

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『笹羹

食後に供されるサービスの甘味である笹羹。

蕎麦の香りを楽しんだ後に楽しむ甘味としては配慮された、シンプルな味わいで

とても美味しくいただきました。

訪れる者に対してのこういったチョッとした細やかなホスピタリティが人気店となる

理由なのでしょう。


--shop data--

店名:『蕎麦 坐望』

所在:東京都八王子市千人町3-14-11

電話: 0426-61-2945

営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00 

定休日:水曜日


≪最後に≫

蕎麦屋とは思えないホスピタリティは特筆すべきこと。

落ち着いた雰囲気の店内は、とても居心地が良く、主人が拘った蕎麦を楽しむには

最高の空間であり、〝坐望〝の教えの基、蕎麦道を進み続ける主人が作る蕎麦を、

是非一度楽しみに訪れてみては如何ですか。。

銀座 『かいか』

味        ★★☆

雰囲気    ★★

料金      ★★

サービス   ★★



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日本で広く世間一般に肉が食べられるようになった「文明開化」。

日本の食文化にも大きな変化を与えた「文明開化」から店名をとったと言う、

銀座・交旬ビルにある「かいか」は、最高級のA5ランクの中でも飛びぬけて上質な

「飛び牛」の鉄板焼きが楽しめる名店です。

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今月21日にオープンする羽田空港国際線ターミナルの〝江戸小路〝や、

京都の老舗料亭「和久傳」丸の内店を設計した世界が注目する、数寄屋造りの名工

京都「中村外二工務店」が設計したという店内は、鉄板焼きを楽しむには上質な

雰囲気を備えた最高のステージです。

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『本日の牛刺し三種盛り』

ミノ・サーロイン・ヒレの各お肉を、それぞれのお肉の特徴を生かした最高の

調理法でいただきます。

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新鮮なミノを梅肉でつくった酸味のある梅ソースで頂く一品。

コリコリとした食感であるミノを噛み進める毎に、梅ソースの酸味と合わさって、

爽快な味へと変化していく、とても印象深い一品でした。

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食べ頃まで寝かせた上質な生肉を塩昆布で頂く一品。

極限状態となった肉の旨みと、ほんのりとした塩気が優しい塩昆布との相性が

抜群の一品。

口の中に広がる肉の香りが、この肉の上質さを表していました。

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『旬の魚介のポワレと野菜のハーモニー』

高級魚〝ほうぼう〝を薄くスライスした切り身の皮目を丁寧に焼きあげた一品。

皮目をパリッと焼きあげながらも、身は丁度いいレア状態に仕上げられていて、

酸味の効いたソースとの相性が抜群でした。

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『フォアグラの鉄板焼き』

形のいい良質なフォアグラを鉄板で絶妙な焼き加減に仕上げた一品。

その旨さは説明するまでもなく、食べ進める毎に口中に広がるフォアグラの濃厚な

旨みと香りが、このフォアグラの良質さを表しています。

フォアグラ好きの私にはこの上ない幸せを感じる一品でした。

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『活伊勢海老の鉄板焼き』

和牛と並んで鉄板焼きの主役と言えばヤッパリ〝伊勢海老〝でしょう!!

築地から直送した新鮮場伊勢海老はとにかく格別。

伊勢海老の味噌をふんだんに使った濃厚なソースと共に、鉄板でフンワリと

蒸し焼きにされた身を食べると、秋の潮風を感じる事の出来る絶品の一品でした。


希望すれば残った伊勢海老の頭と甲羅を使って、後ほど御飯と一緒に供される

お味噌汁にしてくれるとの事で、お願いしました。

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『本日の珍味2種盛』

コリコリした食感が癖になるサメの軟骨と、山葵と和えた昆布の2種盛。

コラーゲン豊富なサメの軟骨はまさに珍味中の珍味。

淡白の味でワインにとっても良く合います。

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『本日のスープ』

秋の味覚薩、摩芋を使った、舌触りがとっても滑らかなスープ。

丁寧に濾す事で、薩摩芋の上品な甘みを楽しむ存分に楽しむ事が出来き、

ほんのり香る薩摩芋の風味が癖になる一品。

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『黒毛和牛タン野菜巻き』

一休素材の黒毛和牛の牛タンで旬菜を巻き、岩塩で楽しむ一品。

程よい弾力性がある牛タンを噛む毎に溢れ出てくる旨みと粗引きの岩塩が、

シャキシャキとした食感の旬菜を絶妙な柔らかさにしてくれる、シンプルでありながら、

とても完成度の高い一品でした。

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『三浦産直送フレッシュサラダ』

神奈川県三浦半島で収穫された野菜と江ノ島沖で採れたシラスをあわせた一品。

ここまでフォアグラや伊勢海老、牛タンなど、味の濃い料理が多かった為に、

シラスの淡白さと仄かに感じる野菜の苦味が、とてもいいアクセントとなりました。

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『お口直しのシャーベット』

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『お吸い物』

とても鮮やかな朱色お椀に、旬の銀杏の鮮やかな黄色と真っ白な白髪葱が、

料理の美しさを最高に曳き立てている一品。

とにかくやさしいお味のお吸い物に、心地よい安らぎを感じました。

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『黒毛和牛サーロイン』

A5ランクの極上の黒毛和牛のサーロインスをミーディアムで焼いてもらいました。

シッカリと熟成された旨みが凝縮した肉から溢れでてくる甘みのある最高の肉汁に、

一緒に添えられたガーリックチップがとっても良く合います。

唇で切れるほど柔らかい肉に、ただただ幸せを感じるだけでした。

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『お食事』

釜で炊きあげられ御飯と、伊勢海老のお味噌汁を最後にいただきました。

強い潮の香りの上品な味のお味噌汁が、食事の余韻をより高めてくれました。

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『スペシャルデザート』

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この日も最後はエスプレッソで〆ました。



--shop data--

店名:『銀座 かいか』

所在:東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル4F
電話: 03-5537-7061

営業時間:11:30~15:00(LO14:00)、17:00~23:00(LO22:00) 

       11:30~15:00(LO14:00)、15:00~21:00(LO20:00)

定休日:無休




≪最後に≫

シェフは「ロイヤルパークホテル」や「浅草・一頭や」で腕をふるった長谷川シェフ。

A5ランク以上の〝飛び牛〝や〝シャトーブリアン〝等の極上の肉を、熱伝導に

拘ったという30㎜の鉄板を使い、熟練の技で焼きあげてくれます。

京都「中村外二工務店」が仕上げた店内も必見。

料理に〝特筆〝すべき変化球的な料理はないものの、そこは流石は〝銀座〝。

番人から支持される、安定した鉄板焼きが楽しめます。


「最高の肉と職人の技を最高の空間でいただく」


是非一度訪れてみては。

鴨川 『手造りそば 打墨庵 加瀬』

味        ★★☆

雰囲気    ★★☆

料金      ★★☆

サービス   ★★☆



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やっと秋らしい涼しさが訪れてきた今日この頃。

お蕎麦屋さんの前には〝新蕎麦〝の文字が踊るようになり、蕎麦好きの自分としては、

今年の蕎麦の出来がとっても気になる季節になりました。


早速、以前から気になっていた、南房総・鴨川にある『打墨庵 加瀬』に、今年の新蕎麦を

楽しみに訪れました。

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房総・鴨川は、日本中から〝憧れの波〝に乗る為に多くのサーファーが訪れる、

まさにサーフィンのメッカですが、蕎麦の印象は殆どといってもいい程無い地域。

そんな〝蕎麦屋不毛地帯〝に2009年10月にオープンした店主は、あの蕎麦の名店

柏『竹やぶ』で6年半修業したという本格派!! 

どんな蕎麦で楽しませてくれるのか、自然と期待が高まります!!

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お店は、この地にあった築100年を超える古民家を、ユックリと6か月もの時間をかけて、

店主と奥さんが手造りで改築したとのこと。

特に、樹齢1500年を超える大きな欅の木をくり抜いて作られたアプローチは、

とっても存在感があります。

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飾り気の無い質素な雰囲気の店内ですが、白木の温もりが伝わって来ます。

目を惹くのが、中央にある巨大な杉の一枚板のテーブル。

店主の修業先の兄弟子より、開店祝いで貰ったもので、何でも製作された伊豆から、

船で鴨川まで運んできたんだとか。

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奥さんが作ったという手書きのメニュー。優しさが伝わってくるとっても温かいメニューです。

この日は、せいろ蕎麦と納豆蕎麦をオーダーしました。

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『せいろそば』

蕎麦は新潟から玄蕎麦を1年分仕入れて低温貯蔵し、使う前に殻むきしたのもを石臼で

挽いたそば粉で打った十割蕎麦。

とてもみずみずしく、喉越しが滑らかな蕎麦は〝必食〝。

タレは濃い目の少し辛め。一口飲むと、口の中にグッと鰹と醤油の旨みと香りが広がります。

口全体に訴えてくる、その存在感は


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『納豆蕎麦』

目を惹くのがこの器。

料理の魅力は、その味や色採りだけでなく、器も大切な要素の一つ。

この〝納豆蕎麦〝の完成度は、店主の〝こだわり〝と〝感性〝を感じれる一品でした。

細かく刻まれた納豆は、蕎麦の香りを邪魔せずに納豆の風味のみが残っていて、

その相性は絶妙!! 葱の香りと合わさって、とっても美味しくいただけました。

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『豆かん』

食後のデザートも完成度が高いのも『手造りそば 打墨庵 加瀬』の魅力の一つ。

北海道産の小豆はとても大きいですが、ジックリと炊かれる事で、口触りは柔らか。

〝ほっこり〝とした食感がとても癖になります。

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『水あずき』

甘さ控えめで驚く程みずみずしく、口通りが滑らかな〝水あずき〝。

食べ勧める毎にその素朴でありながらも完成された味に、次第に魅了されていきました。

今では訪れる際には必ずオーダーする、私のお気に入りの一品。




--shop data--

店名:『手造りそば 打墨庵 加瀬』

所在:千葉県鴨川市打墨2329-1
電話: 04-7093-5209

営業時間:11:30~18:00、夜は予約のみ(2人~)

定休日:木曜



≪最後に≫

これまで多くのお店を訪れましたが、自ら自然と〝多くの人に知って貰いたい〝っと

思うお店に〝感動の店〝出に会う事はごく稀ですが、久々にそんな思いにさせてくれる、

とっても素晴らしい〝『手造りそば 打墨庵 加瀬』〝。

店主の下向きな蕎麦造りだけでなく、店の雰囲気・居心地、奥さんの気さくさ。

どれをとっても〝素晴らしい!!〝の一言。


また、海が近い鴨川だけに、お勧めなのが『棒にしん』。

厳選された日本酒と共にいただくと、古民家の醸し出す〝ゆるり〝とした雰囲気に

酔いしれる事でしょう!!


千葉・鴨川に彗星のごとく現れた、『手造りそば 打墨庵 加瀬』。

この素晴らしい空間と蕎麦を味わいに、是非訪れてみては如何ですか!!