琥珀色の酔夢 | 粋に暮らそう。

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粋な男を目指したい!【粋 いき】[名・形動]

気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。そのさま。

 tonton1234さんのblog で芸術家の「クリスト・ヤヴァシェフ」を紹介されていて、彼の作品にパリのセーヌ河に架かる橋「ポン・ヌフ」を梱包したものがあると知りました。
ポン・ヌフ橋全体をシートで梱包したというのですから、すごいです!
発想も凄いけど、パリの街中でアートするバイタリティに感服。

tonton1234さんのblogでもコメントしちゃったんですが、僕が「ポン・ヌフ」と聴けばレオン・カラックス監督の「ポン・ヌフの恋人」!!
「ボーイ・ミーツ・ガール」「汚れた血」に続く三部作の完結編です。
レオン・カラックス監督作品は決して万人に受ける作品ではないですが、微妙な、そして針の先を進むようなギリギリの危うさで、奇跡的な美しさを保った作品です。
(あくまで僕の主観ですよ。ストーリー重視の人にはあまりお薦めできないかも)




タイトル:
ポンヌフの恋人〈無修正版〉





 帰ってから早速、取って置きの焼酎と「ポン・ヌフの恋人」を堪能。
今日の焼酎は、知り合いの酒屋さんが、自分で飲むために秘蔵していたものをお裾分けして頂いた焼酎です。
この焼酎はなんと「琥珀色」なんです。
何故、琥珀色になるかというと、蒸留した焼酎を樫樽やシェリー樽、コニャック樽に貯蔵するためです。
しかも17年もの!
焼酎の良さと、シェリーの甘い香りと味わい。
焼酎とウィスキーのシナジー。

もちろんロックで頂きます。

そしてもうひとつの”琥珀”・・・・「黄身の味噌漬け」
柔らかな味噌のベットに寝そべる琥珀色の黄金。
ねっとりとした味わいがお酒を呼びます。

あぁ、今日も飲み過ぎかも。





※すい‐む【酔夢】
酔って眠っている間に見る夢。また比喩的に、満足して安閑としている状態。







黄身の味噌漬け


++材料(2人分)++++++++++++++++++++++
卵(黄身を使用) : 4個
味噌(あれば田舎味噌) : 適量
みりん : 大さじ1~2杯程度
ペーパーシート or ガーゼ : 2枚

++作り方++++++++++++++++++++++
1、タッパにひき詰めれるだけの味噌を用意します。そこにみりんを大さじ1~2杯程度を加えよく練ります。(使用する味噌によって塩分と甘さが違いますのでお好みで)
2、タッパに1を底から1cmくらい平らに敷きます。その上にペーパータオルを敷きます。
3、ペーパータオルの上から卵黄分の窪みを作ります。
4、窪みに卵黄をそっと落とし、その上からガーゼを慎重にかぶせます。残りの味噌を全体が隠れるようにかぶせてフタをして冷蔵庫で寝かせます。
5、とろっとした状態を楽しみたいのなら1日。そうでない場合は2~3日寝かせると美味。
(からすみみたいに薄切りでどうぞ!)


※シンプルな料理なので卵や味噌は新鮮なものでどうぞ。
※生ものですから、手を良く洗い、タッパなどもよく洗いましょう。
※3日漬けたものでお茶漬けにしても美味ですよ。