前回の続きです。
痛みなく朝を迎えました✨
眠れなくて長い夜を過ごすことになるだろうと
覚悟していましたが そんな心配は皆無で
今までの睡眠不足を取り戻すかのように
眠ることができました。
微熱がありますが気分は悪くありません。
内視鏡手術をした右手も
サイレントマニピュレーションをした
左肩も痛くはありません。
昨夜も心配して体調を尋ねに来て下さった
麻酔科の先生、かなり遅い時間まで
ナースステーションで姿をお見かけしたのに
朝も、7時に様子を見に来て下さいました。
7時半過ぎに最後の抗生物質の点滴をして
やっと左手の甲から注射針を
抜いてもらえました。
温かいおしぼりをもらって片手で顔を
拭きました。
このおしぼりの温度が絶妙で
すっごく気持ちが良くて元気が出ました✨
8時に朝食。
食べられるかな?と心配しながら
座ると少しふらつきはありますが
食べようという気力も出てきました。
まだ、右手は三角巾で吊ったままなので
助手さんが
「左手だと食べづらいでしょう?
パンを一口大にカットしましょうか?」と
尋ねて下さいましたが
「ありがとうございます。大丈夫です!
私、左利きなんです。
パンはカブりつきます」
三角巾で吊った右手でパンを持って
左手でマーガリンをつけながら
かぶりつきました。
温めてくれている食パンが柔らかくて
美味しかったこと
一日ぶりの食事は、ペロリと完食しました。
自分で食器を下げてみようと片手で
お盆を持って歩いてみましたが
ふらついてるな〜〜
しばらくすると院長先生の回診があって
その前に右手の三角巾が外され
固定されていたシーネも外され
1週間後の診察まで この状態のようです。
↓ 手根管症候群とは
※ある病院のHPから引用させていただきました
私の右手は、正中神経の圧迫が酷くて
かなり手根管が狭まっていたそうです。
まだ、傷口は見ていませんが1センチほど?
傷口の痛みは全くありませんが
痺れは、まだ残っています。
長い間、痺れていたので痺れが取れるまでは
日ちにがかかるそうです。
物を握ると激痛が走り携帯を支えるのさえ
辛いです。
水仕事は、OKですが手をついたり
重い物を持つのは最低1ヶ月はNGです。
8時40分から術後初リハビリです。
サイレントマニピュレーションという
治療は、可動域が狭くなった腕を
麻酔を効かせて 無理矢理いろいろな
方向に動かし関節包を破いて
動く範囲を広げるのです。
本来は、部分麻酔で日帰りの治療なので
関節包が破れるバリバリという音が
聞こえるらしいのですが
私は、全身麻酔のついでにしてもらったので
音は聞いていません。
後に先生に音がしたのか尋ねると
結構、バリバリいっていたそうです。
マニピュレーションをする前は、
手を下げた状態から45度くらいしか
上がりませんでした。
洗濯物を干す時に手を上げる動作。
着替える動作。
斜め前、斜め後ろに ふいに手を
動かしてしまった時は、しばらく
「くぅーーー」と
声が出て涙が出そうになります
そ・れ・が
初リハビリで手が後もう少しで真上
…くらいまで上がるじゃないですか
真横に手を伸ばして自力で少しずつ
上に上げるのは プルプルしながらも
上がります。
前に伸ばした状態からも上がります✨
手を背中に回す事は出来ませんが
肩の付け根や肩甲骨周りをほぐしながら
動かすと少しずつ動く範囲が広がるのが
実感できます。
本当は、マニピュレーションをした後は
1週間連続でリハビリをするのが
良いらしいのですが予約が取れなくて
1週間に2回のリハビリの予約をして
それ以外は、家で自分でする
リハビリ方法を教えてもらいました。
20分間のリハビリの後、病室に戻って
着替えて退院の用意をして
同部屋の人達、看護師さん、助手さんに
挨拶をして受付で支払いをして
迎えに来てくれた主人と家に帰りました。
帰ってから着替えたり洗濯をしたり
しましたが やっぱり微熱のせいか
しんどくて その日はほぼソファで
横になっていました。
その翌日からは、少しずつ通常に近い
生活に戻りました。
以上で、私の一泊二日の入院での
右手の手根管症候群の内視鏡の手術、
左肩のサイレントマニピュレーションの
治療の記録を終わります。
その後の経過も時々報告します!
同じような症状の方の参考になれば
良いのですが…