鏡開き✨(1月11日撮影)
中には小分けになった丸餅が✨
最近は便利になりました♪
鏡餅には歳神様が宿るので、
切ってはいけないとか、焼くと家が火事になるとかの
言い伝えがあるので、煮て、きな粉餅にしていただきました🙏
ちなみにこの鏡餅、宇賀神(とぐろを巻いた蛇)の姿がモチーフと言われています。
宇賀神とは、穀物神でお稲荷さんの宇迦之御魂神と同一神と言われており、
豊穣の神・水神で蛇(龍)の姿をしているそうです。
前置きが長くなりました…😅
こんにちは✨
いきいき村の神社オタク
ふみふみです。
今日は静岡県伊豆の国市にある荒木神社を簡単にご紹介します✨
荒木神社
〒410-2124 静岡県伊豆の国市原木90-1
ご祭神 天津日子根命
別名 茨城神社 あらきの明神、鞍掛明神
駐車場なし。
最寄駅 伊豆箱根鉄道 原木駅(ばらきえき)
元々はこの周辺が茨城郷だったらしく、
茨城神社と呼ばれ、
茨城→茨木→原木(ばらき)→荒木(あらき)に変化したと言われている。
ここに茨城郷があったのは、ご祭神の天津日子根命が
茨城国造などの氏族の祖というのも関係あるかも?
ぐにゃぐにゃ動いてる感じの雲☁️。龍さんかな🐉?
平治の乱の後、伊豆の蛭ヶ小島に流された源頼朝さんは
この神社によく参拝に来ていたようで、当時、社の前に
馬の鞍を掛けるのにちょうどいい木があり、
そこにいつも自分の馬の鞍を掛けていたとのこと。
別名の鞍掛明神とは頼朝さんが付けたとか。
ご祭神の天津日子根命は、
天照大御神と素戔嗚尊の誓約の際に、天照大御神のかづら(髪飾り)
に巻かれた玉を素戔嗚尊が噛み砕き、吹き出して生まれたとされる。
また、多度大社の主祭神でもあり、多度山にいる一つ目の龍と同一とされ、
多度権現とも言われる。
以前、箱根九頭龍神社で紹介した万巻上人(まんがんしょうにん)
は多度大社に神宮寺を建立していますが、
多度権現から「私は、長い時間を経て、重い罪となる悪い行いをし、
神道の報いを受けているので、願わくば今後は神の身を離れ、仏門に帰依したい」
との神託を受けたためと言われています👀
そこで多度権現は菩薩となったとのことです。
神さまも私たちと一緒で、自身を振り返り、救われたいという思いを持っていたんですね✨
当時、神仏習合がどんどん進んでいった背景にはこのような神さまからの
ご神託を万巻さんなどの僧が受けていたからというのもあるかもしれないですね✨
いつのまにか多度大社(権現)の説明になってしまいましたね、失礼しました…😅
以上、伊豆の国市の荒木神社でした✨