バタバタで始まったバンダンジュ(Stage 36 & 37 ème semaine) | 情熱ワインの造り手 やりたいことに生きる30代からの転身

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ワインとは関係のない企業で働いていた38歳が、 ワイン造りの夢をかなえるため、想い、人生の決断、 日々感じたことを通じた取り組みをお伝えしていきます。

ブルゴーニュもいよいよバンダンジュ(収穫)が始まりました。
 
サヴィニーレボーヌのバンダンジュの開始予定は
もともと8月25日でした。
もともと例年に比べて2、3週間早い予定ですが、バカンスが明けてドメーヌに行くと、
 
雨が少なく乾燥の影響が出始めているから
20日前後になるかもしれないよって。
さらに前倒しの予定。
 
それって
あと1週間ちょっとしかないじゃん!
全然心の準備もできてないのに。
(それはあまりどっちでもいいけど(笑))
 
 
それから、全ての畑に行ってサンプルを採取。
歩きながら恣意的に成らないように
ブドウを見ないようにして
ひと房から一粒づづ取っていきます。
 
 
分析結果は、
糖度が20~23度と十分です。
 
どれくらい甘いのかというと
同じブドウなら
シャインマスカットくらい(20度前後)
 
なのでとっても甘い!!はず。
 
なんですが、、、
実はそれほど甘さを感じません。
 
その理由は
酸味がかなりあるから。
 
ちょっと乱暴な例えですが
お酢くらいの酸っぱさ!!のはず。
 
なのに、
これまたそう感じないのは
甘さとのバランス。
 
 
堂々巡りですね(笑)
 
 
とにもかくにも
それから急いで収穫の準備をはじめて
ドタバタ、ドタバタ。
 
あぁ精神と時の部屋があれば!
 
なんて冗談言っているうちに 
今日でバンダンジュ3日目が
終わったところです。(早いなぁ)
 
2020年の収穫ですが
研修先のドメーヌは 
昨年に比べて収量は少し減っています。
 
今年は暑い日がつづき、収穫の前の週には
昼夜の寒暖差があまりなかったこともあり
果汁の段階ですが、酸がやや弱い印象です。
 
 
 
また明日も早いのでおやすみなさい!!
皆さまも良い週末を!
 











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