バンダンジュが終わって (Stage 38 & 39 ème semaine) | 情熱ワインの造り手 やりたいことに生きる30代からの転身

情熱ワインの造り手 やりたいことに生きる30代からの転身

ワインとは関係のない企業で働いていた38歳が、 ワイン造りの夢をかなえるため、想い、人生の決断、 日々感じたことを通じた取り組みをお伝えしていきます。

8月20日から始まったバンダンジュも8月末までの9日間で終わりました。
 
ホッと一息も束の間、
バンダンジュが終了したその夜は、「ポレ paulée」と呼ばれる祝賀会で
食べて、飲んでのお祭り騒ぎ。
 
今年はコロナの影響で、屋外での開催。
食事もビュッフェスタイルだったけど
盛り上がりは相変わらず。
80歳近い人もいるのに日をまわっても
だれも帰らない
終わらない(笑)
 

収穫の喜び
 
だけじゃない。。。
 
 
 
飲みたいんだ(笑)
 
フランス人はほんとに
集まっておしゃべりして飲むのが大好きだなぁと
心地よい疲れとともに記憶が薄れていきました。
 
 
そして
あれから3週間が経ち、
赤ワイン、白ワイン共に発酵はほぼ終了しています。
 
発酵中は毎日朝夕に、温度と比重を計測し
ピジャージュ、ルモンタージュ、デレスタージュを。
 
それが終わると
バンダンジュで使った機材の洗浄、片づけて
熟成用の樽を洗って
その合間に注文の発送準備と、
 
収穫が終わっても
なんだかんだでバタバタしています。
 
ではまた!!
 
ポレ paulée
無事に収穫が終わってみんなの気持ちが盛り上がる!!

バンダンジュが終わると、ドメーヌに戻るまで車にブドウの枝などをつけて、クラクションを鳴らして町中に、終わったことを告げる習慣があるそうです!!

ピジャージュ

ルモンタージュ

デレスタージュ

樽の準備!新樽はもちろん、旧樽は3年分くらいを使います。
保管中は割れないように、雑菌の繁殖を防ぐために亜硫酸を含んだ水をいっぱいにしています。
その水を出してから、内側と外側を洗浄してentonnage樽詰めを待ちます。

使った機材の洗浄。
研修先のドメーヌは衛生管理を重視しているので、強アルカリ溶液で仕上げの洗浄をしています。

---
W-0092-J